第二章あらすじ&登場人物紹介
<あらすじ>
レーテと別れミルターナの西国、アルエスタへやってきたクリスたちは、草原で魔物に追いかけられていた猫族の少女、シーリンを救う。
そのままシーリンの成人の儀に同行することになり、成り行きで訪れた鉱山でホムンクルスを操る謎の男に襲われるが、間一髪危機を逃れる。
無事にシーリンの成人の儀を見届けたクリスたちは、テオの提案で更に西方の砂漠の中に存在する古代の遺跡「メスキア」を目指すこととなる。
途中に立ち寄ったオアシス都市で、ラファリスと言う吟遊詩人の青年と出会い、彼に押し切られメスキアまでの同行を許してしまう。
無事にメスキアにたどり着いたが、遺跡の中を見まわっている最中にクリス、ヴォルフ、リルカの三人は遺跡の仕掛けに巻き込まれ、不死者の徘徊する遺跡の閉ざされた地下部分に落下してしまう。
なんとか脱出しようと彷徨うクリスたちは、何故かラファリスを探しているらしいアコルドと名乗る謎の男に遭遇し、共に地上を目指すことになる。
地下遺跡の中心部でテオとラファリスと合流したクリスたちは、ラファリスの頼みで彼と共にその場の彷徨う不死者の浄化に成功するが、その途端やってきた謎の生物に追い立てられ地上へと逃げることになる。
何とか地上に脱出した一行に対し、ラファリスは「また会える」とだけ告げて去って行った。次に訪れた港町でリルカの記憶の手掛かりを発見したクリスたちは、次なる目的地「フリジア王国」を目指して船旅に着く。
<登場人物>
【シーリン】
クリスたちが草原で出会った猫族の少女。黒い猫耳と尻尾を持っている。
いつか猫族の故郷である別大陸に行ってみたいという夢を持っており、両親を説得する為に成人の儀に挑む。
【メーラ】
シーリンの友人のドワーフの少女。口調は悪いが、結構な臆病者である。
【ラファリス】
クリスたちがオアシス都市で出会った吟遊詩人の青年。女性に非常にモテるが、そのせいで多くの男性から恨みを買っている。
最初から閉ざされたメスキアの地下のことを知っていたり、楽器を奏でることで不死者を浄化することができるなど謎が多い。
【アコルド】
クリスたちが遺跡の地下都市で出会った男。黒髪に全身黒の衣服を纏っている。
とある理由でラファリスを探していた。




