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その13、眠られし才能

俺はあれから凛音の修練を受けていた。彼女は見た目とは裏腹に容赦せずに俺をしごいてた。

俺をしごくたびに生き生きとしているように見える。何度も言うが彼女はドSだ。逆らえばより厳しくなる。でも彼女はあれでも世話好きで俺を何度も助けてくれた。それくらいの代償は受けることにしよう。

だけどこんな地味なことをしていいのだろうか。早く覚醒したい。


来る日も来る日も凛音の剣術が続き三日が経ち赤覆狒々討伐まで日が近い。

凛音からは剣術の修練は、ひとまず置いといて今日からは術の修練を行う。だが、講師は凛音じゃない。雨水さんだ。凛音は依頼を受けながら赤覆狒々の調査を行う為に俺を指導すことが出来ない。

厳しい凛音より優しく指導してくれる雨水さんに受けてもらうのはうれしいがなんせ先日あんなことがあったんだ。お互い気まずい感じだ。


あの事とは無論先日雨水さんが俺と部屋で二人っきりにいて彼女に妖気を払ってもらったことだ。

その際に異様な妖気に当てられて彼女は可笑しくなっていた。それで服を脱ぎだして裸になって俺に密着して俺の童貞を奪おうとしたことだ。幸い霞さんに来てもらい事態は落ち着いたが、そのことを今思い出しても興奮してしまう。


俺はいつもの修練の場に行き彼女を待つ。そしてしばらくすると彼女が来た。


「焔君待った?」

「いいえ。今来たばかりです」

彼女が紫色の包みを持ちながらタッタッと走り修練の場に入る。どうやら結構の距離を走ったようで結構の量の汗がかいている。いかん汗だとどうしても先日のことを思い出してしまう。


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

お互いもじもじしながら沈黙が続く。会話をしようとしても照れて喋れない。


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


さらに沈黙が続くが先に喋ったのは・・・・・・・・・・

「あの、せ、先日は本当にごめんなさい」

先に謝ったのは雨水さんだった。彼女は頬を赤くなりながらも頭を深く下げお詫びした。


「私いろいろ焔君に失礼なことをしたよね。意識がなかったとはいえ申し訳なくて・・・・・」

「いえいいですよ・・・・俺もあの時強引に除妖を止めれたら良かったと深く反省します」

俺も後から彼女に頭を下げた。いかんな普通は男子が先に謝るのが先なのに。


「で、あの後どうだったのですか?」

「あの後それは曾祖母様に大目玉をくらっちゃいました」

雨水さんの顔が青ざめている。どうやら相当絞られたようだ。

「そりゃそうだろうね・・・・・・」

「後こうも言われてわ・・・・・・・̪こ、子作りを・・・・・・・す、するなら自分のい・・・・しで・・・・・・・・・」

「え?なんだって?」


こうも言われてたって何を言ったんだ?小言でぶつぶつと呟いて何を言っているのか聞き取れない。


「そ、そんなことより術の修練をしよう。私、これから準備するから少し待ってて」

「はい」


雨水さんは話を切り替えてこれから俺を鍛える為の準備をする。


「お待たせ。じゃあ始める前にこの世界の術式について教えるね」

そう言いながら雨水さんは術について語り始める。

「術っていうのは私たちの中にある二つの性質が源なの。それは何だと思う?」

彼女は俺に質問する。二つの性質って何だ?さっぱり分からん。

「・・・・・・・・・・・・・・・いいえ。分かりません」

「答えはいんようと言うものよ。それは知っているでしょ?」

「ええ、それは知っています」


陰と陽それは古代中国から伝えられており、その二つはお互いに対立する属性だ。

たしかそれは日本の陰陽師おんみょうじがそれに精通してるらしいな。

まさに和の世界にふさわしい魔法だ。


「じゃあまず二つの性質について教えるね。それは人間の中にある喜怒哀楽がそれと関係があるのよ」

「喜怒哀楽ですか?それってつまり・・・・・・」


「そう、まず陰の気は人間の負の思想を当てはまるのよ。例えば怒り、憎しみ、嫉妬、怠惰などの感情を具現化ぐげんかし、それを形に変えて対象の相手にぶつけること。主に火や水などの物質を生み出しそれを放出するなど相手を滅するために存在するための攻撃面の一面を持ってるのよ」


そう言いながら雨水さんの手の平から握りこぶしくらいのサイズの火の玉を出現させる。


「そうですか。つまり陽の性質と言うのは・・・・・・」

これで大分察しがついた。つまり楊は陰と違うことをイメージすること。



「そう焔君の思ってる通り陽は、全く逆の力、正の思想を当てはまるのよ。例えば喜び、楽観、信頼、愛情

などの感情を具現化させること。それは主に肉体や物質を強化したり回復したりもできる防御の一面を持つ力を持つのよ」


今度は手の平の火の玉を消して急に姿を消す。

 

「え?どこに行ったんだ?雨水さんは」

「こっちよ焔君!!」



振り返ると俺の頬を指で突いていた。どうやら一瞬で後ろに回り込まれたようだ。



「今両足を強化して速力を上げたのよ。今のは見えなかったでしょ?」

「ああ。見えなかったです」

「では、期間が限られているから君にはこれからこの陽の力を重点に行うわ」

「いきなり陽の力って陰の力は?」

「赤覆狒々討伐後5日まで迫っているからこの短期間で焔君にはぜひ強化の力と回復の力という二つの力を使って補助に回ってほしいの」

「補助って?」


確かにそうだよな。実戦の少ない俺は主力としてまわすなんて訳ないもんな。



「あら。もしかして凛音ちゃんに聞いてもらってない」

「はい。」

「そう。がっかりしてる?」

「はいがっかりしてます。ただそれは自分の力についてです。自分の力の無さに恨みます」

そう言いつつ俺は拳を強く握った。



「でも補助も悪くないわよ。味方を強化することで強敵の妖でも食らいつくこともできるし回復の力で多くの人も救えるそれに・・・・・・・・・意表いひょうを突いて相手に奇襲を駆けるのも補助の仕事よ」

「回復したり意表を突くか・・・・・・」

たしかにこれなら仲間がピンチでも俺が助けれる。けれど俺に味方を救える力なんてあるのか?

「大丈夫心配しないで焔君ならできるよ」

俺が思っていることを察してくれる雨水さん。さすが巫女何でもお見通しか。



「焔君なら絶対に短期間でそれらを完璧に習得できる・・・・・・・曾祖母様から聞いたわ。先日可笑しくなった私の放った術の力を力ずくで破ったでしょ?無意識とはいえ私の力を破った。それはつまりあなたには相当の術の才能があるからよ。だから自信をもって」

「俺の力・・・・・・・」

俺は胸を当てながら思った。俺にはそんな才能があったのか。

「では今から始めるわよ。覚悟はいい?」

俺はしばらく沈黙をして覚悟を決めようとする。

「分かりました。ではやりましょう。」

こうして術の修練が始まった。







「じゃあまずは強化の力ね。まず事前に用意している竹刀を用意して」

俺は荷物から修練や依頼でボロボロに汚れた竹刀を取り出しそれを構える。

「で、これからどうするんですか?」



「短期間の為に工程は多少飛ばすけど、まず竹刀に向かって強く念じてみて?想像するのは正の感情それを思い出してみて」

「はい」



俺は握った竹刀に向けて力を送ったイメージするのは、今までに起った様々な出会い楽しいことを想像する。その記憶を脳の隅から隅まで思い出す。この数日と言う短い時間の中での生活は満足している。


凛音はドSで暴力系ヒロインを片足を浸かる奴だがこの見ず知らずの俺を世話している優しいやつだ。雨水さんだってとてもおしとやかで清楚のイメージがあるだけど怒ったら怖そうなイメージそして油断をしたりする点もあるが愛嬌のあるお姉さんだ。この二人だけじゃない。霞さん、剛毅、雲良いやこの世界で出会った人達に関わったことは嬉しいことだ。まずそれを想像する。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・強く鋭くそして美しく



ブンッ


何かを切り裂く音がした。俺はまず視線をみる。するとその竹刀から青白いオーラが流れていた。そのオーラの形はやや不細工で凛音がやった強化と違いゴテゴテと乱れている感じがした。



「焔君すごいね・・・・・・・まさか初めてでこんなことが・・・・・・」

雨水さんは俺が強化した竹刀を見てハトが豆鉄砲を食ったように驚いている。



「すごくないですよ。こんな汚い形・・・・・・・いかにも斬れなさそうな感じじゃないですか」

「ううん。焔君その竹刀をよく見て」


俺は彼女に言われたとおりにそれをよく見る。するとさっきまでボロボロに汚れていた竹刀から若干汚れが取れてハリが良く待ってている感じがする。素でも切れ味がある感じに見えた。




「すごいねまさか強化と回復を同時に行うなんて・・・・・・・そんな術を使う人なんて見たことがない」

「たまたまですよ」

「これが曾祖母様が言っていた焔君の才能・・・・・・・・・なるほど曾祖母様が異様に彼を執着する理由が分かるわ」

ニヤニヤと嬉しそうに笑っている彼女。こっちまでやる気がさらに出てきたぞ。



「これからどうするんですか?」

俺はそう彼女に聞く。


「まずそこから南東にある大木があるでしょ?それを叩き斬ってみて?」

「でもそれって自然破壊になるんじゃ・・・・・・」

俺が元いた世界でこれやったら自然破壊でいろんな人に言われるだろうな。そんなことを全く気にしない異世界の人はなんて心が広いのだろうか。

「心配しないで傷ついたら後で回復の術で大木を直せばいいから気にせずにやって」

「へえその回復の術って物質にも効くんですか?」

「ええ。だけどそれはあくまで草木と生物だけ。鉄や鉱物などの物質を治すには別の術式が必要だけどね。あっ!だけど武神は術では治せないわ。あれは強化できても治せない代物だから鍛冶屋でしか治せないの」



へえ、この世界の回復魔法ってそういうことまでできるんだな。そう思いながら俺は大木の前に立ち許可した竹刀を構えた。


「では行きますね」

ヒュン

俺は横に一閃大木に向かって一撃を与えた。手ごたえはあった。だがそう簡単にはいかず横に小さな傷が出来たいるだけだった。


「くそダメか」

「いえ。初めてにしてはいい線言ってるわよ。後は回復の術でそれを直した後さっきやったことをもう一度繰り返せればうまくいくわよ。ようは慣れよ」

「そんなこと言ったって」

「じゃあ私が手本を見せてあげる。よく見てて」



そう言いながら雨水さんは別の大木の前に向かって構える。どうやら彼女は俺に手本を見せるために大木を斬るつもりだ。しかも手刀で。



「まさか手で斬るつもりですか?」

「ええ。よく私の動きを見てて」



しばらく雨水さんは目を閉じ集中させるそして、彼女の右手からはほとばしるオーラを纏っていた。しかもそれは俺や凛音のやった強化の術とは違う次元を感じた。

まるで自然そのものが彼女に手を貸してるかのように。

そして彼女はその手刀を慣れるためにブンブンと振り回す。しかも振り回すごとに風を切り裂く音を立てながら。


「焔君一回でもいい。このようにすべてを一点に集中するの。あの時焔君がうまくいかなかったのは、次やるために力を温存してるからでしょ?確かにそれも大事だけど、すべてをぶつけることで得られることもあるの」

「すべてをぶつけることでですか?」

「そう、ようは失敗してもいいのよ。何度も失敗して、コツを掴むことでいつかうまくなる時が来るのよ。そうやって力のさじ加減を調整するのよ」

「すべてをぶつけるか・・・・・・・・」



彼女はそう言いつつ大木に縦に一撃を与えた。眩い光が爆発する。それと同時に激しい爆風と轟音がが俺を襲う。土煙で周りが見えない。すると、激しい突風が土煙を巻き上げる。どうやら彼女の術で払ったようだ。雨水さんの姿が見える。彼女は何事もなかったかのように突っ立ている。

いやそれより俺が見るのは彼女じゃない。あの大木の方を見る。すると、その大木どころかその後ろにある木々や地面が真っ二つにえぐられていた。その長さはおそらく5メートル程の長さだった。

すごいな。彼女も怒らせるのはやめた方がいいな。



「ごめんなさい。本気でやりすぎちゃった」

彼女は片目を閉じテヘッと舌を出した。いやいやドジすぎるだろ。

「こ、これがあなたの本気ですか?」

俺はやや引きながら彼女に言った。

「まあ、そうだけどこれでも八割かな?演唱えんしょうすればより効果は上がるけどね」

演唱?ああ前に霞さんや凛音が使ったヤツか?いやそれより八割これでか。これなら俺ら無しで赤覆狒々を倒せるんじゃ・・・・・・

「だけど今ので気がほとんど使ってしばらくの間術は使えないけどね。焔君これも修練の一部として、私が傷つけた木々を治してあげて」

彼女は俺に術で気を治すと要求してきた。



「できるんですか。俺にそれらを治すことが・・・・・」

「大丈夫よ。今私がやったように全力を出せばいけるわよ。要点は先程やった強化ではなく、回復を意識しながらやってみて」

「けど・・・・・・・」

「ほら、早くしないと曾祖母様に見つかって罰を受けることになるわよ。あの人の罰は恐ろしいのだから」

雨水さんは脅すかのように俺に術を使うように急がせる。いや、あんたがやったことなのになんで俺も罰を受ける前提なの。



「分かりましたよ。やりますよ。」

俺はそう言いながら真っ二つになった木々に向かって手を向ける。そして、目を閉じながら先ほどやった工程と同じ目を閉じながらいい思い出を浮かびながら構えた右手に力を込める。ただ一つ違うのは強化ではなく今回は治療の術だ。間違えないようにしよう。しかも今度はすべてを捧げるつもりで。

すると、俺が右手にすべての力を送ると急激な立ちくらみが起こった。なるほどこれがすべてを代償か。




「すべてを出し来ったのね。頑張って、後は気を具現化して目標の対象物に放てばいいだけだから」



いいだけだからって、それが難しいんだけど。くそ、やっぱ修行シーンってのは地味だけではなくめっちゃ辛いな。俺TUEEEEEEE系主人公が修行シーンやらない理由が分かったぞ。あいつらこんな苦労なこと絶対途中で投げ出す奴に違いない。だけど俺はやるぞ。俺はそいつらと違って修行をしっかり受けて努力で強敵を倒すんだ。そして、それを乗り越えて真の楽しい異世界ライフを満喫するんだ。自分の目的のために・・・・・・・・・・・・・・・・・

俺はそう思うと手先から眩い光のオーラが見えた。よしこれを対象物に放つだけだ。


疲労は困憊こんぱいする目が眩む。だけど俺はここでは諦めない。やるぞ全てを引き出して打ち込むんだ!!!




瞬間俺は対象の木々に向かって打ち込んだ。それと同時に極度の解放感が出て地面に崩れるように倒れた。



「やった!!」

とにかくやれることはやった結果は起きた時に見てみよう。そう思いながら俺はしばらく横になった。






「焔君。大丈夫?今起きれる?」

しばらく横になると倒れている俺に雨水さんが声を掛けてくれた。だけど俺が彼女の方を見ると周りに何かさわやかなオーラが溢れていて先ほど疲労した形跡などなかった。



「雨水さんあの後どうなりましたか。いやそれよりも雨水さんとても美し先ほどよりも美しく見れますよ」

「なあに、まるで私がさっきまで美しくない口ぶりね」

「いやそういう意味じゃ」

「ふふ、まあいいわ。今から起きれる?すごいことになっているわよ」


俺は彼女の言う通り体を起こし周りを見る。すると、先程まであった地面や木々が抉れていた場所なんて見当たらんかった。確か先程までその形跡があったはずなのに今はそれがなかった。まるでそういう事象が嘘だったように抹消されていた。



「あれ?確か先程まであそこに地面が抉られた跡が・・・・・・」

俺は口をパクパク開けながら驚く。

「驚いている?これ全部焔君がやったのよ」

「え?俺が」



彼女の言葉が信じれなかった。まさか全部俺が治したのか?そんな馬鹿な。



「本当よ。しかもそれだけではなく私の気も全回復させるなんてすごいわ。まさかこの場で多重術式だけではなく広範囲術式の二つを習得するなんて」

多重術式ってのは先程竹刀に強化と回復をやったヤツで広範囲術式ってのは俺が雨水さんの気と周りの木々と地面を治したあれか?



「それって珍しいことなんですか?」

「当り前よ。特に広範囲術式は私はともかく曾祖母様でさえ習得するのに50年は掛かったものなのよ。しかもそれだけではなく誰も習得してない多重術式も覚えるなんて天才としか言えないわ」



雨水さんはまるで欲しいものが手に入った子供見たいに目を輝かせながら俺に接近する。ち、近い。


「雨水さん落ち着いて!!!」

「はっ!!しまった。つい熱くしまったはごめんなさい」

我に戻って元に戻る彼女。いやそれよりもとうとう俺にもチート能力が手に入ったか。でもまだ安心できないぞ。



「でもそれらってまぐれってことはないですよね。実戦に使えなかったら意味がないんじゃ・・・・・・・・」

「大丈夫。そのために私が責任を持ってその二つを自分のものにさせるために手を貸すよ」

そう言いながら雨水さんは俺の手をガッツリ手を握った。




「でもその代わりに凛音ちゃんがやった剣術の修練より苦労するけどいける?」

凛音の修練よりか・・・・・・・想像するとトラウマがよみがえり寒気がしたけれど俺は・・・・・・・・・



「大丈夫ですよ。たぶん今ので気合が入ったからあっという間に終わらしますよ」

今のチート能力を習得して気合入ったか今の俺ならまたその二つができると思ったためやる気は止まらなかった。




「今の言葉嘘つかないでね。じゃあ疲れていると思うけど早速続きやるわよ」

「はい」


こうして午前の術の修練はさらに続いた。







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