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汲取人  作者: 四迷
1/1

1人目 色摩紬の場合

仕事の合間に頑張ります

自殺。自ら命を絶つこと。何故その人が死を選んだのかそれは本人にしかわからない。

葉隠探偵事務所

「先生‼︎お客様です‼︎起きてくださいよ〜‼︎

ガシガシと体を揺らされ寝起きとしては非常に不愉快である。

「五月蝿いぞ、一葉いちようわかったから。」

「もう!はやくしてくださいね!」と言い部屋を出て行った。

「とりあえず着替えないと。」

僕は礼服に手をかける。こだわりは無いが僕にとってはユニフォーム、普段着、オールマイティな代物だ。

10分後

階段を下りると一葉いちようが女性にお茶を出している。

「先生、こちらが今回の依頼人。鉈学彌奴なたがくみなさんです。」

「よろしくお願いします。」と言い頭を下げる。

「ようこそ、葉隠探偵事務所へ。ここでは取り扱う仕事は一つのみ。一葉いちよう説明してあげて」

「はい。我が社で取り扱う仕事は、自殺した人間の気持ちをくみ取ること。自殺した理由を明確にする。探偵とはいっていますが、私達はそういう仕事しか引き受けることはできません。」

「よくできました、ありがとね一葉いちよう

「はい。先生の分のお茶もだしてきますね。」と言い部屋を出て行った。

「で、話を聞こうか鉈学さん。」

「‥はい、自殺したのはわたしの親友、色摩紬しかまつむぎ一昨日首吊りとして発見されました。足元には遺書、倒れている踏台状況からみて警察は自殺として処理しました。だけど私は紬が自殺する理由がないんです。」

「何故そう思うんです?と、お茶を取りに行っていた一葉が問う。

「遺書の内容をみて、です。もう警察の方に回収されてしまいましたが」

「担当刑事の名前わかる?」

「確か・・・あなぐらさん?」

あなぐらさんね、一葉いちよう二葉ふたばに連絡して。」

「わかりました。これから現場に行かれるんですね?」

「そう。家のこと任せたよ。」

「かしこまりました」

「じゃあ鉈学さん、調査してきますんで今日のところは帰ってください。」

「わかりました。」

「何時でも連絡取れるようにしてくださいね、うちの三葉みつばにおくらせますんで」

「ありがとうございます。」

一葉いちよう三葉呼んで」

「おーい三葉、でできて」

部屋が静寂に包まれる

「・・・でてきませんね」

「いつものあれ、やっていいから」

「すごい恥ずかしいんですよ、あれ」

「お客様のため、仕事だよ」

「・・・わかりました」

一葉はすっと息を吐き

「この世統べる覇者よ、我の呼び声に応え今ここに現れん!来い!みっちゃん」

すると部屋のデスクがゴソゴソ言い、そこからゆっくりでてきた。

「我、召喚に応じ参上した。我に使命をあたえよ」

「鉈学さんを家まで送ってあげて」

「了承した、では行くぞ、女。」

「あ、はい、ではよろしくお願いします葉隠さん。」

「はい、じゃあまたね、彌奴さん」

彌奴は一礼し三葉とともに事務所を出て行った。

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