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KaRMa  作者: 鵤牙之郷
13/16

2人目

 業獣・ヴァーミンとの戦闘が終わった後、トウマは1人、知らないビルの屋上に佇んでいた。これが普段の彼のスタイルだ。トウマは自宅には戻っていない。いつもこうやって、誰にも邪魔されない場所を探して寛いでいる。

 だが、今日は休もうにも休めなかった。

 頬を叩き、目に涙を浮かばせて睨みつけた由衣。彼女の姿が鮮明に脳裏に焼き付いている。たかが1人の少女の姿が、何故ここまで鮮やかに残っているのだろうか。それに、彼女が何故あのような行動をとったのかも未だに理解出来ない。

「お困りのようだなぁ」

 そこへ、この時間には珍しく来客が。奈落だった。何処かで観戦していたのかもしれない。

「何の用だ?」

「前に言ったろ、あの子はもうちょい大事にしろって」

「言ったか、そんなこと」

「あーあ、だからモテないんだよ、お前さんは。良いか、幾らなんでもありゃあ良くねぇだろ」

 どうやら戦いの様子だけでなく、トウマと由衣がデートを始めた頃からずっと見つめていたらしい。トウマは奈落をキッと睨みつけた。

「何がおかしい?」

「記憶を無くすってのは辛いもんだな」

 奈落がそう呟いた瞬間、トウマは立ち上がって奈落に掴み掛かった。右手で奈落の胸ぐらを、左手で剣を掴んでいる。

「そう思うのなら、こんな回りくどいことをさせずに早く俺の記憶を寄越せ」

「……断る」

 奈落がトウマの右手を掴むと、トウマの手が勝手に奈落を解放した。これもまた、業獣界の統治者であるが故の力か。

「俺達業獣は、決して正義のヒーローじゃねぇ。皆罰を受けてるのさ。俺は屑共の監視を任され、お前がさっき潰した虫けらも人間の姿が維持出来なくなっちまった。……お前さんが記憶を失ったってのも、ある種の罰ってワケだ」

 幾ら業獣を倒す存在だとしても、トウマが業獣であることに変わりはない。業獣とは前世の業によって罰を受けた人間達の末路。トウマもまた、罰を受けている最中なのだ。

 普通の業獣ならどんなに足掻いても罰から逃れることは出来ない。が、ある方法を使えば罰から解放されるチャンスが巡ってくる。それが、奈落との契約だ。

「俺が出したお仕事をちゃんとこなせば、その武器が、お前さん達の望みを叶えてくれる。勿論、記憶を取り戻したいっていう願いもな」

 トウマもまた、奈落と契約した業獣の1体だった。元々は記憶も無くして業獣界の隅でくすぶっていた哀れな悪魔だった。それが、あるとき奈落との契約の話を聞いて、その望みに賭けることにしたのだ。そして、奈落から言い渡された仕事と言うのが、業獣狩りだったのだ。

 奈落は確かに管理人だ。しかし、全ての業獣の管理は流石に難しい。彼も神ではない。そのため、少しでも多く業獣を減らし、仕事を楽にしたかった。それが、奈落がこの仕事をトウマに与えた理由だった。

「まぁしかし、アレは勿体無いことをしたな」

「何のことだ? あの女のことか?」

「お前ももう少し、人間のことを知るべきだ。そうすりゃ思ってたよりも早く記憶が戻るかもしれないぜ」

 それだけ告げると、奈落はスッと消えてしまった。

「人間を、知る……」

 由衣をデートに誘い出すための口実だった。本心で言ったわけではない。

「くだらない」

 人間を知るよりも、業獣を斬り続けた方が早い。トウマは持っていた剣を強く地面に突き刺した。





 同じ頃、別の場所では。

 1体の業獣が、墓地で何かを食べている。人間の遺体だ。業獣は痩せこけていて、頭は巻貝の様になっている。身体は所々白骨化していて、その骨が強固な鎧になっている。爪は肥大化し、ナイフの様に変化している。業獣の名はグール。彼が考えていることは食べることのみ。今は遺体を頬張っているが、生きた人間も好物である。

 食事中、そこへ1人の若者がやって来た。グールはそれに気づくと顔を上げ、そちらを睨みつけた。

「見ぃつけた」

 白いジャケットを着た、外人の様な顔質の若者。髪は金に染められている。手にはステッキを持っている。そして、頭には薄紫のハットが。

「食事中悪いね。どうしても叶えたいことがあるんだ」

「邪魔をするな」

 グールは食事を中断して青年に飛びかかった。が、ステッキで腹を強く突かれて怯んでしまった。腹部には鎧が着いていない。攻撃を受ければそのダメージはかなり大きくなる。

 業獣を見ても恐れないところを見ると、この青年は業獣のことを知る人物、或いは業獣そのものということになる。が、後者だった場合、何故彼は同族を攻撃しているのだろうか。まるでトウマの様に。

 グールはヨロヨロと立ち上がって青年を指差した。

「し、知っているぞ。確かお前は……」

「あ、ストップ」

 と、青年はポケットから1枚のカードを取り出した。大学の学生証だ。そこには「鷺沼和弥」という名が記されている。が、髪の色は金ではなく黒だ。瞳も黒い。

「こっちの世界ではこういうことになってるから、そこのところ、宜しく」

 挨拶を軽く済ませると、和弥は素早くグールに近づき、更にダメージを喰らわせた。グールも反撃を試みるが、和弥が鎧の無い部分を執拗に攻撃して来るため、己の身体を守るのに精一杯だ。

「何故だ、何故お前は、私を……」

「言ったじゃん」

 グールの喉元を強く突いた後、和弥は語った。

「僕には叶えたい夢がある。そのために、君には殺されてもらう。……あ、もう死んでるんだっけ?」

「ぐっ……お断りだ!」

 グールは渾身の力を振り絞ってその場から逃げ出した。和弥は逃すまいと攻撃を仕掛けたが、結局相手をこの場で始末することは出来なかった。

 業獣を狙う男、そして叶えたい夢。これと同じ条件を満たしている男が別にいる。

「仕方無い、地道に探すか」

 和弥はそう言うと指を鳴らした。すると、彼の身体はスッと消えてしまった。





 それから3日後。

 由衣はトウマと距離を置くようになっていた。トウマもまた、自分から彼女に声をかけることも無く、いつも通り1人で行動している。

 由衣の心の傷は深かった。どれだけ日が経っても癒えることが無い。トウマとの関わりを絶ったことで友人達と過ごす時間が増えたが、それでも心の底から笑うことは出来なくなっていた。

 自分ではもう、トウマとの関係は良好なものになりつつあると思っていた。人間を軽蔑していた業獣が、やっと認めてくれた。そう信じていた。しかし現実は違っていた。そんなことなどなかった。結局自分は、業獣をおびき寄せるための餌に過ぎなかったのだ。考えれば考える程、由衣の心の傷は深みを増してゆく。

 そんな状態の由衣だったが、授業中はこれまで以上に集中している。トウマのことも業獣のことも早く忘れてしまおう、そう思っている。彼等に関わることで、命が奪われることは無かったが、それ以上に辛い経験をしてしまった。もう同じ様な思いはしたくない。

 忘れてしまいたい。しかし、トウマの背中は嫌でも視界に入って来る。彼はいつもと変わらず、最前列の同じ座席に着いて授業を受けている。傍らに新聞を置いて。彼は、何も感じていないのだろうか。

 不意にトウマが由衣の方を見た。由衣はそれに気づくと慌てて顔を背けた。

「えー、それで……」

 教授が教科書のページを捲って次の項に進もうとしたとき、突然教室の扉がガラリと音を立てて開いた。そこに立っていたのは、薄紫の帽子を被った好青年。金髪で瞳が美しい。外国人のような顔質をしており、白いジャケットが似合っている。彼は手に不思議な形のステッキを持っている。鉄製で、等間隔になるよう大きな宝石のようなものが幾つも埋め込まれている。

 殆どの生徒が突然やって来た若者に注目している。普段は他人に興味を示さないトウマも、今回はじっと青年を睨みつけている。

 この青年、由衣は1度だけ会ったことがある。先日大学の廊下でぶつかった男だ。優しそうな雰囲気の男だったが、ここの学生かどうかは定かではない。

「だ、誰だね君は? ここの学生か?」

 青年は答えること無く教室の中に入り、ゆっくりと中を見て回った。由衣と目が合うとニコッと微笑んだ。続けてトウマの方を見て同じように笑ったが、青年はトウマに近づくことは無かった。

「今すぐ自分の教室に戻りなさい!」

「失礼」

 一礼して、青年は1人の学生の横に立った。ショートヘアの男子学生だ。身体はよく鍛えられている。Tシャツを着ているためそのことがよくわかる。

 帽子の青年はステッキを使って男子学生の背中を軽く2度叩いた。学生はただじっとしている。

「何をしてるんだ! 遊んでいるつもりならとっとと……」

「化けるならもっとしっかり化けないと」

 教授の言葉を遮って、青年が学生に優しい口調で語りかける。すると、先程までじっとしていた学生が急に立ち上がり、青年に殴り掛かろうとした。それを軽々とジャンプして躱し、青年がステッキを向ける。

 教授が学生を止めに行こうとしたが、その前に学生が口を大きく開け、青年に向かって何かを飛ばして来た。ステッキに叩き落とされた物は楔だ。錆び付いた楔が何故体内から飛び出して来るのか。答えを知るのはトウマ、そして由衣のみ。この学生が、もう人間ではなかったということだ。これには教授もたまげて尻餅をついた。

 学生は続けて青年の方までジャンプすると、彼に殴りかかった。が、それも全て防がれ、青年は廊下の方へ移動した。

 他の生徒達も気になる様だが、怖くてその場から動けないらしい。由衣も動けずにいたが、彼等とは理由が異なっていた。自分は早く忘れたいと思っているのに、業獣達は次々に由衣の目の前に姿を現す。そして、思い出したくない過去を無理矢理引きずり出してくる。

 廊下ではまだ2人の若者達が戦いを繰り広げていた。が、学生の方が押されている。青年はステッキを使って連続で攻撃を浴びせる。相手は防戦一方だ。

「化けるのも下手で、戦うのも下手で。そんなんでよくこっちに来ようと思ったね」

「黙れ。貴様こそ何故ここにいる?」

「いやぁ、僕も欲しいものがあってね」

 ステッキの先端が学生に向けられる。そしてそこから、淡い光を放つ光線が放たれた。躱そうにも光線が追尾して来るため逃げられず、学生は大きな怪我を負った。

「あのとき逃げなければ、もっと楽に殺してあげたのに」

「……ちぃっ」

 学生は顔の前で両腕をクロスさせ、勢い良くそれを解いた。次の瞬間、彼の身体は業獣・グールへと変貌を遂げた。

「とっとと帰るが良い! ファ……」

「おっと、こっちでの名前はソレじゃないんだけど」

 青年……鷺沼和弥も同じように腕をクロスさせた。すると、見る見るうちに身体が光に包まれ、帽子を被った怪人に姿を変えた。やはり彼も業獣だったらしい。が、他の業獣の様な醜い姿ではない。薄紫の帽子にコート、赤く輝く大きな1つ眼。輝きを増したステッキ。その姿はまるで魔法使いだ。

「こっちの世界では、僕は鷺沼和弥ってことになってるんで、宜しく」

 魔法使いは指を鳴らすとあっという間にグールの目の前に移動し、相手の腹部に強い蹴りを入れた。業獣の姿に変化したためか、攻撃の威力が高まっている。今の一撃でグールは派手に吹き飛ばされ、壁を突き破って校舎の外に放り出されてしまった。轟音に驚いた学生達が悲鳴を上げて逃げ惑う。じっと堪えて来たが、とうとう耐えきれなくなったらしい。

 学生達が混乱したのを良いことに、トウマはこっそりと教室を抜け出した。由衣は耳を押さえてしばらくじっとしていたが、考えた挙げ句、彼女も教室から出て行った。考えたくもない相手のことを、まだ気にしている。そのことが由衣自身不思議でならなかった。

 トウマが廊下に出た頃には、もう2体の姿は無かった。が、音はまだ聞こえる。空いた穴から外を見ると、校舎の下で魔法使いとグールが戦っているのがわかった。やはり優勢なのは魔法使いだ。

「何故だ、何故アイツがここにいる?」

 トウマもあの魔法使いのことを知っているらしい。彼も穴から外に飛び降り、同時に悪魔の姿に変身した。着地して2体のもとに駆け寄ると、悪魔も戦いに加わった。

「あれ? どうしたの?」

「それはこっちの台詞だ! お前、何故人間界に……」

「今は話をしている暇は無い。後にしてくれる?」

 言いながら、魔法使いはステッキで悪魔を突き飛ばし、更に向かって来たグールにも光線を浴びせた。あれだけ攻撃を受けているのに、グールはまだ倒れる様子が無い。

「やれやれ、しぶといね」

 と、魔法使いが指を鳴らした。また移動するのかと思いきや、そうではない。彼の帽子の形状が、ハットからトルーパーキャップへと変化した。

「何かと思えば、帽子だけか!」

 グールが爪を立てて襲いかかる。対する魔法使いはステッキをライフルのように持ち、光の球を放った。光線と違い追尾機能は無いが、威力が更に高まっている。攻撃はグールの胸に直撃、あばらの鎧を砕いた。怯んだグールに、魔法使いは続けて膝や腕を狙い撃ちした。次々にグールの鎧が傷つけられてゆく。これでは防御力が損なわれてしまう。

「それと、こんなのもあるんだけど、どうかな?」

 もう1度指を鳴らすと、トルーパーキャップが今度はターバンに変化、続けてステッキから不気味な音色が聞こえて来た。その音を聞いているだけで、グールは激しい頭痛に見舞われた。相手の頭部には無数の罅が入っている。悪魔もその音色を聞いているが、グールのようなダメージは受けていない。ただ不快に思うだけだ。

 相手がボロボロになったところで、魔法使いは再び指を鳴らしてハットに戻した。

「喜びなよ。君は僕の願いを叶えるために、死ねるんだ!」

 今の言葉に悪魔は強く反応した。

 魔法使いはステッキを構えてグールに向かってゆく。そして、ヨロヨロと立ち上がったグールの腹をステッキで強く突いた。すると業獣の動きがピタリと止まり、ガラスの様に粉々に砕けてしまった。

 狩りが終わると、和弥とトウマは人間の姿に戻った。帽子を被りなおす和弥に歩み寄り、トウマが彼の肩に手を置いた。

「お前、人間界に来ていたのか」

「正確には、ついこの間来たばかりだよ」

「この間?」

「そ。久しぶりだね。その様子じゃ、僕のことは忘れていないみたいだけど」

「ああ。嫌でも覚えているよ、ファウスト」

 ファウスト。それが、業獣としてのこの青年の名だ。

 この2人、人間界に来る前から知り合いで、業獣界でも度々話を交わしていた。トウマが業獣狩りを始める前からの付き合いで、狩りを始めた後も、トウマはこの男を殺そうとはせず、それまで通りの関係を維持していた。人間界に来てからは会うことも出来なかったが、まさかこのような形で再会することになるとは。

 人間界にいるということは、ファウストの生まれ変わりにあたる人間……この場合は鷺沼和弥という学生……が死亡したことで来たのだろうが、まだ謎が1つ残っている。何故トウマと同じ道を歩んでいるのか、ということ。業獣狩りをするということは、必ず武器を手に入れている筈。そしてその武器は、あの男から貰う以外に手に入れる手段が無い。

「質問して良い?」

 ファウストがトウマに尋ねた。トウマが返事をする前に、彼はステッキを軽く回して校舎の陰に先端を向けた。ステッキを動かすと、物陰からある人物が飛び出して来た。由衣だ。彼女は陰から2人のことを見ていたのだ。

 今の術はファウストが得意とする技で、業獣界でもステッキを使ってイタズラをしていた。彼は物を自在に動かすことが出来るのだ。

「あの子は、君の彼女?」

「違う」

 トウマと由衣が同時に答えた。どちらも口調が強い。

「ふーん……そうなんだぁ」

 ファウストは全く信じていない様だ。

 彼は2人の顔をチラチラ見て微笑みかけると、手を上げて指を鳴らすポーズをとった。

「また今度じっくり話そう。えーっと……」

「俺は名を持っていない」

「強がっちゃって。ま、すぐに会いにくるよ。じゃあね!」

 言いながら、ファウストは指を鳴らしてその場から姿を消した。

 2人だけになった校舎裏。沈黙が続く。

 先にそれを破ったのはトウマの方だった。

「お前……」

「来ないで」

 が、由衣はやはり彼を許したわけではなかった。戦いを見に来たのも、これまでの癖で反射的に動いてしまっただけだったのだろう。トウマにまだ心が向いているわけではない。

「もう、関係無いんだから」

 そう言い捨てて、由衣は逃げるようにしてその場から走り去った。

 1人だけになったトウマは、暫くその場に立ち尽くしていた。何故だろう。今までは由衣がいないことが開放的で清々しく感じていたのに、今は何故かとても心苦しい。納得がいかない、身体がムズムズする、そんなもどかしい感覚が彼を支配している。

「人間め……」

 やはり人間程厄介な生物は他にいない。トウマもまた、由衣に少しでも心を許したことを後悔した。彼女にあれほど「業獣と関わるな」と言っていたにも関わらず、自分が逆に人間と関わりを持ってしまった。自分自身が情けなく感じる。

 また1人だけの戦いに戻るのだ。人間の手など借りない。人間のことを理解するつもりも無い。業獣として生き、業獣を狩る。それだけだ。

 剣をひと振りすると、トウマは1人教室へと向かった。

FauSTファウスト……薄紫色の装飾が目立つ、魔法使いの様な業獣。帽子を被っており、指を鳴らすことでその形状を変化させ、尚かつ戦闘方法も変えることが出来る。武器はステッキだが、その入手ルートはやはり……


GHouLグール……食欲の凄まじい業獣で、食料を得るために他人を殺傷、食料を奪い続けた業を持つ。そのためどれだけ食べても飢えから逃れられない身体になってしまった。骨の鎧を纏う痩せたゾンビの姿をしており、ナイフの様に肥大化した爪で相手を襲う。

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