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No.388.順番違いの恋
海岸沿いの道路 流れていくテールランプ
潮の香りが 傷に染みて 胸をしめつける
君が電話をくれた夜
「いつまでも 好きだよ。いつまでも 好きでいてね。」
って言われた時 体の真ん中がねじれた
二人過ごした季節よりも
あの子とのキスの方が長く長く感じた
このまま 受話器越しに いってしまいそうだよ
何も知らないから きっと泣き崩れるかもしれない
出会う順番が 逆なら良かったのに
神様 あなたを恨みます
そして そんな自分勝手なことを考える自分を恨みます
海岸沿いの道路 見えなくなったテールランプ
風がやみ 残るのは 僕ただ一人
全て失くしてしまってもいい
君には幸せになって欲しい 今なら思える
真実を知っても 二人 苦しくなるだけ
でもそれが 最後のけじめなのかな
あの日の朝 いつもの笑顔を見せてくれた
ちっぽけな心の奥がきしんでしまったよ
何も知らないから きっと泣き崩れるかもしれない
出会う順番が 逆なら良かったのに
神様 あなたを恨みます
そして そんな自分勝手な事を考える自分を恨みます




