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詩集  作者: しおん
15/20

書けたので、投稿しました。

出来は期待しないでください。

私は裸足で空をかける。


どこまでも、どこまでも。


一人ぼっちで走り抜ける。


雲を超えて、


虹を超えて、


星の海に身を沈める。



世界と一緒になって、


何もかもから逃げ出す為に。


私を私でなくする為に。



ひとりでいいから。


ひとりがいいから。


はやく、はやく、


はやく消えたいの。


はやく逃げたいの。



息苦しい、


生きづらい、


そんな世界には愛想尽きた。


だから私が変えてみせる。



よくなる必要なんてない。


悪くなっても構わない。


このままでなければいいから。



指先から感覚がなくなって、


心臓の音が止むまでに。


はやく、はやく、


一歩でも。


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