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詩集  作者: しおん
13/20

詩?

死にたいと想った僕は、今の僕を殺しにこない。


生きたいと願った彼は、僕の代わりに死んでいった。





朝になって、目覚めた場所は選べない。


生きるため、文句もいわずに溶け込んだ。


昼までに、限りない時間をついやそう。


昼になっても、日差しや風で倒れないように。


昼になり、ただ真っ直ぐに歩いてた。


苦行など、今のぼくにはかすり傷。


昼過ぎて、知らない間に夕暮れだ。


黄昏は、雲隠れでも美しい。


晩酌は、さいごのさいごのご褒美だ。


夜になる、全てを受け入れ眠りにつこう。




姿形は(たが)いに(たが)えど、

うちに秘めたる根源はすべて同じ場所へ還りつく。



生まれた場所も、話す言葉も、十人十色であるけれど


皆、本質は普遍であり差異なんてありはしない。


なんとなく、なんとなくです。

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