1/27
第0話 揺らぎの世界
はじめまして。
数ある物語の中で見つけて頂き
ありがとうございます。
拙い文章で申し訳ございませんが、
チャレンジしてみます。
今後も、宜しくお願い致します。
そこは、淡白く輝く、無限の空間。
時間の概念すら存在しない…。
空間には薄い靄がかかり、
絶えず細かく揺らいでいて、
小さな泡が生まれては、消えてゆく。
ある泡は膨張し、ある泡は収縮し、
またある泡は分裂して新たな光を放つ。
それは、高次元の存在のみが観測しうる
「世界の誕生と終焉」の縮図。
この無限の揺らぎの中で、無数の世界(宇宙)が
刹那の瞬きを繰り返している。
その時、一つの異変が起きた。
複数の泡が、偶然にも、奇跡的な確率で一点に接触し、激しい干渉を引き起こしたのだ。
世界の位相が重なり、空間に歪みが生じる。
それは、管理者すら予測し得ない事象であったが、
この揺らぎが満ちる空間においては、
些細な事情であった…。




