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<R15>15歳未満の方は移動してください。

ヤンデレヒーローどもには、負けん!!!

作者: にろ。

初投稿。

クオリティがかなり低いですが、誹謗中傷は作者が死にます。

言い回し等がわからない場面等があればすいません。

暖かく見守っていただけると嬉しいです。


ヤンデレ等の表記があるため、一応R15の設定です。



「あの娘を、私の前に連れてきなさい。」


「ッ、、、はい」

従者が苦渋の顔浮かべてその少女のもとにむかう。



大方、私がついに少女を虐めて囲うとでも思っているのか何なのか想像に難くない。

一応私の従者なのだから表情ぐらい取り繕ってほしいものだ。

周りからもかなり嫌な視線をかんじる

貴族の私にその視線を向ける意味を理解しているのか、、、。

まぁ、理解していないからこそなのだろう。


今朝までに私なら問答無用で、従者も平民も罰しただろう。

なんたって、この国で一番金と権力のある『ランディル公爵』の娘である。

しかも、甘やかされて育っておりよくある我儘し放題、この世は私のためにすべてあるとでもいうような性格である。

いわゆる、悪役令嬢である。


で、ここからもよくある展開である。

朝起きたら、前世の記憶が甦り自分が破滅する悪役令嬢転生したのだと気づいたのである。

気づいたのだからだれが好き好んで死にたいもんですか、どうにかしてやるに決まっている。

幸い(さいわい)に、この世界の記憶と前世の記憶両方ともしっかりと覚えていたので助かった。


名前は、リジュリア・ランディル

女(悪役令嬢)

15歳

死因、、、ヤンデレ達の怒りをかう←new!


そう、死因でお分かりの通りこの世界は普通のヒロイン&ヒーローのウルトライチャイチャハッピーエンドでわなく、

ヒーローによるヒロインを誰が早く囲ってしまうか競争!!の乙女ゲームの世界である。


おい!!!作者!!ちょっとは考えてゲームを作ってほしかった!!!

そんなヤンデレしかいない世界でヒロインを虐める悪役令嬢が生き残れるわけねーだろーが!!

闇討ち誘拐監禁エンドレスだわ!

せめて、普通の悪役令嬢の世界に転生したかった!!!


と、こころの中で絶叫しましたとも。

で、考えたのが先に私がヒロインを囲ってしまってわどうかということだ。

今はまだ、ゲームのメインヒーローの王子とは出会っていないし婚約者でもない。

何なら、あの王子の本質のヤンデレ(独占欲強すぎて監禁ルート)を知っているため絶対にお断りである。

一応、王命でも我が家であれば退けれるくらいの弱みはしっかりと握っているため私が、ごり押しでもしなければ平気である。


ヒロインが王子と出会うのはヒロインが16歳の誕生日に城を抜け出した王子とバッタリ出会ってしまう。

ヒロインと悪役令嬢は同い年のはずなので、あと1年の余裕はある。

そして、前世の記憶では確かヒロインは西の外れにある教会のシスター見習いでであったはずだ、

今行けばヒーローよりも早くに出会えるはずである。


で、現状に戻ってくる。


目の前にはヒロインのはず。。。

ん?こんなに髪の毛短かっただろうか??

目はこぼれんばかりの大きさ、肌は白く唇は赤く、見たこともないほどの美少女である。

ズボンを履いているが、、、

確認してみるか、悪役令嬢モードONにしてっと、


「お前、リアであっているわよね?」


大袈裟なほどにビビられた、解せぬ!

まぁ、よく考えたら我が家はめちゃくちゃ人相が怖いのである。

目つきはさながら殺人鬼で逃げ出すレベルである。

そして、金髪縦ロールで平民では触ることもできないほど豪華なドレスをきた貴族。

普通はこの反応である。

前世が日本人の平凡な社会人であったため少し感覚かあやふやになっていたみたいだ。



「ヒッ、、ぼ、僕はルイで、、です」


ん・・?リアではない??

リアはヒロインの名前のはず

っていうか、僕?

この子、男の子??

ルイ君??

って誰?

こんなキャラクターゲームにはいなかったはず。。。


「あ、あの、、リアは、い、妹です。」


妹だと!!

それよりも先にに一番気になることを確認しなければならない。


「あなた、男の子ですの!!!!」


「え、あ、はい。」


なんだってー!

こんな美少女がまさかの美少年だと!


必死に表情に出ないようにしていると後ろから声がかかった。

「お、お兄ちゃん?」


鈴のような引き込まれるような声。

振り返るまでもなく


「り、リア!!」


ヒロインである。

ルイの時も驚くほどの美少女だと思ったがリアも同じくらいの美少女であった。


リアがお兄ちゃんと言っている通り血縁関係があるのだろう。

そっくりである。


「あなたたち、兄弟なのかしら?」


「「は、はい!ふ、双子です。」」


同時の回答である。


おい、作者ーーーー!!!これ、へたしたら兄妹とも囲われるだろーが!!

作者「てへっ!だが、後悔はしていない!!」

ぶっ飛ばすぞ!!!

どうする、どうする、考えろ私!

どうすれば、私が死なないルートになるか、、、


ん、ちょっとまてよ

もともと、リアを囲うつもりで来たのを、兄妹とも囲えばよくないか・・・

一人も二人も今更、我が家だと関係ないし。

よし!そうしよう。

問題は、どうやって二人共を説得するか、、、


考えていると

突然の土下座である。


「貴族様、妹が何かしてしまいましたでしょうか。でしたら、責任は僕がとります。妹は見逃して下さい。お願いいたします。」


「お兄ちゃん!!いやだよ、一緒にいたいよ!」


「だめだ!お前は僕の分まで生きろ!!」


「でも、もうお兄ちゃんしか家族がいないのに!!ひとりぼっちはやだ!!」


「り、りあ、、」


「二人で、一緒に罰を受けよ」


という感じのドラマのシーンのようなものが始まった。

美しき兄妹愛である。

涙なしでは見れない感じである。


まぁ、私が二人を引き離しにかかっているポジティブでなければである。

ヤバい、こんなところをヤンデレヒーローどもに見られたら闇討ち確定である。

なんで私がこんな目に、、、泣きたい、、。

あれか、悪役令嬢の時の罰が今の私に来ているとでも!!!

あ、でもそれなら仕方ないかも、、

大分、前世思い出すまではひどかったし、、


と、運命を受け入れいようとしていた私からしたら、神か!と思うタイミングでシスター登場!!


「何をしているんだい!貴族様、この二人は教会には何の関係もない子達です。罰するならこの二人のみでお願いいたします。」


うん。めっちゃやべーね。

ただし、これに乗らないてはない。


「あら、わたくしはただこの二人の確認に来ただけなのだけれど?罰?そんなものないのだけれど、、ずいぶんとシスターとしてはあるまじき発言でないかしら?」

ここで、

悪役顔のほほえみをくらえ!!


「ひっ!!も、申し訳ございません。」


「こんの二人もこの後このままここでは過ごしにくいでしょう。もともとは私が誤解させてしまったみたいですし、二人は私が引き取りますわ。」


「は、はい。よろしくお願いいたします。」


よし、シスターは攻略完了!


「あなたたち二人もそれでもよろしくて?」


ぽかん、としている二人に投げかける。

まぁ、貴族の決定に平民が否とは言えないと分かっていての問いだが、


「「はい。よろしくお願いいたします。」」


「でわ、帰りましょうか」


二人を馬車に乗せると、従者がめっちゃ驚いた顔をしていた。

平民だから馬車には乗せないと思っていたみたいだ。



何回も言うが、ヤンデレヒーローどもの見られたらどおするんだ!!

私が、死ぬだろーが!!

私は、何としても生き残りたいのだから!!


第一目標のヒロインを囲う計画はとりあえずは何とかなった。

なぜか、ヒロイン(男)も囲うことになったが、、、

解ぜぬ、、、


あとは、二人が出ていかぬように幸せな暮らしを我が家でしてもらえばよいだけだ。

それは、私が、我が家が責任をもって行う。

それが自分が幸せになるために二人を囲うことに決めた私が一生涯かけて償わなければいけない責任なのだから。


その後、殺人鬼みたいな目つきの家族たちにも笑顔で挨拶し会話してくれるし裏表がないことで、父親・母親・お兄様が陥落し二人を溺愛しセコムになり、前世を思い出し性格がよくなった悪役令嬢がモテモテになり王子に目をつけられたり、全力で逃げるときに偽装結婚の相手をヒロイン(男)に頼みなんやかんやあって偽装ではなくなり、また、ヒロインもある相手とであったり、実は兄妹の生まれに秘密があったりなかったりする展開があったりなかったりするが、


ただ一つ言えることは、ヒロイン(兄妹)は、ヤンデレヒーローとのフラグは、『ランディル公爵』が粉砕していくということだ。

物語はやはりヒロインが幸せになるはハッピーエンドであり、自分のためとはいえヒロインの幸せを願った悪役令嬢もしあわせになり。

めでたしめでたしで終わるのである。

作者はハッピーエンドが大好きです!!

なので、どちらか選べなかったためヒロインも悪役令嬢も無理やり幸せにしました!

ヤンデレヒーローどもきっとそれを理解してくれる結婚相手に恵まれるはずです。

やっぱり、ヒロインを奪い合わなければまともであると信じております。


でわでわ、最後まで読んでいただきたいありがとうございました。

また、機会があればどこかでお会いしましょう。

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