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GREAT HISTORY〜大史伝〜  作者: アイラル
第二部 ミケ将軍到来編

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58/127

第五十話 夜の怪

 とても短い草の節々よりもわずかな時間のお話だ。


 戦士が雨の中、夜に出掛けていると子供と出会い、勇敢だなと思って呼びかけると人外の者であり、戦士を見つめたがこれに気後れせずに戦士が唸り声を上げるのだった。


 すると人外のものはどこかへと消え去り、戦士は王宮にて恐るべき人外に会ったことを報告して、気絶してしまった。


 戦士たちは余程恐ろしかったのだろうと理解したが人外の者と出会いたいものだと呑気に話し合うのだった、とても呑気なことこの上ないと言えるだろう。


 一方、その頃リムリアでは…


「さて、戦争の覚悟はできたかな、諸君」


 そう言って、にんまりと笑うのがミケ将軍だった。


「出来ています」


 レイはそう答えるのだった。


「ならばよろしい、それでは、お前には約束通り、1500名の兵を与え、将軍となってもらう」


 レイはそれを聞いて、頷くのだった、ミケ将軍はその反応を見て満足するのだった。


「それと、三人の副将軍を付けるので大事に扱うのだぞ、大事にな」


 そう言うと、三人の副将軍を呼ぶのだった。


副将軍ジギフリット・バーチ

副将軍リーヴェス・クリューガー

副将軍ビテン・フォラート


 まずは三人とも現れて、お辞儀をして、礼を示すのだった、レイはこの反応に悪くない将軍達だと判断するのだった。


(全員、戦を勝ち抜いてきた猛者ですね、悪くありません)


「今日からはこの漢がお前たちの上官となって戦ってもらう、いいな」


「「「はっ、わかりました」」」


 その反応に悪くない反応を示すのがミケ将軍だった、レイも同じである。


「さて、これより、我々はアルバム1500名をまずは陥落させた、次はセシェス6000名へと狙いを定める、ここまでいいかな」

「大丈夫です」

「セシェスを陥落させた後はタズドット36000名と激突して、これに打ち勝つ、いいな」

「了解しました」

「そして、最後には、タズドットの利益をぶんどると言うわけだ」

「それも了解しました」

「何か質問はあるかな?」

「いいえ、あなたたちはどうですか?」


 レイは軽く三副将軍に尋ねるのだった。


「では、質問です、本当に我々1500名でセシェス6000名の兵士と激突し、その上、タズドット36000名の兵士とも激突するつもりでしょうか?」

「ああ、その通りだ、何か文句があるのか?」

「いや、いささか無謀ではないかと思って質問した次第です」

「どう思う、レイよ」


 これに対して、レイは笑いながら答えるのだった。


「セシェスのような軟弱者相手に1500名もいりません、500名もいれば十分です」

「なんと、本当ですか」

「ええ、そうですとも、彼らを倒すのなんて、容易きことです」


 そして、高らかに笑うのだった、ミケ将軍もそれを聞いて満足するのだった。


「とのことだ、質問は終わったかな?」

「はい、終わりました」

「であれば、我々の勝利は間違いない、確実に勝つだろう、ハハハハハハ」


 ミケ将軍とレイは一緒になって高笑いするのだった。


(全くもって、狂っているようにしか思えないけど、本当に大丈夫なのか)


 一方、その頃、セシェスでは、6000名の兵を率いる山猫の錦旗を掲げるアルフォンス・ホーカンソン地方官がお茶を飲んで一服しているのだった。


「それにしても平和でいいぜ、楽しいし、こんなにも気持ちいいことはないぜ」


 そう言ってアルフォンス地方官は満足していた。


「あれ?お茶のカップが欠けちゃったぜ、これって不吉だよな」


 そして、アルフォンス地方官は山猫の錦旗を見て不安がるのだった。


「もしかして、何者かが良からぬ企みをしているんじゃないか」


 アルフォンス地方官はそう疑問に思うのだった、だが、山猫の錦旗はなんら反応を示してくれることはない。


「だが、なんにせよ…平和を楽しまないとな」


 これから先、ミケ将軍とセシェスは激突することとなる、そして、一方で同時刻にお茶が同じように欠けた漢がいた。


 山怪の錦旗の下で欠けたお茶のカップを見て残念そうにしているのはゴトフリート・ムーバリ、タズドットの国王である。


「グヌヌヌ、なぜだ、なぜお茶のカップが欠けたんだ、これでは不吉ではないか、俺はこれから賭け事を出来ん」


 そう言ってゴトフリートは残念がるのだった、そして、そこにヨン・ビュールマン宰相が訪れるのだった。


「それならばさっさと次のお茶のカップへと変えておけばいいし、賭け事はやめるべきだ、それだけのことだと思うがな」

「それはそうかもしれないが、賭け事は楽しいからな、出来なくて残念だ」


 そう言って不貞腐れるのがゴトフリート国王なのであった。


  ミケ将軍は果たして、彼らに勝てるのだろうか、また、この時より、暴鞭レイはこう呼ばれることになるレイ将軍と。

開始五十話記念です。

能力値を書いておきました。


ミケ・フリードル


統率70

武力81

知力65

政治55


恐るべき暴将


スタン国王に大将軍に任命されないことを理由に反逆を起こした軍人、己一人ではリムリアを変えることは不可能だと考えており、そのため、数々の子分を従えることにした。


レイ・リッテルスト


統率65

武力75

知力66

政治56


暴れ狂う鞭使い


リムリアの安穏な生活を満喫していたが、それでは物足りず、ミケ将軍の反逆に手を貸した時代の革命児、その後は友人を誘うことに協力し、成功させている。


クンツ・ヒラー


統率60

武力35

知力70

政治69


知略をもって数々の敵を葬る智慧者


戦闘経験は未知数だが、レイ、グスタフと合わせた三人衆の中では最も知恵に優れている男だ、そして、なによりモテる、レイに誘われて仲間になった。


グスタフ・グロケントン


統率68

武力78

知力45

政治40


強欲な金儲け主義者


戦闘経験は未知数だが、レイ、クンツたち三人衆の中では最も武力が高い、金に飢えており、金欲しさに人殺しすら厭わない強欲な男だ。


スタン・ハリア


統率38

武力10

知力82

政治88


臆病な国王


知力、政治共に長けており、リムリアを統治している国王、ミケの反逆を許さず自ら出陣する、しかし、敗北し、その後はミケの自由にさせてしまった。


クラウス・ドーフェル


統率62

武力60

知力51

政治65


理想を追い求めた地方官


リムリアのために働いている地方官、6000名の兵を率いて将軍として出陣し、ミケと戦うが敗れてしまう、その後も地方官としてエアレを統治する。


ウィルモット・ラーべ


統率28

武力5

知力71

政治75


国家の重鎮


リムリアのために働いている宰相、スタンが敗れてきた時は説教をした、しかし、スタンは反省をしていないようで、これには彼もうんざりしたことだろう。


バーニー・ロバート


統率53

武力52

知力40

政治30


野良の一人旅


リムリアの平穏が崩されると喜んで現れ、ミケに味方した卑劣漢、その身の上はガプペ連合とリムリアのハーフとして差別されリムリアを憎んでいた。



ダン・スワンポール


統率55

武力53

知力47

政治45


敵国の貴族


ミケが反逆するとこれに協力を申し出た貴族、実はハーフであり、ガプペ連合の貴族でもある、差別されてきた分、リムリアに復讐の精神を持って暗躍するつもりだ。


アーベル・ブルーメンガルテン


統率60

武力63

知力49

政治48


黄犬の錦旗を掲げた地方官


ミケの反逆を止めるべくクラウス、ラインヴァルトと組んで戦った地方官、自ら将軍として兵を率いて戦い、その際には黒馬種を用意したが仲間からの評価は散々だった。


ラインヴァルト・フィードラー


統率56

武力74

知力58

政治51


灰豚の錦旗を掲げた地方官


ミケの反逆を止めるべくクラウス、アーベルト組んで戦った地方官、自ら将軍として兵を率いた、リーダーにする際に選ばれかけたが自ら辞退する謙虚さを併せ持つ。


アーデルヘルム・クエンツ


統率56

武力74

知力58

政治51


黒兎の錦旗を掲げる地方官


ミケが反乱を起こしたバツネの地方官であり、この土地を統治していた、自ら兵を率いることもあり、テロリストが来た際には奇跡を起こして敵を退散させた男。


サバス・ブルク


統率45

武力80

知力75

政治80


文書を用い、知識を扱う偉大な文書官


スタンからの命令よって文書を作成したが、その後、失敗したスタンからの怒りを買ってしまい、その前途は多難に満ちていると思われる。


ロート・モフ


統率40

武力70

知力75

政治55


雇われなかった獣使い


ミケに目をつけられるが、雇われることはなかった、しかしその才能は高く、バツネでも有名人となっている、獣を扱うことに関して右に出るものはそうそういない。


レオンハルト・ウルブリヒト


統率38

武力68

知力73

政治53


人気者ナンバーワンの便利屋


ミケに雇われることはなかったが、バツネでの人気、知名度は高く、平和を愛したと言われている、ミケが雇いに来ても雇われる可能性は無かったのかもしれない。


アンヲルフ・クレーマン


統率66

武力35

知力65

政治55


止まることを知らない権力者


ミケに雇われることはなかったが、その能力値は高く、バツネの人々から慕われることこの上なかったため、味方になっていたかは不明だ。


ゲイブ・ジェンキンズ


統率25

武力20

知力62

政治65


ガプペ連合の巨悪


ガプペ連合の貴族の中でも恐るべき男にして、最低最悪の卑劣漢、ミケに味方し、リムリア崩壊のために協力する悪魔の如き男である。


ジギフリット・バーチ


統率63

武力70

知力55

政治58


熱き情熱


ミケ将軍からレイ将軍に与えられた副将軍の三人の中では最も若く、尚且つ情熱のある将軍だ、やる気もあり、これからが期待される。


リーヴェス・クリューガー


統率62

武力72

知力58

政治51


紳士な貴公子


若く情熱に燃えた将軍、ミケ将軍からレイ将軍に与えられた三人の副将軍の一人。


ビテン・フォラート


統率64

武力73

知力51

政治45


猛る突撃本能


何かと突撃をしたがる若き副将軍、ミケ将軍からレイ将軍に与えられた三人の副将軍の一人。


アルフォンス・ホーカンソン地方官


統率58

武力47

知力55

政治52


山猫の錦旗を掲げた地方官


セシェスを守る地方官の一人、お茶が大好きでよく飲んでいる。


ゴトフリート・ムーバリ


統率51

武力62

知力33

政治55


山怪の錦旗を掲げる国王


山怪の錦旗を掲げるタズドットの国王、長く国を治めてきた。


ヨン・ビュールマン


統率78

武力41

知力79

政治88


天才と言われた宰相


数々の試験を突破して選ばれた天才宰相、果たして今後どのように国を動かすのかに関しては不透明だ。

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