第四十三話 秋分の日
1948(昭和23)年、国民の祝日に函数法律によって制定。祝日としての秋分の日は「祖先をうやまい、なくなった人をしのぶ日」となっている。
ある日のことでした、タイランはシャヒンと一緒に山の近くに移動しました。
「散歩は楽しいね」
「そうだな、タイラン」
そして、二人して、お化けの話や冒険譚に関して話し合うのがまた楽しかったのです。
そうしていたら、山奥にイエティーのような大男がいたのです。
その男は山奥で衣替え用毛生え薬を使って衣替えを済ませようとしていました。
「大変な事実を発見だよ、シャヒン」
「そうだな、タイラン」
彼はこの姿を見られたとして、タイラン達を捕まえようとしました。
「大変なことになってしまったね、シャヒン」
「逃げ出そうタイラン」
そして、タイラン達はその場を逃亡するのでした。
「お前達に私の姿が見られた、この山で暮らしていけなくなる、大変だ、アッティラにも見つかるかもしれない、最悪だ」
彼には彼の事情があったのでした、タイランは驚きます。
「喋れたんだ」
「そうだな、タイラン、驚きだ」
二人は驚きながらも、タイランは話し合いができるならば、きっと、分かり合えるはずだと意見交換が出来ないか尋ねるのでした。
「おいら達は助け合うことができるはずなんだ、お願いだ、話し合えないか」
「そうだ、タイランとシャヒンだ、よろしく」
それに対して、彼は少し考えた後に、理解を示しました。
「タイランとシャヒンか、よし、分かった、話し合おう」
三人は話し合うのでした、そして、意気投合しました。
そして、彼はイエティーではなく、タルカン=インスという人物でした。
ところで、彼は姿を隠しているので、こっそりさせて欲しいという願いを叶えることにしました、これで三人は友達です。
ですが、それを見ていて、気に食わない男が1人いました、彼はアルプ=ツナと言いました。
アルプは大岩を用意して、三人をペシャンコに潰してしまおうとしまったのでした。
「僕の悪戯の前に死ぬがいい、ははは」
そして、大岩は見事に大男に直撃し、彼は手で抑えました、その時に、アルプの姿を見て、彼は驚愕しました。
「あれはアッティラの写し鏡、大変だ、ということはもしや、お前達、苗字は?」
「エチュとウイグルだよ」
「そうか、教えてくれてありがとう、だが、これによって私たちは大変困ったことになってしまった」
そういうと、彼は昔話を話し始めたのでした。
それはかつて彼らのご先祖さまが猿だった時代の話です。
エティ猿、ウイグル猿、ツナ猿、インス猿がいました。
「私達は仲良し四人組だ」
「いや、僕は違うね」
こうして、四体の獣は仲良くしようとしましたが、ツナ猿はこれを大変嫌がりました。
そして、ツナ猿の石を投げつけるいじめ行為によって、彼らの団結はむちゃくちゃになったうえに、ツナ猿のいじめによって、残りの三人は怪我をしてしまったのでした。
「このようにご先祖様から伝えられたのはエティ猿たちといると碌でもないことになるということだ、一緒にはいられない」
「残念だね、ご先祖様からの教訓じゃしょうがない」
その後、大岩を何とかして三人で協力して、誰も怪我しないように退かすと三人は満足するのでした。
「よかったね」
「ああ、全くだ」
「これからも仲良くしようね」
「それは出来ない」
その言葉に残念がるタイランでしたが、シャヒンが口を開きました。
「何言ってんだよ、俺たち友達じゃないか」
「ふふふ、それもそうだな」
そして、ここに彼との友情が生まれたのでした。
アルプはこの様子を見て、うんざりした様子でどこかへと消えていきました。
そして、ご先祖様の話にはこのように続くのでした。
「ツナ猿によって怪我をしてしまった、けれどだからといって信じあう心を忘れないで欲しい、インス猿」
「分かっている、私の子孫よ、どうか、ツナ猿が現れても、助け合わんことを」
ご先祖様は助け合うことを求めていたのでしたとさ。




