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GREAT HISTORY〜大史伝〜  作者: アイラル
第二部 ミケ将軍到来編

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第四十一話 敬老の日

 敬老の日とは、国民の祝日。1966年、従来「老人の日」だった9月15日を名称を変えて祝日としたもの。2003年より9月の第三月曜日。


「今日はいい天気だな」


 その日、アフメトは色々と考えていました、すると、アルプが失明ジュースで元アンカ組の校長を倒そうと考えているのが見えました。


 アルプは校長室に入り込むと失明ジュースを校長の席にそっと置いて、部屋から出ようとしていました。


(なぜ、校長先生を倒すんだ)


 今日の集会のことでした。


「吾輩が思うに……

……今日はいい日になることじゃろう、全ては心掛け次第じゃ」


(まあ、今日の集会の話が長かったしな、しょうがないか……なわけないな)


 そして、部屋の中を覗いてみると、校長は校長室のお墓からモゾモゾと出てくるのでした、近くでアルプも覗いています。


「老先短いとはいえ、やはりお墓の中は慣れんのう、やはり何事も準備は大切じゃ」


 校長はそう言ってその場で筋トレをするのでした、老いて益々盛んな校長なりのトレーニングでした。


「といっても吾輩の年齢は17歳じゃ、まだまだ準備をするには早いかもしれんのう」


(おまえの年齢は80歳だろ、さすがに17歳は無茶だ)


 アフメトは一人で心の中で突っ込むのでした。


 そして、校長は校長の席に置いてあるジュースに気がつくのでした。


「ほう、これを飲んでくださいか、いいじゃろう、飲むこととしよう」


 そして、校長は失明ジュースを飲むのでした、そして、失明してしまうのでした。


 髭が赤く染まりピカピカとテカリ光り始めました。


「吾輩の髭が苦しんでおる、危機を知らせているのじゃ、どうなっておる、何も見えん」


(どっかで見たことがある危機の知らせ方だなあ)


 アフメトはそれを見ていてそう思うのでした、アルプの方を見れば、作戦が成功したと喜んでいました。


(果たして喜んでいいのか、失明したら戻らないのに、アルタン先生いるからどうにかなるけど)


 アフメトはアルプの反応に少し考え込むのでした。


 そして、校長は失明した状態で犯人を探すのでした、まずはジェム先生を呼んで推理させるのでした。


 ジェム先生は少し推理するのでした。


「ジェムや、犯人はわかったか」

「犯人はおそらくアルプ、タイランから入手した失明ジュースを使っています、そして、動機はあなたがアンカだからかと」

「さすがじゃ、下がってよろしい」


 そして、ジェム先生は校長室から退室し、校長はコツコツと歩くと宣言するのでした。


「通知簿に一筆書かねばならんのう」


 一方のアルプは犯人としてバレたので、このままでは通知簿に何を書かれるかわからないと半狂乱になって校長室に乱入し、殴り倒すことにするのでした。


 校長は失明しているため気付いていません、アフメトも慌てて乱入するのでした。


「校長先生を殺そうとするのはやめろ」

「黙れ、このままだと通知簿に何を書かれるかわからないだろ」

「だからといって、殺そうとするのは間違っているだろ」

「黙れ、親になんて言われると思っているんだ」

「じゃあ初めからそんな変なことするなよ」

「バレると思わなかったんだよ」

「何やってんだこいつ」


 何はともあれ、アフメトはアルプを止めるのでした。


「校長先生も待ってほしい、アルプはほんの出来心で、いや、出来心というには失明ジュースは酷すぎるな」


 ここで、校長は口を開くのでした。


「アフメトや、君はここに通って六年になるのう」

「ええ、そうですが、アルプのことは」

「案ずるではない」


 そう言って校長はアフメトに微笑むのでした。


「最近、目が遠くなってな」

「校長先生、それじゃあ」

「うむ、アルタンを呼んで早速治療してもらうことにしよう、ほほほ」

「ありがとうございます、校長先生」


 (そうだ、この校長先生は六年間、俺を見守ってくれた心優しい人なんだ、なんて温かい配慮なんだ)


 そして、アフメトは涙ぐむのでした、校長は笑ったままでした、そして、話を始めるのでした。


「よいか、アフメトよ、こんな話がある……」


(話長いな……)

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