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GREAT HISTORY〜大史伝〜  作者: アイラル
第二部 ミケ将軍到来編

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第二十七話 綺麗な絵

 ある時、タイランが住んでいた場所の近くに王様ではなく偉い将軍がやってきた、タイランは殺されるかもしれないと思って逃げることにしたが、手遅れだった。


 あっさりと近くまで来た男は、青い布を着ており、ターバンを巻いている男だった、戦士として剣を握っては桜の木を切り刻んで消えていく前にタイランに話しかけるのだった。


「あーん、お前何者だぁ、ここが珍しければここにいるといい、楽しければそれでいい」


 そう言って、トルガイは去るのだった、そう、彼はタイランを追い出したりすることはしないのだった。


 タイランは非常に喜び、ここで益々遊ぶことにした。


 珍しい生き物として、周辺に虎がいたので、その虎に色を塗って遊んでみることを想像してみたが、恐ろしくなって、近寄るのはやめておくかと合点し、納得するのだった。


「虎の似顔絵にイタズラ描き、これで十分さ、おいらには」


 その後、後日、セルバチア魔法学校の人たちにこの似顔絵が見つかって、おいらは怒られるんだ、上手に描けたなら提出しないといけなかったんだ。


 おいらは褒められたんだ、バーク先輩とセミル先輩に、とってもいいことなんだ。


「俺と会ってどう思う、お前が何を感じたかだ、楽しいならそれでいいだろう」

「おう、いいんじゃないか、それで、で、どうするんだ、提出するのか、もう提出したか、それでいいと思うぞ、楽しければ何よりも」


 おいらはとっても褒められたんだ、こんなに嬉しいことはなかなか無いんだ、わーい、やったー。


 お姫様にまで似顔絵は届くのだった、そして、万歳三唱でみんな喜ぶのだった。


「この絵どうするんだろう、買う人いるのかな、いないなら、私が買う、それでいいよね、王様頂戴」

「この絵、いい絵ですね、欲しくてしょうがない」

「僕だったら欲しくてしょうがないですかね」

「いい絵ね、最高よ、私の寝室に飾ってもいいんじゃない」


 セレン姫は大喜びしました、それだけではありません、キラス姫もアイレム姫も喜びました、王様は大層喜びました、そういい絵だったからです。


 だけど、こういう話を聞く度に、アフメトは嫉妬するのでした、何がいい絵というのか、俺だって絵ぐらい描ける、そう豪語して鳥の絵を描きましたが褒められませんでした。


「さすが六年下手っぴだな、ベヤズカプランのやつらは怒られることばかりしてやがる」


 シャヒンがそう言った後に青組のマヴィエジュデルのブラーク=スヴァーリも意見しました。


「下手くそは下手くそのままだ、全くマヴィエジュデルを見習って欲しいものだ、ふっふっふっふぅ〜」


 そして、最後に同じ紅組のタネル=コカ先輩が意見するのでした。


「下手くそのままだ〜、なんでこんなにアンカは褒められるんだろうな」


 そして、アフメトは悔しがるのでした。


「ちくしょう、なんてことだ、ベヤズカプランに恥をかかせてしまった」


 だけど、タイランは大変感動していました、素晴らしく豪快な絵だったからです、なので、魔法を使って再現することにしました。


 すると、魔法で絵から出て来た鳥はみんなに仕返しを始めるのでした、シャヒンを小突き、ブラークに火を吹き、タネルに泣き喚き散らしました。


「なんでベヤズカプランにやられないといけないんだ」

「次にやられるの俺たちなのかよ、全くタイランのやつ、おかしいだろ」


 そして、アフメトを喜ばせたのです、タイランはしかし、大変な失敗をしてしまった、親友も先輩も傷つけてしまったと大慌てするのでした、しかし、オシャディでみんな回復したのでした。


「これに懲りたらベヤズカプランなんて助けるなよ、アルタン=ボーラーンいるとしてもな」


 シャヒンから怒られるのでした、次からは要注意しなくてはね。


「ありがとうタイラン、お前のおかげで優しさがわかったよ」


 それはそうと、アフメトはタイランに感謝するのでした。


「ベヤズカプランなんか子分にするのか、やめとけ、するならアンカだろ」


 シャヒンは止めるのでした。


 一方、その頃、国家では様々な揉め事や問題事が起きていました、テロリストがたくさん出てきたのです。


 国家に急いで反逆して、ミケ・フリードルに続くんだとなっていたのです、大量のリムリア人が蜂起を開始して、国家は荒れていました。


 その国家のあぶれ者達が大量に他の国へと移動したり、そのあぶれ者達が怖くて逃げ出した者など、人々は非常に困窮するのでした。


「この俺様に続け、この俺様に従えばどんな褒美も望みも思いのままだ、俺に従え、俺に逆らうな、俺様こそが最強なのだ」


 しかし、国家はそれに対して反逆罪を適用して、テロリストを倒そうとすると同時に、ミケには国家から数々の刺客と要人を送り込んで止めることにしたのです。


 しかし、ミケは強く、とても敵いません、一体どうなってしまうのでしょうか。


 人々は不安がるのでした。

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