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GREAT HISTORY〜大史伝〜  作者: アイラル
第一章 街々

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第二十六話 希望あり

 セルバチア魔法学校ではいい場所を知ったんだ、魔法を学ぶ人は心が広い、やっぱり世の中こうでなくちゃね、おいらは一番偉い人があっちの国で食べるものが捨てられていたんだ。


 これが食べられるのはすごいありがたい話だ、桜の木は長くて細くてうまいのかな、まずーい。


 ご飯を食べるのも必死で大変なのがポプトベルテという国なのさ、毎日必死で生きているのは試練みたいなものなんだ。


「おいらはこの国で頑張って生き抜くんだ」


 世の中ひっくり返らないと生きていくことすら希望がないな。


 そうだ、いいことを思いついたんだ、おいらはセルバチア魔法学校の水道管から出てくる水をオレンジジュースにしてあげよう、そうすればみんな喜ぶはずだ。


 おいらは早速、セルバチア魔法学校へと向かって走って辿り着いたんだ。


「水よ水よ、オレンジジュースになあれ、ズールゥ」


 すると、水が黒く濁ったんだ、まずい、こんな水を飲んだらお腹を壊すどころじゃない、最悪だ、おいらは悪くないと言いたいが若干悪いやつがやってきた。


「おーい、どけぇ〜い、この俺様のお通りだい、飲ませろよ、黒いコーラかな」


 見事にハマったのはこの男、花びらパンを食う原因となったあの男だった。


 飲んだ瞬間に目を覆い、まるで視力がなくなったかのような激昂にも似たような声を一声上げたかと思うと、次の瞬間には嘆きへと変わった、悲劇だったからだ。


「うわ〜ん、目が見えないよう、どうしてだ、どうして見えないんだ、うわ〜ん」


 目が見えなくなった、そう弁償不可避の惨劇である、だが、おいらはこれで復讐に成功したんだ、おいらは暗い喜びを絶望しながら感じ取れないでいた、怒られるからだ、こんな悲劇が起こっては。


 そこに現れたのはおいらの魔法学校での友人のシャヒン=ウイグルだった、シャヒンは大体起こったこと察して、おいらが慌てないように宥めるのだった。


「タイラン、なにやってんだよ、もう気にするな、そいつベヤズカプランだろ、気にするな、アルタン=ボーラーンいるしな」


 そうして、おいらは泣き喚くアフメトを医務室へと連れて行くのだった、すると、たちまちのうちに回復するのだから、あら不思議、オシャディは便利な解毒魔法だな。


 それにしても良かった。ちなみにベヤズカプランとは白組を指しているんだ、おいらたちが通っている魔法学校には五つのクラスがあるんだ、オイラは紅組でアンカなのさ。


 治った後は仲直りとは行かずに決闘となったんだ、大変だ、おいらは魔法の決闘で勝たないとボコられてしまうんだ。


 バルを使い、バルを強化して、おいらは色々と状況を整理していたんだ、どうすれば勝てるだろうか

それに対して、アースを使って、大地を変化させながらモグラとかを動かし始めたんだ相手は。


 そして、魔法をさらに強力にする準備をしたんだ、だけど、そこまでで、おいらはバルをさらに強力にした一撃を放つことにしたんだ、そうすると、相手は何もできずに倒されてしまったんだ。


 そして、おいらは決闘に勝利したんだ、やった、勝ったんだ、おいらは幸せな気持ちでいっぱいになったんだ。


 あと魔法が上手に使えたので良かったんだ。それに決闘を見届けてくれた友人となっている、シャヒンが褒めてくれたんだ。


「やったじゃないか、タイラン、やるぅ〜」

「やったぞ、おいらは勝ったんだ、あの六年生に、大勝利だ」

「六年経ってまともな魔法一つ放てないようじゃ、才能無しだな、それに比べてタイランはすごいよ、魔法はタイランのためにあるようなものだ、さっすが〜」


 そんな彼らを知らないで、その頃、姫たちも必死で第一妃になるために王様と会話したりするのでした。


「やあ、この僕が生きている間はこの国は続くだろう、それでいいんだ、それから先は子孫の問題だ」

「私と一緒に頑張りましょう」

「いいや、結構さ、この僕一人で十分だからね」

「そんなあ〜、何とかしないと私落ちちゃうし、子孫も困りますよ王様」


 そんな二人の仲を見ていて別の姫が意見するのだった。


「エレンは渡さないよ、私のものだよ、私だけを見て、お願い」

「そうですよ、お願いします(愛想笑い)」


 そして、最後にアイレム姫が意見するのでした。


「あんた私にしなさい、私にしたら子孫繁栄よ、子沢山なんだから、メロメロにしてやるんだから」

「そうよ、あんたいい加減に決めなさい、私でもいいんだけど」

「あんた、私の彼を盗ろうってわけじゃないわよね、違うわよね」

「違うわよ、お目通し願おうと思って露払いしようとしたのよ」

「じゃ〜、許してあげる、気に入られなさい」


 アイレム姫は仲良くいくのでした。


「全く、誰にすればいいんだか」


 王様は後ろを向いて誤魔化すしかありませんでした。

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