ここはどこでしょう?あなたは誰でしょう?
ここはどこ?僕は誰?ではなく、ここはどこで、この人達は誰だろうね。
僕の名前は、蓮、レンって読む。
今知らない人に囲まれてるよ。
誘拐されたかなぁ。
いやぁ、結構誘拐されること多いんだよねぇ
うち家が富豪だからねぇ。
まぁ、妹も一緒じゃないだけなしかねぇ。
いやぁ、別に妹の身を心配してるんじゃないんだよねぇ。
僕のことになると妹はちょーっと過激になるんだよね。
いや、かなり、かなぁ。
誘拐で助かったら、犯人のことを殺すんだよね、社会的にさぁ。
『おぉ、召喚に成功したぞ。』
『うむ、ご苦労であった。おい、誰かそこの召喚士に褒美を渡せ。』
うーん、ちょっと面倒なことになってそうだね。
はぁ、召喚とか、成功したって、まぁ、こう言うのって異世界もののテンプレだよねぇ。
『おい、お主喋れぬのか?』
「喋れるよ、でなんで僕が呼ばれたか説明してくr『おい!無礼だぞ!この方を誰だって思っている!』話は最後まで聞いて欲しいんだけど。」
『よいよい、バシュノーグ、見たところ、綺麗な格好をしているではないか、異世界の王族なのであろう。』
ふーん、意外と文明が遅れてるみたいだな、合わせた方が今後が楽そう。
「で、ここはどこで、君たちは誰だい?」
『ここは魔王城、余は魔王のルマイティーだ、そして、そこにおる、4人は我の配下の四天王で左から、炎の四天王のバシュノーグ、水の四天王のウォーダー、風の四天王のウィンズド、土の四天王のアーズだ。』
「で、何で僕は呼ばれたわけ?」
『特に理由はないが?』
理由もなく突然呼ばないでもらいたい。
「えっと、本気で何もないの?」
『強いて言うならば、どこかの地域の魔族からの貢ぎものだ、貢物として、異世界のものを召喚してみせると言い出してな、強いて言うならばそれが理由だな』
その後、とりあえず部屋に案内してもらった。
戻る方法がわからない以上この世界で過ごすしかないっぽい。
妹が心配だ。