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ニートがジョブやスキルを掛け合わせて異世界で無双するそうです  作者: 甲藤 ショウ
第一話 「人助け」×「奇跡」=「異世界転生」
3/3

目が覚めたら、真っ白な空間に一人たたずんでいた。


「ここは・・・?」


俺は、たしかあの少女をかばってそれから・・・


「そうか… 俺、死んだのか・・・」


一人そう呟く。


「あの子、助かったかなぁ・・・?」


こんなことは無意味だと知りつつも、誰も答えることのない「質問」を口にしてしまう自分に苦笑する。



しかし、その「質問」は凛とした美しい声によって「答え」られた。


「ええ、無事ですよ。」


声のした方向を振り向くと、そこには純白の髪を持ったロングヘアーの女性が立っていた。

顔は・・・  深く顔を伏せていて見えない。なんだか気になったが、


「そうですか・・・本当に良かった・・・」


まずは少女の無事を喜ぶことにした。 一つの小さな命が1ニートの命と引き換えに救えたのなら本望だ。


「ところで、あなたは誰ですか?」


次に、俺は質問に答えてくれた女性に再び質問を投げかける。ある事に対する裏付け(・・・)も含めて。  しばらくして、何かに躊躇するような声が返ってくる。


「私は・・・」


やはり。

俺は、最初にある違和感を感じ取っていたのだが、今確信した。この(ひと)は・・・


「なんで、、、     泣いているんですか?」


 泣いていた(・・・・・)



「・・・どうしてわかったんですか」


弱弱しい声で問いかけられる。


「だって、あなたの声が、霞んでいるように聞こえたから」


俺が感じた違和感の正体はこれだった。


「どうして、泣いているんですか?」


俺は優しく問う。 女性はなかなか口を開かなかったが、待ち続けた。


「・・・さい」


そんな声が聞こえたのは待ち続けて1分程経った後だった。

よく聞こえなかったので、聞き返そうとしたその時、女性は顔を上げた。

まるで彫刻のように美しい顔立ち、美しい紺碧の瞳だった。 しかし、その顔は涙でぐちゃぐちゃになっていた。


「・・・ごめんなさい。」


今度ははっきり聞こえたその声に続けて、懺悔と後悔をにじませた顔で、その(ひと)は告白した。


「私はノア・シャーロン。 あなたに助けて頂いた、あの少女です。」

こんにちは、甲藤ショウです。

暑くなってきましたねえ・・・((+_+))

アイスが欲しいところです(-_-;)

皆さんも熱中症対策はキチンとしましょう!!


次でプロローグ(第1話)は終了、いよいよ本編に入っていくのでご期待ください!!

それではまた!

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