表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

高級料理店の秘密

作者: コウノトリ

短編です。書いたことないのでへんてこだと思いますが「自身にとって利益のあることが他人に利用されているかも」をテーマに書きました!あ、完璧に作り話ですのであしからず(笑)

 もともと予約制の高級料理店の店主をやっていた人と話をする機会があった。

 都内の高層マンションの一室を借りて、至高の料理を振舞っていたらしい。値段はかなり高く、一食で一般のサラリーマンの給料が半分飛んでしまうとか。そんなの誰も食わないだろ、と思うかもしれないが全盛期は予約一年待ち。特に富裕層に好まれていたらしい。

 確かに料金は非常に高いが、出される食材を鑑みれば破格で、わかる人にはむしろ安い店と言えた。そこのホームページが面白く、「必ずお腹を空かせてお越しください、至高の料理をお見せしましょう」とでかでかと書いてある。

 これこそが破格で振舞っても利益を大量に確保する方法らしく、料理を見ただけで涎をたらしそうなほど空腹を抱えてきた客には、ワンランク下の破格でも何でもないぼったくりの料理を振舞ったらしい。もちろん料理の腕は一流なので、ぼったくりと言えど絶品だ。

 曰く、空腹は最高のスパイスとはその通りで「本当に値段相応なのかな?」という疑問すら吹っ飛ばしてしまうらしい。ホームページを見て腹を空かせてきた客(話では一日なにも食わずに来た客もいたらしい)には延々とぼったくり金額を払わせ、常連のシステムがわかっている客は「先に食べてきちゃいました」と調理前の店主に一言。破格の高級料理を振舞われる。

 たしかに空腹は最高のスパイスだが、調味料は本来調理する側が使うもの。店主は空腹を最後のスパイスとして、ぼったくりシステムを閉店するまでバレずにやり遂げた。

 それは詐欺では?と聞くと

 「仕入れ値そのままの金額で提供する店なんてすぐつぶれちまうぞ?元来商いなんてのは客と店側との化かし合いなんだよ。あんたも店をやれば分かる」

 そう高級時計をちらつかせながら、ワインセラーから持ってきた何年物かわからない赤ワインをくいっと飲み干しながら言った。

コルタナの続き書こうかと思ったんですが、日中に思いついて形に残したかったので書いてみました!

短編の書き方とか必要な要素とかわからなくて、書きたいこと詰め込みました。こうしたほうが良いとかあったら教えてください!次に生かします!!


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ