ビリーの話
掲載日:2016/04/02
とある州の噂話です。
少し前、アメリカのある州にビリーという子が誕生した。
両親と離れ、施設に入れられたのは5歳の頃であった。
ビリーはいつも虫や小動物を殺しては、その死体で遊ぶという異様な習慣があった。
10歳のとき自分を捨てた母親が亡くなる。
そして施設の裏にあった墓場から、母親に似た女性を掘り起こし、自分の作った秘密基地に持ち帰り様々な欲望を満たしていた。
彼は施設から出ると、その後解剖や死体の処置法などに異常な関心を持ち、あちこちの墓地から死体を掘り起こし収集するようになる。
ビリーが掘り起こした死体は、検証できたものだけでも 214体にも及ぶ。
警察や地元の新聞で犯人はビリー・シャンという、スキンヘッドの青年であるということが発表される。
しかし、これだけの数の事件をおこしたビリーであったが警察に捕まることはなかった。
一部からは自殺したと言う説も出たが、墓荒らしは変わらず続いた。
この神出鬼没の怪事件の犯人はやがてはアメリカ全土から恐れられ、こう呼ばれるようになったのだ。
「悪魔の墓荒らし」と。




