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008:祓魔師は最高のタイミングで現れる(side:ランベルト→アデリナ)

 ……うわぁ、最悪だぁ……ふっざけんなよぉなぁマジでぇ!


 数十キロ離れた場所へと最短距離でやって来たのは良いものの。

 馬鹿女二人がいるであろう倉庫の密集地は――“異界化”されていた。


 異界化とはファンタジーでいうところのダンジョンだ。

 俺たちが使う結界にも似ているが、それよりももっと手の込んだものと言える。

 異界化を行えば外側からは全く何も変わっていないように見えるが。

 一度足を踏み入れた瞬間に、出る事が困難な複雑化した迷路のような場所になる。


 異界化を使える魔族は限られている。

 最低でも力のある上級。可能性が高いのは最上級だろう……アイツの言う通りってか?


「ぁ、ぁぁ……ぅ、ぁ」

「……」


 チラリと視界の端のゴミ共に視線を向ける。

 若い男たちであり、奴らは人間だ。

 恐らくは、悪魔と契約して餌となる人間を運んでいたんだろう。

 その所為で、修道院の近くで人間を攫っていても祓魔師たちが気づかなかった……いや、それも少し違うな。


 中々に高度な隠ぺいを行っていた。

 普通なら悪魔と接触していれば魔力の残滓であったり臭いがするものだが。

 奴らからはそれがまるで感じられなかった。

 恐らく、相当に高度な技か何かで痕跡を絶っていたんだろう。

 あれほどまでにされてしまえば並の奴では絶対に見つからない。

 俺であっても奴らを一から探そうとしていれば、一時間くらいは手間取っていたかもしれねぇ。


 ……つけておいて正解だったぜ。いやマジで。


「……」


 俺は小さくため息を零す。

 まぁゴミ共は生かしておいてやる。

 後で警察には突き出すから動けないようにボコボコにはしたがな。


 俺は迷うことなく異界化された土地に足を踏み入れる。

 その瞬間に、俺がいた場所はぐにゃりと大きく歪んで姿を変えていく。

 広い場所にぽつんとあった筈の倉庫たちは消えて。

 代わりにバカでかい奇妙な形の建物が並ぶ街のような場所になった……きしょくがわりぃなぁ。


 いつ見ても、悪魔のセンスは理解できない。

 そんな事を考えていれば、俺の侵入を検知した悪魔共が俺の目の前に降り立つ。

 奴らは三メートルはある巨体で、ぎらぎらとした真っ赤な目を俺に向けてにたりと笑う……きめぇ。


「おいおいおいぃ。今日来ているのは若い奴らばっかりじゃねぇのかぁ? こいつはどう見てもおっさんだろぉ? 嫌だなぁこんなきたねぇの食ったら、俺ぁ腹壊しちまいそうだぁ」

「げははは! ちげぇねぇちげぇねぇ!! こんな奴はさっさと殺してペットの餌にしちまおう!」


 奴らは俺の前で勝手に俺をどうするのかを決めた。

 そうして、徐に両手を上げて――“潰してやった”。


 凄まじい破壊音と共に巨体であった悪魔共はべしゃりと潰れた。

 まるで、プレス機によって圧縮されたアルミ缶のようだ。

 地面には大きなクレーターが出来て、そこに汚ねぇシミと化したカス共。

 俺はそれを無視してゆっくりと異界化の場所で探知を始めた……あっちだな。

 

 〇


「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ! 大丈夫!? お腹とか痛くない!?」

「う、うぅ……怖いよぉ……お母さん」

「これはまずい。すごくまずい。聞いたことがある、これは力のある悪魔が生み出す狩場!」

「狩り場でも貝塚でもどうでもいいけど……何で、こんな目に遭うのよぉ!」


 私と友達のエルナは走る。

 入り組んだ迷路のような通路を走り抜けていく。

 呼吸は乱れているがそれは疲れからではなく――純粋な恐怖からだった。

 

 思い出せば、どうしてあんなにも分かりやすい罠に引っかかったのかと自分を責めたくなる。


 事の始まりは今から数時間前だ。

 エルナと一緒に疲れを吹き飛ばす意味も兼ねて。

 一緒に修道院から少し離れた街で有名なケーキ屋さんに行こうと話していた。

 うちは貧乏で仕送りだってそんなには貰っていないけど。

 私は寮には内緒で日払いのバイトを幾つかしていた。

 空いている時間で飛び込みでも大丈夫なところを選んで、だ。

 何時も何時も、こっそりと窓から抜け出してはバイトに出かけて。

 少しではあったものの自由に使えるお金も溜まっていた。


 ……まぁ本当は深夜のバイトを学生がするのはダメだけど……そこは私のコミュ力で誤魔化していた。


 あのクソムカつく鬼畜ダサ眼鏡のしごきで鬱憤も溜まっていたのだ。

 だからこそ、女子は女子でストレスを解消する為に甘いものを求めた。

 そんな時に街で声を掛けられて振り返れば、そこにはすごいイケメンたちが立っていたのだ。

 まるで、アイドルのような顔立ちで良い匂いもしていた。

 彼らは私とエルナの事を褒めてくれて、今からお茶でもしないかと誘ってきた。

 生まれて初めてのナンパであり、それもかなりのイケメンたちだ。

 断わる理由も無く、面倒くさがるエルナを引き連れてついて行って……捕まったんだ。


 結束バンドとかで手足を拘束されて。

 奴らは何処かに連絡をしていた。

 話し声が聞こえていたのですぐに分かったが。

 相手はどうにもやばい連中で、すぐに私は自分たちが修道院の生徒であると明かした。


 こういう輩は祓魔師とかその見習いにすごく怯えていると聞いていた。

 だからこそ、私たちはそれを話せばこいつらが私たちを解放すると思っていた。

 すると、奴らはすごく邪悪な笑みを浮かべながら嘘をつくなと言ってきた……まぁそれはそうよね。


 捕まった時は制服ではなく私服で。

 エルナは制服のまま行こうとしていたが。

 もしも、あのダサ眼鏡が私たちを見つければどんな仕打ちをさせるのか分からないと言ってしまった。

 その結果、私たちは変装の意味も込めて修道院の生徒には見えないようなラフな服で来てしまった……迂闊だった。


 後悔しても遅い。

 私たちはそのまま謎の倉庫に連れて行かれて。

 その地に足を踏み入れた瞬間に謎の気持ちの悪い空間に出ていた。

 へんてこな建物が並ぶ街の中心で、不気味な紫色の空の下。

 私たちの前に立った――悪魔たち。


 一目見た瞬間に分かった――あぁ死んだって。


 ぎらぎらとした赤い目、そして鋭利な牙。

 人間を遥かに超えた巨体で、肌は黒い。

 そんな奴らが私たちをニタニタと見ていて、数はざっと二十くらいはいたと思う。

 でも、そんな奴らよりも遥かに恐ろしい存在がいた……アレが親玉なんでしょうね。


 その悪魔は私が動画で知る悪魔ではなかった。

 姿は小さく人間のように近い形はしていたけど。

 奴が発するおぞましい何かが私たちに死を間近に感じさせていた。

 ぐにゃぐにゅと折れ曲がった角を頭から生やし、背中からは蝙蝠のような翼を生やして。

 手が異様に長細い奴で、見ているだけで吐き気がした。

 奴は表情がまるで分からない穴のようになったその顔を私たちに向けていた。

 そうして、くつくつと笑いながら私たちの事を極上の餌だと言っていた。


 理解した。

 私たちは奴へと捧げられる供物なのだと。

 集められたのは二十人くらいの若い人たち。

 上の人でも二十代前半で、下は小学生低学年くらいの男の子だ。

 奴は私たちにゲームと語って逃げる事を提案してきた。

 もしも運よくこの空間から抜け出せれば、追い掛ける事はしないと言って……絶対に嘘よ。


 悪魔は人間を騙して食う存在。

 そんな言葉は絶対に信用しちゃいけない。

 けど、黙って立っていても食われるだけで。

 奴の合図と共に私とエルナは泣いている子供を抱きかかえて走り出した。


 走って走って走って、ひたすらに走った。


 この時ばかりはあのクソみたいな指導をした男に感謝した。

 どれだけ走っても、そんなに苦痛に感じない。

 一時限ごとに肉体が悲鳴を上げるほどに鍛えられていたのだ。

 今更、全力で何十分も走っても苦じゃない。


「は、はは……何よ、役に立つって、事?」


 あんなに無茶苦茶で、あんなに横暴で。

 ファッションセンスはゼロで、全然いけてないおっさんなのに。

 何故か、今はアイツの顔が脳裏にちらつく。


 ムカついてムカついて、大嫌いな筈なのにさぁ……。



『意味が分からない、知らなかった……そんな事は社会では通用しません。分かりなさい、理解しなさい。さもなくば、貴方たちは惨たらしく死ぬ事になるでしょう』

「そうよ……これが当たり前。普通……最高で最低なほど……正論だったじゃない」



 アイツが言っていた事は正しかった。

 悪魔が存在しているこんな世界では、理解できなかった人間から死ぬ。

 分からなくても、知らなくても……私は知ろうとする努力を怠っていた。


『お母さん! 私適正ありだって! それもCだよ! すごいでしょ!』

『すごいけどさぁ……でも、私は修道院には行って欲しくないなぁ』

『えぇ? 何でよぉ。もしも、もしもだよ? 成績優秀で私が対魔局の本部所属になったらさ……お母さんもユーゴも養えるんだよ! だからね、私は――』


 分かっていた。

 少し考えれば理解できていた筈よ……母さんが心配していた理由を。


 どんなに才能があっても、どんなに強くなろうとしても。

 人間には限界がある。

 人間なんかじゃ、不思議な力が使える悪魔には勝てない。

 優秀な人たちも数年で亡くなって、そんな英霊たちを追悼して……同じなんだ。


 どんなに頑張っても、どんなに諦めなくても、人類は……っ!!


 遠くから悲鳴が聞こえた。

 他の集められた人の声で……まただ!


 聞こえる。

 色んな場所から悲鳴がしていた。

 泣き叫び、助けを求めて、愛する人の名前を叫んで……っ!!


 怖い。怖い怖い怖い怖い怖い……怖いよぉ。


 死にたくない。

 まだ生きていたい。

 生きて、やりたい事が沢山ある。


 弟が成長する姿を見て、母さんに恩返しをして。

 社会人になって就職して、一杯働いて家を買って。

 恋人を見つけて結婚し、それでそれでそれで……あぁ。


 前が見えない。

 目から涙が溢れて来る。

 足は動いているのに何も見えない。

 いろんな感情がぐちゃぐちゃで、それが涙になって流れていく。

 エルナを見れば、彼女も鼻を啜っていた。

 大好きなお菓子の箱が握りつぶされている。


 同じだ。

 皆、皆……生きていたいんだ。




「あぁ何とも何とも――醜い顔だなぁ」

「「「……!?」」」




 耳元で声が聞こえた。

 狭い道から出た瞬間に、私たちは咄嗟に左へと大きく飛んだ。

 すると、逆の方向の道に何かが勢いよくぶち当たった。


 風圧でごろごろ私たちは転がる。

 地面が大きく揺れていた。

 割れた地面の残骸がつぶてのように襲い掛かる。

 私は反射的に子供を体で守るが、そのせいで大きな破片が背中に当たる。


「ぅぐ!?」


 強い痛み。

 血が出ているように感じた。

 私はその場に膝をつき、それでも子供を身を挺して庇う。

 子供は私の腕の中で泣きながら震えていた。


「大丈夫……大丈夫だよ……お姉ちゃんが、守るから、ね?」

「ぅ、ぅぅ」

「……アイツだ。あの悪魔だ……まさか、他の人たちは」


 エルナが私の傍に駆け寄る。

 私の身を案じるように両肩に手を置いていた。

 その手も声も震えていて、視線をゆっくりと奴に向けて――心臓がキュッと閉まる。



「えぇ、貴方方が最後の――獲物です」

「そん、な……う、うぁ……に、逃げ、ないと」



 煙を払い姿を現す異形の化け物。

 奴は静かに背中で手を組み、余裕の姿勢で私たちを眺めていた。

 

 エルナが私の体を抱えあげようとした。

 瞬間、エルナの体が――吹き飛ぶ。


「エルナッ!?」

「――がふぁ」


 どさりと地面に転がる。

 一瞬見えた紫色の光の線。

 それがエルナの体を貫いた。

 心臓がある部分には小さな穴が開いていた。

 彼女はがふりと口から血を噴き出す。


 彼女は必死に手を伸ばし、掠れた声で逃げるように言う。

 その言葉を聞いても私の足は動かない。

 友達を見捨てることは出来ない……いや違う。恐怖で体が凍り付いていた。


 もう助からない。心臓を貫かれた……でも、それでも……ッ!!


 私は震えていた。

 それでも、唇から血が出るほど噛み勇気を絞り出す。

 

 私は子供を下ろして下がらせる。

 そうして、近くに転がっていた鉄パイプを握る。

 悪魔は首を傾げて私を見ていた。

 私は震えながらもしっかりとパイプを握り――叫ぶ。


「ああああぁぁぁ!!!!」


 パイプを振りあげて奴に向かって走る。

 そうして、奴に対して全力で振り下ろした。


 パイプが当たった瞬間に大きく振動する。

 手がビリビリと痺れた……硬い! でも!!!



 私は叫び続けた。

 そうして、何度も何度もパイプを振り下ろす。

 奴はそんな私を嘲笑っていた。

 でも、私はそんな嘲笑も無視して果敢に攻撃を続けて――


「鬱陶しいですよォ!!!!」

「――ぐぁ!!?」


 奴が腕を振るう。

 瞬間、私の体はくの時に曲がる。

 バキバキと骨が折れる音が響いて――壁に激突する。


 大きく口から血を吐き出した。

 そうして、力なく地面に倒れる。


 今の一撃で、私の力は全て削がれた。

 もう指一本も動かせない。

 もう抵抗する力は残されていない……あぁ、そうなんだ。


 

『アンタ、貧乏なんでしょ? 服だって汚いしダサいしぃ……話しかけないでくれない?』

『やぁい! ブスブスドブス!! ドブみたいな臭いさせんなよぉくっせぇなぁ? ぎゃははは!』

「は、はは……さい、あく……かは」


 

 多分、私は此処で死ぬ。

 だからかな……走馬灯を見ているんだけど……最悪な思い出ばかりだ。


 貧乏だったから、服も全部他の家の人のおさがりで。

 穴が空いたり解れたらお母さんか私が縫い直してさ。

 それでもちゃんと洗濯してったのにクソ野郎たちは……はは。


「メイク、覚えて……綺麗に、なって……恋人、作ろうって……思ってたのに……」

「ほぉ、それはそれは……浅ましく人間らしい薄汚い欲望だぁ。自分を偽るその絵の具も涙で剥げてしまって……あぁ本当に醜いですねぇ!! ははは!!」

「は、はは、は……ぅぅ」


 本当に最悪だ。

 死ぬ間際でも、私は馬鹿にされるんだ。


 悪魔は存在するのに、神っていう存在は影も形も無い。

 確かにいる筈なのに、そいつは何時も何処かで見ているだけなんだ。

 人が呼んでも返事もしない、助けて欲しいと願っても何もしてくれない。

 それなのに、人間に偉そうに説教して……いる訳、ないじゃんか。

 

 何度も何度も神様に願った。

 いじめが無くなる事を、うちがお金持ちになれる事を。

 努力もした。変わろうと思ってメイクも覚えた。

 一生懸命に友達が出来るように頑張って、バイトだって頑張って……でも、神様はそんな私を……っ。

 

 

 明るくなっても傷つくのは変わらない……助けてよ。



 枯れた筈の涙がまた溢れて来る。

 血を流しながらも、滲む視界に映る悪魔を睨む……助けて、ください。

 

 

 

 誰か。誰でもいいから……一度でいいから、私たちを、私を……



 

「たす……けて」

「命乞いなどとみっとも――ッ!!!!」



 

 何かが上空から落下してきた。


 それが建物を破壊し、ガラガラと瓦礫が崩れる。


 ごろりと瓦礫と共に落ちて来た何か

 

 煙が出ていて、だらりと力なく倒れていたのは――“悪魔の体”だった。



 

 頭が無くなっている。

 煙を噴き出していて、ぼろぼろと体が無くなって言っていた。

 目の前で私を嘲笑っていた悪魔はゆっくりと右の方向を見た。

 すると、誰かがゆっくりと歩いてきている……アレは……あのダサい眼鏡は……嘘。


「……っ!! 何だ、あの纏う空気は……お前は、何者だ」


 男は笑わない。

 コツコツと静かに靴の音を鳴らして歩いていた。

 真剣な顔つきで悪魔を睨む。

 ボロボロのスーツは血だらけで、そのメガネにも血がついている。

 此処に来るまでに激しい戦闘があったんだろう。

 しかし、あの人はそれを感じさせる事なく正体を告げた。

 

 

《私は教師です。そこにいる二人の女子生徒の》

「せ、ん…….せぃ」


 

 私は力なく呟く。

 すると、悪魔は彼を嘲笑う。

 

「教師だと? ふざけるな……なら、こんな所に何をしに来た!! まさか、この私の餌になりに――うごぇ!!?」


 先生が消える。

 そうして、悪魔が変な声を出したかと思えば勢いよく逆方向に吹き飛んだ。

 そこにあった建物を貫通していく。

 先生を見れば拳を突き出していた。

 そうして、ゆっくりと姿勢を正して眼鏡を片手で上げて――




《大切な生徒を――助けに来た。それだけです》

「……っ!!」

 


 

 胸が高鳴る……あぁいたんだ。


 神様は確かにいた。

 そして、私の願いを聞き届けてくれた。

 先生はすぐにエルナの傷を治し、私の方にも駆け寄って来た。

 表情には分からないものの、その手は震えていて……心配してくれたんだ。


 傷が治って、痛みが無くなる。

 でも、体には強い疲労感が残っていた。

 意識が消えそうな中で、私は先生に手を伸ばす。

 言わなきゃ、今、言わないと……


「先生、ありが、とう」

《……まだ早いです……でも、どうも》


 先生はぎこちなく笑う……ふふ、可愛い。


 先生の笑顔で安心してしまう。

 そうして、私の意識は一気に闇の中へと沈んでいく。

 最後に見たのは復活した悪魔へと果敢に戦いを挑む先生の姿で――――…………

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