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そらまめのそらもよう

そらまめのそらもよう 〜episode4 石頭〜

掲載日:2025/03/08

ポカポカいい天気。

そらまめは、あったかい日差しにみちびかれて

さんぽに出ました。

フンフンと、鼻歌まじりで気分よく歩いていたら

ピーピーピーッ

空の方から鳥の声が迫ってきました。


そらまめは、ハッとして

目の前にあったキャベツ畑へ飛び込みました。

そして大きなキャベツの葉の間にもぐりこみました。

そらまめは、息を整えて耳をすまします。

パタパタパタ

近くで鳥の羽音が聞こえました。


そらまめは、キャベツの葉にはさまれたまま

息を止めてじっとしています。


サクサク ピッピ サクサクサク

足音が聞こえます。


そらまめは、かたいからだを

さらにかたくしました。


そのときです。

カプッ!

そらまめの頭に何かが食いつきました。

ブルブルブルブル

そらまめの体に悪寒がはしりました。


?

でもちっとも痛くありません。

ちょっと重いだけです。

そらまめは頭をふりました。

ボタっと落ちてきたのは

アオムシでした。


そらまめは、はじめてみるアオムシに

さらに体をかたくしました。


アオムシは、かたいそらまめの頭をかんで

アゴを痛めたようで

苦しそうな顔をしていましたが、

やがて、プイッと顔をそむけて

キャベツの葉をのぼっていきました。


そらまめは、しばらくドキドキが止まりませんでした。


ピーピーッ

鳥の声が遠くで聞こえると

そらまめはキャベツから這い出ました。


それから、そらまめは

アオムシにかまれた頭をなでると

また散歩の続きをはじめたのでした。



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