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ケダモノたちよ  作者: 船橋新太郎
序章・祖柄樫山の双村
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オープニング

全体的な作風を、登場人物紹介を交えて流し見て頂ければと思います。

ー祖柄樫山、という山


格差と差別、暴力が横行する村


それを見て育った若者が抱く不幸と恐怖…


その渦中に飛び込み、平和な村に変えて見せる…!!


そんな彼らは、英雄か?


それともケダモノか?


ーーー




「いや、小夏がこの村に来てからずっと一緒だけど、俺は小夏のことが好きだよ。」


「ああ、フラれたよ。構わない、出してくれ。」

蓮太は皮肉を言うと、忌部は苦笑して馬車を走らせる。


ー成長を遂げる主人公・置田 蓮太…!




「赤島会の解体、これをお前にお願いに来たが、良い返事はなさそうだ。挙句、私の追う容疑者と仲良く酒でも酌み交わしたのか?どういう了見だ貴様?」


「自分の息子の為に、国は売らない。自分の息子のことだから、自分で尻拭いはさせる。親だから当然の判断だ。違うか?」

その真っ直ぐな瞳に、初めて圧倒される杏と桃。


ー男の肝すら抜く女傑・置田 藤香…!




「でも、それと私たちが降りる理由は関係があるの?」


「私は監査人・三ツ谷華。あなたを助けに来たの。」

※監査人・三ツ谷華より


ーもう一人の主人公である女史・三ツ谷 華…!




「どうかしら?私と取引しない?」

千毬が蓮太の顔を大きな瞳で捕らえると、不敵に微笑んだ。


「私は知恵を以って敵を攪乱させ、兵力を削ぎます。御安心下さい、特攻など致しません。」

自信に溢れる千毬の表情に、藤香も頷いて見せる。


ー権謀術数を張り巡らせる鬼才・伊集院 千毬…!




「やぁ、千毬。ジジイに妙な事されなかった?」


「ん~言えない。守秘義務ってやつ?でも味方だと思ってくれて構わない。」


ー掴み所のない忍術と性格、虚け者・霧隠 玄…!




「言ったでしょ?私は任務を失敗しない。」


「ノック位してほしいわ。無粋な輩は嫌いなの。」


ー華麗に任務を遂行する鳳蝶・小夏…!




奉日本 灯(たかもとあかり)。あの女の神器は祖柄樫山のバランスを狂わせるほどのモノ。失敗は許されん。」


「素手…とはいえ、禍津命(まがつみこと)の力だが。まさかここに来て、『神兵』を拝見することになるとは。であるなら、俺も神器の力を解放しよう。まずは…お前だ。」


ー邪神の血を引く末裔、闇の主役・東雲 隆将…!




「全部、殺しましょうか。」


「これは、交渉ではなく、わたくしからの施しです。餌に交じってしまう可能性があるので、柵の中に入らぬよう、という❝お願い❞、と言っておきましょう。」


ー圧倒的威圧感で君臨するサディスト・樒…!




「言ったろ?冥土の土産に見せるとな。オレはどんな技も完コピ出来るのさ。」


「この夢占いでわかる死の予兆には、必ず殺す者と、その原因たるが分かり得る。聞く限りは、相島に何らかで取り入るも、誰か真意を知り得るものが相島にリークした。」


ー技のコピーと、詰めの算段を駆使する、凶鳥・八咫烏…!




「誉がそこまで好きだったとはな。俺への憎悪が、俺の力を更に引き出してくれるだろうよ?虎太郎!」

「クズめ!死んで償え!!」

虎太郎の太刀筋を一つ、また一つ捌き、躱していく辰教。


(幼馴染)を巡り、対立する漢・虎太郎…! そして悪童・辰教…!



「アッハハ。ほらお嬢ちゃん、帰還しなよ?ママが呼んでるってさ!アッハハ!」

桃が杏に顔を向けると、手を叩いて下品に笑う。杏も侮辱しながら笑い、座っている黄田を足で退かして椅子に座った。

「どうすんのさ?やんのやんないの?」

杏が両肘を両膝に当てて前のめりに座って問いかけてくる。


ー狂気を生み出す、弓の名手・缶 杏…!

ーその狂気を愉しむ、戦闘狂・缶 桃…!




「変若水の何処かに、置田蓮太が幽閉されているという話も、偽りという事かな?」

満彦と梅男は顔を見合わせるも、首を横に振る。


「ようやく、再会できたようだ…」


ー因縁の敵にして仇、覇王・黛 紅蓮…!




 人類は、欲望と共存する・・・




     『ケダモノたちよ』


作品の進み具合で、内容を一部追加・変更します。

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