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あいう詩シリーズ

詩え たった独つの世界

作者: 仲仁へび



 思うようにいかなかったからって 簡単に投げ出す

 思い出は廃れていった

 願うようにならなかったからって 簡単に捨てていった

 まわりには何も残らなかった


 殺風景な風景

 一人ぼっちで立って

 まるで世界が終わってしまったかのよう


 哀れむ視線すらない


  信じられないほど単調 廃と灰で満たされて


  分かり合えないほど断絶 別れて分かれずに


  一つずれたら 二つずれていく


  三つずれたら 四つと進む


  崩れる速度は加速して


  崩壊の引き金の方が遅れてしまう


 思うようにいかなくて

 願うようにもいかなくて


 思い出は何もなく

 まわりには何もなく


 塗りつぶされた単調な世界

 分かれず一人ぼっち


 哀れむ世界はたった独りで存在し続ける



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