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バツゲームは面倒ごとを呼ぶ②

〜たい焼き屋〜


たい焼き屋の前では店主とドレスを着た少女とメイドが話している


「このたい焼き本当に美味しいの〜店主よ褒めてやろう!」

「おう!ありがとうな嬢ちゃん!」

「申し訳ありませんお嬢様の生意気な態度は昔からのものでして…」

「ん?気にすんな!子供のことだからな」

「妾を子供扱いするのは気に入らぬが…このたい焼きに免じて許してやるぞ!」

「そりゃありがてぇ!」


そんな会話をするなか遠くから足音が聞こえる


「ん?なんじゃ?」

「なんでしょう?」

「あれ!ネナじゃねぇーか!?」


店主の言う通りメイド服姿のネナが走ってくる


「おっちゃん!いつものたい焼きちょうだい〜」

「あいよ!」


店主が返事をするといつもネナが頼むクリームのたい焼きを焼き始めた


「ネナ〜!早すぎるわよ!」


やや遅れてフレアとシキが到着する


「お嬢さん方は何にする?」

「じゃあわたしあんこで」

「私は…クリーム でお願いします」

「あいよ!」


とりあえず注文を済ませる二人


「ネナ!お嬢様を置いてくなんてメイド失格よ!」


フレアはすこし怒っているようだ


「ごめん…じゃなかった、申し訳ありませんお嬢様〜」


適当に返事をするネナ


「ネナさんすごいですね…早すぎます」


息を切らしながらシキが言う


一方


「は?…」

「メイド服ってあんなに早く動けるものなんですね」


いきなりきたネナたちに驚くドレスの少女とネナの動きに感心するメイド


「あら?ここらで見ない子ね?」

「可愛いドレスですね〜」

「どこからきたの〜?」


シキとフレアがドレスの少女に気づき話しかける


「たい焼き♪たい焼き〜♪」


全く気に留めないネナ


「妾を子供扱いするな〜!そして無視するな〜!妾を誰と心得る!世界に四人しかおらぬ魔王!レナ・スカーレットだぞ!」


レナが名乗る


「え!?あの魔王!?」


シキはまさかの魔王登場にパニックになっている


「ふふん〜!恐れおののくが良いぞ!」


レナが大きく胸をそらす


「へえ〜魔王なんだ〜かっこいいね〜」

(子供のごっこ遊びかな?)


フレアはシキが子供の遊びに乗ってあげたのだと判断した


「なぬ!?」


レナはフレアの余裕そうな態度に驚いている


「お嬢様…おそらくお嬢様のその子供のような姿を見て子供のごっこ遊びだと思われたのかと」

「なに〜!子供のごっこ遊びじゃと〜!妾は本当に魔王なのじゃ〜!」

「はいはい〜魔王ね〜」

「ぐぬぬぬ!」

「お嬢様こういう時はもっと余裕を見せた方がいいかと…今のお嬢様は完全に子供ですよww」

「うるさいわ!」


完全に子供扱いされ挙句にメイドにもからかわれる魔王様


(まぁこやつは妾の恐ろしさを目にしたら態度を改めるじゃろう)

「まぁいい…それよりお主!妾を無視するとはどういうことじゃ〜!」


無視されて怒る魔王様


「え〜?めんどくさそうだったからスルーでいいかな〜って」

「ナンジャと!魔王に対してめんどくさいじゃと!」

「まぁお嬢様めんどくさいですし」

「お主は黙っとれい! 」


メイドにまでめんどくさがられる魔王


「おい!お前ら店の前で騒ぐな〜!」


〜数分後〜


たい焼きも焼き上がり新ためて自己紹介をする


「私はフレア、あっちがシキで、あのたい焼きにかぶりついてるのがネナ」


フレアが紹介する


「妾は魔王レナ・スカーレット!ヴァンパイアの魔王じゃ!そしてこいつは」

「メイドのミルです…お嬢様がご迷惑をおかけしました」

「かけてないわ!むしろ向こうが…」

「はいはい静かにお嬢様」

「んぐ」


ミルがレナの口にたい焼きを押し込む


「それにしても魔王様がどうしてこんなところに?」


魔王‥それはかつて人類に脅威をもたらした四つの存在

勇者たちとの戦いの後人類と不可侵条約を結んだ

と歴史の授業で聞いたシキ


「実は今年から契約が少し変わりまして、魔王と人間の王族の間で交換留学をさせることになりまして」

「交換留学?小学校にでもい…」

「ネナはちょっと黙ってて」


小学校と聞いてレナが反応したのでネナの口にたい焼きを押し込んで黙らせる


「交換留学ってことは魔王様がどっかの学校に来るってこと?」

「はいそうなります」

(うわ〜とてつもなく嫌な予感…)


レナの方に目をやるとたい焼きに夢中になっているネナの方もたい焼きに夢中のようだ


「ところでフレア様はネナ様のあるじなのでしょうか?」


ミルがメイドらしからぬ行動をするネナを見て疑問に思う


「あーこれは今日だけのバツゲーム…ネナはただの友達よ」

「なるほど」

「あんたはなんでレナに使えてるわけ?」

「給料が良くて楽だからですが」

(こいつ本当にメイドなのかしら)


あまりにも素直な答えに少し呆れるフレア


「まぁ嘘ですけど」

(嘘なんかい!)


どこかネナとも通じるようなものを感じるフレア


「お嬢様からかうの面白いんですもん」

「一応魔王様ですよね?レナさん…全然敬われてない…」


レナに同情するシキ


「まぁ魔王なんてそんなものですよ自由気ままで傍迷惑なのが魔王ですから敬うもなにもありませんよ」

「えー…」

(もはやかわいそうになってくる)

(お前はこんな魔王になるなよ?シキ)

(シキが…魔王になった方が…敬われそう…)

(ダメだよ!そんなこと思っちゃ…)


シキが精霊を注意する


「さてと…我々はそろそろ家に帰りますか‥お嬢様行きますよ」

「んー」


たい焼きを口に含んだままメイドに抱えられる魔王


「それでは失礼します」


そういうとメイドと魔王はどこかに消えていった


「私たちもそろそろ帰ろうか」

(変なのに巻き込まれて疲れたし)

「そうですね‥」


こうしてバツゲームは新たな面倒ごとを呼び込んで幕を閉じた


























休日編終わり!なんか微妙な終わり方で申し訳ないです!


「もっと妾の活躍を増やすのじゃ!」

「無理ですね〜お嬢様子供ですし」

「子供じゃないわ!次はもっと活躍するから待っらのだぞ!」


キャラ紹介

名前:レナ・スカーレット

種族:トゥルーヴァンパイア

クラス:魔王

称号:ブラッドクイーン

説明:上から目線な魔王、わがままなロリっ子、長い時を生きているが精神年齢はフレアたちと同じくらい、子供扱いをすると怒る、かつては人類に敵対していたが勇者との会談で趣味が合い人類と不可侵条約を結んだ最初の魔王となる、血を操る魔法を使うことからブラッドクイーンと呼ばれるようになった



名前:ミル

種族:ヴァンパイア

クラス:アサシン

職業:メイド長

説明:レナに使えるメイド、面白いものが好き、元々はレナを暗殺するために送り込まれたスパイだったがレナの反応の方が王族より面白かったのでレナのメイドになった後ヴァンパイアになった、レナのことは主人というよりオモチャだと思っている、レナいわく「頭のおかしいメイド」




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