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伝説のドッチボール

〜体育〜


体育教師のオニヒラは驚愕していた


「なんだんだ…いったい…」


目の前には悲惨な光景が広がっている

生徒は地に伏し地形は崩壊している


〜少し前〜


「ネナちょっと賭けしない?」


体操服に着替えながらフレアが提案してくる


「いきなりどうしたんですか?フレアさん?」

「ちょっとやってみたいな〜って思っただけよ」

(たまにはネナに仕返ししたいもの)


本心を隠しつつ回答をするフレア


「何を賭けるの〜?」

「そうねぇ〜…勝った方が負けた方の言うことを1つ聞くとかどう?」

「のった!」


即答するネナ


「決めるのはや!…でもいいの〜?負けたら私の言うこと聞くのよ〜?」


挑発するように言うフレア


「いいよ〜でも私が勝ったらこの前発売されたゲーム買ってね〜」


最近発売されたゲームが欲しかったネナにはピッタシの条件だ


「ゲーム?いいわよ?そのかわり私が勝ったそのときは」

「わかってる〜言うこと聞けばいいんでしょう〜?」


もう既に勝った気でいるネナ


(ふふん!ネナは忘れているみたいだけど今回私はシキと同じチーム!負けるわけがないは!)


魔法学校の体育では魔法を使うことが許可されているので精霊術によって複数魔法を使えるシキは有利に戦える


「じゃあそういうことで!さっそく行くわよ!」


〜そして今に至る〜


本気モードになったネナは次々とアンデットを召喚デットゾーンによりフレアたちの魔法でやられた分を即時に補給し数で勝負をかける


一方フレアはあの話の後シキと打ち合わせをしフレアが攻撃シキが動きを妨害する形で勝負をする

他の生徒はフレアの魔法の衝撃とネナから発せられるオーラに圧倒されて気絶していた


(体育の授業で本気の攻撃魔法を打つ奴があるか!)


完全に失敗したと後悔するオニヒラ

開幕から本気モードでの魔法の撃ち合いをされては対処のしようがない

事前に賭け事について知らなかったオニヒラには最初からどうすることもできなかったのだ


「なかなかしぶといわね」


少し疲れてきたフレア


「そうですね…でもそれはネナさんも同じはず」


今回の勝負は負けたくないのか温厚なシキには珍しく本気モードだ


「そろそろ降参したら〜?」


ネナは余裕なフリをする


(流石に疲れてきた…召喚も体力使うからね〜)


アンデット達に攻撃をさせているネナは攻撃魔法では体力を使わないが召喚では体力使う

そんな一進一退のドッチボールの中フレアが疲れでバランスを崩す


「しまっ……」


それを見逃さないネナのアンデット達がボールを当てる


「フレアさん!」

「ごめんシキ…私は外野から援護するから!」

そう言ってフレアは外野に行く

(流石に1人じゃ分が悪いですね…)


既に体力が限界値に到達しているなシキ


(ここで負けたら精霊の名が廃れちまうな〜?)


突然意識が消えかける


(イフリート!?何をするのですか!?)

(あとは俺たちに任せて休めシキ、前からあいつと戦ってみたかったんだ!)

(…わかりました…後は任せま…)


意識を失うシキ、それに変わるようにイフリートの人格が表れる


(おいウンディーネ、シルフ、本気で行くぞ)

(あなたに力を貸すのはシャクに触りますがシキのためなら仕方ありません)

(大地の鼓動が…勝てっていってる…だから…力を貸す)


ウンディーネとシルフの力を借りるイフリート


「さてと…おい!お前!こっからこの俺様達が相手だぜ?」


イフリートがそう宣言するとシキの体から光が漏れる


「精霊の本気をお見せしますは」

「負けない…」

(人格がコロコロ変わってるってことは精霊全員が相手か…)


ネナの体力も限界が近い


「ならこっちも出し惜しみしないよ〜…」


そう言うとデットゾーンが消え今までいたアンデットが消えた…

そのかわりに三体のアンデットを召喚する


「黄昏の屍王…暁の魔道士…破滅の騎士…力を貸して」


ネナが召喚できる最強のアンデットを出す


(これが限界か…疲れた…眠い…)


あまりの疲労で眠気が襲ってくる


「もう…ダメ…寝る…後は任せるよ〜…」


ネナが気を失うように睡眠に入る

上位精霊三体vs上位アンデット三体


(どんなドッチボールだよ…)


あまりの本気具合に呆れるオニヒラ


(まぁ生徒が本気になることはいいことだ…

よな?)


無理矢理自分を納得させながら倒れた生徒を安全な場所に運ぶ


「相手にとって不足はないな!行くぜ〜!」


イフリートの炎を纏ったボールがアンデットめがけて放たれる


「アシスト…する…」


シルフが地形を変化させアンデット達のバランスを崩す


「………」


破滅の騎士が盾を上に構え安定した足場を作り

暁の魔道士が防御壁で勢いを相殺

すぐさま黄昏の屍王がボールを投げる

その勢いを相殺するウンディーネのバリア


(なかなかの実力だ…どちらも連携が取れている…成長したな)


生徒の成長に関心するオニヒラは勝負を見守る

一進一退の攻防が繰り広げられるなか決着の時は訪れた

アンデットが取り損ねたボールが外野の方に行き…


「やっと私の出番ね!」


しばらく休憩し完全回復したフレアがボールを取る


「これで決める!」


日頃の恨みと怒りの炎がボールに込められ放たれる


「ヘルファイヤーボール!」


イフリートの炎すら超える熱量を持ったボールが放たれる


「……!?」


アンデット達が防御壁で防ごうとするが防御壁を破壊しそのままネナに命中した…

少しの沈黙の後


「そこまで!勝者フレアチーム!」


鬼平の声が勝負の終わりを告げる


「やった〜!」

「やったぜ!」

「我々の勝利ですね」

「勝った…」


フレア達の歓声と途中から目覚めた生徒達の拍手が響き渡った


「負けちゃった…」


ネナは疲れと悔しさで地面に膝をついていた


「お疲れ様ですお嬢様」


ドッチボールには参加せずに様子を見ていたゆゆがネナに手を貸す


「ありがとう〜悔しいけど…楽しかったな〜次やるときはゆゆも手伝ってね〜」

「わかりました」


はやくも次の戦いの準備をするネナ達


「いい試合だった!先生は感動した!」


オニヒラがフレア達を褒める


「ネナ!私の言うことを聞いてもらうわよ!」

「わかったよ〜…」

「じゃあネナには……」


この体育の授業が後に第七魔法学校の伝説になるのはまた別の話


今回はバトル回にしてみました!

(日常ものなのにバトルという詐欺)




キャラ紹介


名前:オニヒラ

種族:鬼

クラス:戦士

説明:体育担当、生徒思いで割と熱血系な性格、身体能力強化の魔法しか使えないが体育担当として魔法教師になった、元々は戦士として前線で戦っていたが衰えを感じ引退した、戦場帰りのため適応能力が高いので大抵のことにはすぐ慣れる





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