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シェフの気まぐれ風ボツネタ集~不採用の理由を添えて~

作者: 若松ユウ

「トラウマゲート」

 その街には、ある噂が広まっていた。

 噂とは、悩みを抱える人の前に、虎のレリーフがあしらわれたドアが現れるというもの。

 開けると、その悩みの根源になっている過去のトラウマ現場に直結するという。

 そして、制限時間までにトラウマを克服すると、馬のレリーフがあしらわれたドアが現れ、元の時空に戻れるのだという。

 しかし、克服できなかった場合は、そのまま異次元に取り残されるのだとか、別の時空に繋がるドアが現れるのだとか、定かでは ない。


→ボツ理由:ジャンルが迷子。ファンタジーなのか、ヒューマンドラマなのか、それともホラーなのか。

 

「美術科六本木一二三准教授による優雅な対称美の日々」

 美術科棟の最上階。

 その階の一番エレベーターから遠い研究室には、門扉の横のプレートに「六本木一二三准教授」と書かれている。

 そして門扉の裏には「シンメトリー万歳、くたばれバロック」と書かれた紙が上下左右対称の位置に貼られている。

 今日も今日とて、学内一の偏屈さを誇るギロッポンひふみん大先生は、ゼミ生を巻き込んで騒動を巻き起こす。


→ボツ理由:どの程度までの美術知識を前提として良いか、分からなくなった。読者層が不明。


「女性学の三郎教授」

 研究者だというと、知的だインテリだと思われるが、専門が女性学と言った途端、腫れ物を触るように扱われる三郎教授。

 籍は入れていないが、教授には女医のパートナーが居る。

 男性のことは男性にしか、女性のことは女性にしか共感できないという決めつけを無くすべく、今日も教授は孤軍奮闘するのである。


→ボツ理由:反感が大きそうで、そもそも論として、なろう向きではない。のちのち、別の投稿サイトに掲載することにする。


「合わせ鏡の世界」

 二枚の鏡を向かい合わせに置くと、その鏡の中に幾重にも虚像が浮かぶ。

 私たちが普段、実像だと信じて疑わないこの世界が、もし、合わせ鏡の中にある世界のどれかだとしたら。


→ボツ理由:設定にオリジナリティーを出せなかった。別途考えた登場人物も平凡。


 以上。平成のアイデアは、平成のうちに。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 「女性学の三郎教授」…これは読みたいです! そんなに反感大きいでしょうか? なろう受けなんてくそくらえ!ですよ。 投稿なさることを希望します。
[一言] 上の二つなら読みますぜ(  ̄▽ ̄)
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