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5ch「安価・お題で短編小説を書こう」スレで自分が書いた奴  作者: 友人B
お題:『ローファー』『険悪な人間関係』『魔法』『語り手死亡』『煩悩』
78/92

正義感の強いJKとドMな魔王

使用したお題:『ローファー』『険悪な人間関係』『魔法』『語り手死亡』『煩悩』


下ネタ全開です。直接的描写は控えましたが、苦手な方はご注意くださいm(_ _)m

 ほほぅ、貴様が異世界から召喚された勇者か。年若い女子と聞いてはいたが、まさかここまで若く美しいとは思わなかったな。消すのが惜しく感じる。


 ただ、貴様の旅の目的はよく知っている。魔王たる我を倒したいのだろう? ならばかかってくるが良い! 全力でお相手してやろう!


 ふん! そんな腰の入ってない剣撃なんて効くか! いくら異世界から召喚された勇者とはいえ、女人の非力な腕で振るう剣など棒っ切れにも劣るわ! 全く効かん!


 ハーッハハハハハ! 我は魔王だぞ? 魔法による攻撃なぞ効きはせぬ! ましてや別世界からの術者の修行の足りない魔法なぞ、そよ風と何も変わらぬ! 全く効かん!


 ぐっ、そこら辺に落ちてるガレキを投げてきたな。なるほど、正しい戦略だ。下手な攻撃より単なる投擲の方が強い。運動エネルギーに重力加速度が付加されるからな。なかなか強い!

 しかもその投擲する際に見せる嫌悪感に染まった目つき、悪くない眼力だ、さすが勇者!!


 ぐあぁぁっ! な、投げる物がなくなったから殴ってきたな! しかも平手で!! ぐおぉ、パチンパチンと良い音をさせる! 何十回叩くつもりだ! 痛いぞ、すごく痛い! 


 ……なに、もう終わりか? そうか、平手打ちとはいえ47回も叩けば手が痛くなるか。女人の細腕では仕方ないな。

 ん? 数えていたのはたまたまだ。そんなことはどうでもいい。手首を痛めたようだな、それではもう攻撃はできまい! 勇者よ、油断したな?

 では回復してやろう。それ、回復魔法だ。さあ痛みが消えただろう、攻撃をもっと続けるがいい!!


 ぐあっ、これは、あがっ、ひぎっ! 痛い、蹴りは痛い! しかもなんだ、その靴は。冒険にそぐわない野道を歩きづらそうな平らな靴は!? ローファーというのか? それが当たると何とも言えない感覚がある! とても痛い!

 ああ、そして地面に跪く我を見下す目つき! その視線だけでもダメージが大きい! ぐぁ、そんな的確に蹴りを! 鼻が潰れ! ぐあぁ、さすが勇者として召喚された女子だ、強すぎる!!


 そこは、そこはまず、ぐああああああああっ! その急所はマズイ! やめろ!!

 ふ、踏みつぶすな! グリグリと遠慮容赦なく!! そこは男同士の喧嘩だったら絶対に狙ってはいけない場所なのに!! ああ踵で、ローファーの踵で!!

 わ、我を見る目つきが敵愾心ではなく蔑むような視線に変わった!? 悪くない、悪くないぞぉ!! もっとだ、もっとやれええええええ!!


 あああ、マズイ。出てしまう!! 我の命の源が! 魔力が出ちゃう!! ああ、目が、目が! 魔族の王たる我をまるで養豚場のブタでも見るような目つきで見下すなど!!

 なんて不遜な! 勇者よ、いえ、勇者様! もっと、もっと強くお願いします!! ああああああああっ!!


 あっ……。

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