表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5ch「安価・お題で短編小説を書こう」スレで自分が書いた奴  作者: 友人B
お題:『設計』『異世界』『アヘ顔ダブルピース』『カボチャ』『暖色』
64/92

転生方法改善会議

使用したお題:『設計』『異世界』『アヘ顔ダブルピース』『カボチャ』『暖色』


・表題「地球の人間を異世界に招致する際の手順と、それに際する問題点およびその改善策」


・概要

 ……異世界における深刻な人材不足、および社会の文化・技術・経済の停滞を解消するために文明レベルの高い地球の人間を転生させることにより解消をしようとしました。

 しかし、その際の転生方法の設計に難があったため、様々なアプローチでその問題点を改善しようとしました。以下のレポートはそのまとめになります。


・実際試行した転生方法、およびその問題点


A、トラックに轢かれた人を転生させる。

採用理由・最も単純で試行が容易であったこと。また事故があった場合、高度な社会維持に重要な交通事情および運送業務を著しく害する可能性があったため、事故そのものをなくしてしまうという地球側への配慮を主目的とする。

問題点・転生対象者が多すぎた(具体数:1日に約200人~500人)

   ・トラックとその他の車種の区別がつかなかった(異世界には自動車が存在しないため、大きな乗り物と小さな乗り物という区別しかできない)

   ・転生対象者の種類が不安定で使い物にならない場合が多々あった(最年少0歳、最高齢97歳)


B、地球の高度情報処理端末「インターネット」を利用した転生法

採用理由・上記の問題点の解消のため。インターネットを最も使用しているのが転生において希望する年代に近かったことと、ある程度こちらからの取捨選択ができることが可能であったため。

問題点・インターネットの利用自体に時間を要した(高度な文明の最先端技術なんて使えるわけがない)

   ・ある種の詐欺サイトであると疑われ、刑事告訴された

   ・個人間での情報共有がなされ、「アクセスすると消されるサイト」と都市伝説扱いされて誰もクリックしなくなった。


C、異世界転生専門教育機関の設置

採用理由・上記の問題点の解消のため。社会福祉法人の一つとして地球側に正式に登録し、異世界へ転移をする旨を事前に告知、転生希望のため加入してきた人の教育、試験、選別を行う。

問題点・転生方法に疑義が持たれたらしく、やはり刑事告訴された。

   ・組織自体が怪しがられたようで、加入者はごく少数であり(昨年24人、今年47人)、しかも適格者がいなかった(元無職、犯罪者など)。

   ・ある種の悪質な宗教団体と認識され、転生者1名の親族に訴訟された。




「あー、うん。なるほどね。こんな問題だらけだったのか……」


「はい、地球から転生してもらうにしても、人選が必要だったためなかなか進展が難しく……。また地球自体高度な情報共有システムがなされており、なかなかうまく馴染めないのです……」


「そうか、考案したときは名案だと思ったが、異世界人である地球人を連れてくるのは難しそうだな。ちなみに今はどういう手法を取っているんだ? Cの次のDがないようだが」


「はい、今はむやみに転生してきてもらうわけにはいかず、しかし上からの命令で誰も転生できない状況にするわけにはいかず、やむなくこちらの方法を設定しております」


「ん、なんで資料を別にしているんだ? まあいいか、どれどれ……なんだこれは、『ワインレッドのドレスを着てアヘ顔ダブルピースをしながらカボチャを齧りつつ「スイカうめー!」と叫ぶ』って?」


「はい、次の良作が浮かぶまでは誰一人転生させたくないので、これで状況を凌いでおります。これなら誰一人転生してこないでしょう?」


「……万が一転生してきた者が一人でもいたら最悪だぞ。私は嫌だぞ、こんな勇者候補……」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ