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5ch「安価・お題で短編小説を書こう」スレで自分が書いた奴  作者: 友人B
お題『英語以外の外国語』『夜道』『月が綺麗ですね』『魔王』『テキーラ・サンライズ』
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誰でも簡単、魔王の作り方

使用したお題『英語以外の外国語』『夜道』『月が綺麗ですね』『魔王』『テキーラ・サンライズ』

「さて、今日の三分クッキングはこちら『誰でも簡単、魔王の作り方』です」


「たしかに最近秋めいてきて魔王の季節ですからねぇ。材料はこちらになります」


「はい、それでは下拵えから入りますね。まず疲れきったサラリーマンを一人用意します」


「ブラック企業に勤めていたり、面倒な上司の下で働いているものを用意いたしました。ちなみに先生、おすすめのサラリーマンの見分け方は?」


「目が死んでいるのは当然として、帰宅が深夜遅くで夜道を一人ポツンと歩いていて、思わず『月は綺麗ですね』なんて独り言を言っているものだととても鮮度が良いです」


「なるほど、それで次は味付けですね」


「はい、先ほど用意したサラリーマンに強めのお酒を飲ませてください。口から酒の臭いがするまで飲ませます。その際、あまり急かし過ぎないのがポイントです」


「今回用意したのはウォッカのストレートですが、サラリーマンの年齢によっては飲みやすいテキラーサンライズやレディーキラーのようなカクテルも良いそうです」


「はい、そして1時間ほどかけて泥酔させたサラリーマンがこちらです」


「イイ感じにグデングデンになっていますねー」


「会社の愚痴が止まらなくなったあたりが目安です。あまり飲ませすぎると眠ってしまうのでご注意ください。さて下拵えができたら最後の仕上げになります」


「ここが一番大事なポイントです」


「酔っぱらって右も左もわからなくなったサラリーマンを作ったら、その耳元で……【            】と唱えてください」


「回数はどれくらいですか?」


「10回ほど唱えてください。異国の言葉なので発音しづらいでしょうが、それは練習して何とか発音できるようにお願いします」


「インターネットの公式サイトにも呪文は載せてあります。ぜひそちらもご参照ください」


「はい、これで魔王の誕生です。見た目は普通のサラリーマンと変わりませんが、中身は人間社会に憎悪と嚇怒を備えた立派な魔王になっております。取り扱いにはご注意ください」


「最終的に呪文次第だなんて、最初の下拵えはなんだったのかと言いたくなるくらい簡単ですねぇ」


「下拵えをしっかりやるからこそ、優秀で素晴らしい魔王が作れるのです。詳しいレシピは公式サイトでよろしくお願いします」


「はい、それでは今日は『誰でも簡単、魔王の作り方』でした。では先生、来週のレシピはなんですか?」


「はい、来週は『性欲の秋に相応しい セクサロイドの作り方』になります。ぜひまた来週もご覧ください。それではさようならー」


「さようならー」

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