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君の名は




引き揚げ船に 乗る前の祖父に



引き揚げ船には 家族がいないと

乗れないと知った 祖母





あの お兄さん ?

あっ 私の 兄と思ったのですが

違いました




君 どうしたの?

家族と離れてしまったのか?



そうなのです

私の兄に そっくりだったもので

つい声をかけてしまって




家族がいないと この船に乗れないからさ

いいから私を 兄ということにして

一緒に 日本へ 帰ろう




こうして 引き揚げ船に 乗り



日本へ 帰国の途に 着くのであった



帰国してから 数ヶ月



そこには、

引き揚げ船に乗った経緯を

蜜柑畑を営む親戚に話した 祖母



ちゃんと、 御礼をしなきゃダメだぞと

言う 蜜柑畑を営む 親戚




どこにあるの 梅北って と、

そういい地図を貰う 若かりし 祖母




そして 梅北に

汽車で 到着





右往左往する 祖母



この住所には どう行けば いいですか?

と 道を尋ねる 祖母



あっ ここなら

この 道を 真っ直ぐ行った先にある


あの赤い郵便受けのある道を曲がったとこにある

大きい屋敷のところだから すぐ分かるよ



そして、 屋敷の 表札を 見つけ

屋敷の扉前にて あのぉー と


声を 掛けたが 誰かが出る 気配がなかった。






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