キャラ設定と簡易的な後日談
メインキャラの設定、というか紹介的なものと簡単な後日談です。
後日談はあとでちゃんとした文章にする予定。
あと加筆するやも。
□アルフォンス・フェンリード
○設定
従妹が将来悪役令嬢になるはずだった人。転生者だけどゲームの知識はない。
常識人……のはずだけどなんか違う。
性格は簡単に言えば身内には甘いが他人にはそっけない人。つまりエリシアは身内扱い。
ちなみにミリナは転生仲間なので仲は良いが身内ではないので逆ハーに関しては手伝いもせずノータッチだった。
○簡易後日談
卒業からしばらくは家業というか父親の仕事を手伝ったりして過ごしていたが学園で卒業式が行われた数日後、気づいたらエリシアと結婚することになっていた。
外堀もなぜか埋まっていたし友人たちは普通に祝福してくるし両親は完全に受け入れムードだし特に嫌でもなかったのでそのまま結婚した。なお婿入り。
結婚式の最中なぜか「光源氏」という単語が頭に浮かんだが同年代だからセーフと自分を納得させた。
□エリシア・リーンベル
○設定
将来悪役令嬢になるはずだった人。転生者じゃない。
悪役令嬢になる理由は何か失敗しても親が溺愛しすぎて何でも許してしまうので逆に不安になってわがままとか言って叱られようとしたけど「しょうがないなあ」で済まされて疑心暗鬼になった末に―――みたいな感じ。細かい理由は考えてない。
簡単にまとめると悪いことをしたら叱って欲しかった。だから叱ってくれたアルフォンスに懐いた。叱られるのが嬉しくてついわがままを言うがそういう趣味ではない。
おかげでかなり真っ当に成長したけど頼れる存在がいる安心感からどこか抜けた性格になった。
というか感想で言われてた『アホ役令嬢』という言葉が的を得すぎている。
○簡易後日談
学園卒業後、在学中から各方面に手回しをしてアルフォンスとの婚約、結婚にこぎ着ける。
が、アルフォンス本人には勇気が足りず伝えることができなかったので結果的に本人の知らぬ間に婚約を成立させた形となりよくわからん所で悪役令嬢らしさを発揮した。
そのこともあってアルフォンスに拒絶されないか不安で堪らなかったので了承された時には嬉しさのあまり号泣した。
□ミリナ・タリステル
○設定
乙女ゲームの主人公ポジに転生した人。
ゲームの知識を使って逆ハーレム作ろうとしたがエリシアの性格がゲームと違くて様子を窺っていたら捕獲された。
逆ハー目指してるがそのためには何でもする!みたいな人ではなくむしろ常識人。ただしイベントはスナック感覚で消化する。
逆ハーを目指す理由も「ゲームの世界なんだしせっかくだし」的な軽い理由。
○簡易後日談
アルフォンス卒業後もエリシアとは良き友人であり続け、ついでに目標であった逆ハーレムを完成させた。歓喜する。
でもちょっと落ち着いて冷静になると四六時中男どもが纏わりついてくるしエリシア以外の生徒からは距離をとられるし男たちの仲は悪くてケンカばっかりしてて疲れるしであまり良いことが無いことに気づく。
学園卒業後は結婚相手どうするってか男どもどうするかなと頭を悩ませつつ癒しを求めてリーンベル家に入り浸る日が続く。