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第7章06 お仕置き決行(後編)

「あのさ・・・フェンリル・・・私の部隊を呼ぶのは解るよ・・・」

苦虫を噛み締めるような顔をするフェンリルが「はい・・・」と応えるが

「でもね・・・あいつは余計でしょ」

私の第5特務部隊の面々の前に聳え立つ人物こそ余計なものだ・・・

「なんだい?余計なって、僕の事かい??」

僕の事?と言った人物こそ、ディスニー帝国国王ティニアその人だった

「そうよ!なんで、こんなところにいるのよ!そもそも、あんたが

私に『後始末はおまえがやれ』っていったんじゃない!何で来るのよ!

それに!公務はどうしたのよ!公務はっ!しかも!僕って何だよ!

僕って!もういい歳こいてんだろうがぁぁっ!」

「え?えーと、官房長に『任せた』って書置きして来たし、まだまだ

花の40台だよ?僕でいいじゃないかぁ」

テヘッと笑うティニア

内心『コロス』と思いながら拳を握るその手には、やはりどす黒い魔力が

こもっていた

「あぁ?花の40だぁ?・・・綺麗な嫁さん持って、しかも子供まで生んで!そういう事言うんだぁ〜はぁ〜そうかいそうかい!」

あせったティニアは

「あ〜〜〜、ね、面白そうだからさぁ〜来たんだって。ね、僕がいれば

それなりに話は進むでしょ。ね。ね」

その仕草は、まるで子供だった・・・どうも、私と会話をすると

子供に戻るらしい・・・というか、私が年を取らないからないからだと

ティニアは言うが・・・

「話が進むばかりか・・・危険すぎるんですよ!解ってるの?!えぇっ!」

にらみつける香苗

一応は近衛士なわけで・・・王を危険な場所につれていきたくはない

のは当たり前であって・・・しかも、40台の爺だぞ・・・

そんなの足手まといの他、何があるってんだ!

「まぁ、良いじゃない」

と、ニコニコとするティニアに、香苗は溜息をつくしかなかった

「で、ミリアとはどうなの?」

始めて、あったのは確か最初の頃のレストランだったはず

あのときは、幼馴染って感じだったけど

本当に結婚しちゃうとは思わなかった

私的には少しだけショックだったんだけどね

まぁ、幸せならそれでよしとしよう

「うん、元気だよ。セレネに『よろしく』だって、

それと、ミンクも『また遊ぼう』だってさ」

ミンクとは、ティニアとミリアとの間に出来た子供

私とは仲がいいんだ

「そう、それならいいわ」

なんか、複雑な気持ちになる私・・・



「ティニア、アンタ私にはなれないようにね!いい!解った!それと・・・」

私は、持っていた魔具を渡す

「これを持ってなさい。あんたに、卵産み付けられちゃ困るんだから」

腕輪の様なものを渡す

「ぜーーたい、外すなよ!いい!解った!寝るときもだぞ!」

「うん、解った」

本当かよ・・・

渡した魔具は、産み付けられた瞬間、その卵は体内で分解される作用を持つ腕輪

分解された卵は魔力に変わるため、一石二鳥の代物なのだ


その後、作戦会議が行われた

私の第5特務部隊の全てがいわゆる、物怪もののけと言われるものの類である

聖獣・魔獣・精霊の第一級扱いのものが全てである

そのため、人型に変われる能力があるため皆、人型に代わっている

もちろん、光の民である香苗に忠誠を誓っているので、優秀な部下達なのだ

そのため、近隣の国はディスニー帝国に反旗を立てることは、国の玉砕に繋がるわけである

「・・・では、この作戦で異議のある者は?」

フェンリルが言うと・・・皆が『無し!』と応える

これも、香苗の自衛隊時代に教え込まれたことをそのまま訓練で

活かしている

自衛隊では、質問がない時『無し』と応えるのが一般的なのだ

「では、明朝日の出4石(4時間)後実行に移す!解れ!」

バッ!と敬礼をし、皆が一斉に消えた

本当に消えた・・・いつも思うのだが、どうやって消えるのだろうかと

疑問に思う香苗だったが

「主、明日も早いですので、お休みになられてください」

「うん、解った。後は頼むよ」

「御意に」


special thanks


宇佐美様

ありがとうございましたっ!

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