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第1章02 やっぱfantasyだ!・・・しかも・・・私も

男は突然、アホな事をほざいた

「で・・・貴女はどなた?」

はぁ?おまえがここに連れてきたんじゃないか!

ポカーと口を開けて呆れてしまった

なにを考えているんだ・・・・

頭を抱えつつ

「あんたがここに連れてきたんでしょ!違うの?」

「なにをまたぁ〜ここにつれてきたのは、黒髪に黒瞳の若い女性ですよ?

貴女のような、神々した姿の方なんて喚んでませんよ?」

「はぁ?私は、黒髪で黒瞳よ!なにアホな・・・」

今気づいた・・・確か、私ショートカットのはず・・・

なんでー?髪が長いの??

しかも、光に当てると7色に輝く髪・・・ふぁ・・・・

「ファンタジーだ・・・ありえな・・・い。ねぇ!あなた!!

私の髪何色!それと!瞳も!!皮膚も!全て言いなさい!」

男の襟首をつかみ上げる私!

れ・・・冷静になるのよ!わたし!!!マ・・・

マジですか・・・やっぱりfantasyだよね・・・

私どうなっちゃうんだろ・・・

「なーに言ってるんですか!髪は、不思議の七色で、瞳なんて

女神シエラ様と同じ金色じゃないですか!皮膚は、神々しい傷も何もない肌色ですよ」

・・・

完全なる・・・fantasyだ・・・

立ち直れない・・・

完璧といっていいほどのショック

OTL状態

「?どうしたんですか?」

状況がまったく把握できないであろう男が心配してくれるのはありがたいが

この状況を打破したい・・・

しなきゃだめだ!!

「あんた・・・名前は?ティニアしか聞いてないわ、フルネームは?」

「あはは・・・人の名前を聞くときは、まず自分からでしょ」

頭をうなだれる私はつぶやいた

「・・・香苗・・・」

「え?」

ムクリと立ち上がりその男を見下ろした

「香苗!秋田香苗!19歳!」

・・・あと、2日で・・・誕生日だったのに・・・どうして・・・

「は?何を言ってるんですか?香苗様は、黒髪で・・・」

「だぁーーーーー、だから私が香苗だってば!!!!」

と、怒りと爆発のイメージを出すと

轟音とともに、その男も吹っ飛んだ

え?

わけのわからない私は、どうしたらいいかわからなかった

なに?これ・・・やっぱfantasyだ!・・・しかも・・・私も


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