第2幕: 突然の痛みと契約と呼べない契約
前回自分でも短いなー、と思ったいました。 と言う事で第二幕投稿しました、1600文字 くらい打ちました。 コメントとかしてくれるとすごく嬉しいです。 リライトとタイトルで内容がわかりにくいと人があまり来ないかもしれないですね。 とりあえず誰かしらに見てもらいたいのも本音です。 楽しんでもらえると幸いです。
突然、目の奥に鋭い痛みが走った。上を見て涙が出ないように目を瞑った。もう嫌だ、帰って布団にくるまって寝たい。その時舗装路が少し揺れた。暑さで視界がぼやけ、周りは歪んで見える。少し気持ち悪くなるほど、横断歩道は所々脆そうに欠けていて今にも崩れそうだ。早く直せばいいのに、そんな事を思いながら足を一歩踏みだした瞬間、あたりに轟音が響いた。まるで重い鉄が地面を擦る摩擦音だった。強過ぎる光に目が眩み、あたりが見えず何が迫ってきているのか分からず少し鳥肌がたった。
突然の痛みとともに世界がゆっくり動き始めた。空中に居る中、周りはゆっくりだった。思考だけは早かった。鉄と鉄が当たるような音が私の耳に届く前に、背後に衝撃を感じた、骨が砕けるような感覚と共に、視界は黒く塗りつぶされた。
体が痛む中、重い瞼を開けると、白い天井が見えた。大きな窓には暗い闇が映されていた。部屋は薄暗い。切れかけの電球がチカチカ光っていた。私は意識を失っていたようだ。起きあがろうとする体は蝋で固められたように重く、筋肉は何故か固まっていた。指を動かすと、焼けるような神経痛が腕を駆け上がった。辺りを見渡し情報を得ようと観察すると、ベッドの横に枯れた花と厚手の封筒があった。震える手で封筒を破り開けると、タイプライターで打たれた手紙が入っていた。
親愛なる _____、
衝突事故からの生還おめでとう。8ヶ月間の治療は大変だったが、バイタルは安定している。医療費は全額支払ったので、代わりに働いてもらう。初仕事はチャールズ大統領の事件の解決だ。自殺とされたが、我々は殺人事件と考えている。詳細はテレビで確認しろ。まもなく少女が部屋に入る。彼女は両親を亡くし、不安定な状態なので守ってほしい。二人とも追われている。任務完了後、父親に連絡できる。彼は生きている。
- 匿名
心臓が激しく鼓動した。”生きている”。急いでテレビをつけた。父を見つける新たな目標を胸に私は仕事をやり遂げると自らに誓った。ニュースを見るとニュースキャスターがチャールズ大統領の自殺を伝えている。どうやら精神を病んだと言うことらしい。そんなことでと思う人は少ないわけでは決してない、むしろ多い。「そんなことで」命を落とす人間は多い。人は人を理解する前に切り捨てる。
そんなことを思っているとドアが開いた。9歳か10歳くらいの女の子が立っていた。服はぶかぶかで、目は恐怖と好奇心が混じっているような顔だが何か無機質さを感じる少女だ。まだ治っていない筋肉に激痛が走りながら、私は立ち上がり、かすれた声で怒鳴ってしまった。「お前は誰だ?どうやって 大人の目を欺いた?」
少女は廊下へ後ずさりし、「手紙を読みましたか?今日、目が覚めるって私宛の手紙に書いてありました。あなたの名前は_____だと」私はテレビ画面に映る故チャールズ大統領を見て、探偵である父の息子として長年暮らしてきていくつもの事件を見てきてた。こういうのは慣れているはずなのに何か初めての時のような胸騒ぎがする。
私は「君の名前は?」と質問した。
「ミアです」と幼い少女らしく答えた。
体を起こして決意を漲らせる私は小さく「もう行く」と囁き、ベッドから足を下ろすと、冷たい床に膝が崩れ落ちた。衝撃で骨が砕けるような感覚に、悲鳴を押し殺した。さらに小さく叫びを抑えた声で 「今すぐに」と言った。
「でも、真夜中過ぎてます」とミアは怯えた声で、しかしハッキリ抗議した。「医者はこう言ってました――」しかし私が遮った。
「医者たちを信用し過ぎるな。」と私は言い放ち、苦痛に耐えながら立ち上がった。彼女の冷たい手を握り、壁に寄りかかってなんとか立っている私の足は勇み進んで行く。
「エレベーターは使えない。監視カメラがある。階段を使う。俺たちの痕跡は一切残さない。 」
注:割り込み投稿とかなんとかの影響でおかしくなったのでやり直しています。




