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独白箱の残穢

指先

掲載日:2026/04/08

私はこの手に何を求めて何を得てきただろう?

振り返って見れば数える程の事を成し遂げて来ただろうか。

1つ親に感謝と恩を返した

2つ日々何かできる事を探した

3つ生きている

4つ…考えている

5つ…あぁ何も思いつかない。

この指先からで数えようにも思いつかないだなんて滑稽だ。

10本ある指のうち5つも埋められない。

指先からまるでこぼれ落ちる砂のような人生なのかもしれない。

それともこれから積み上げるのだろうか。

私はどれほど生きれるのだろうか?

明日には事故や病気で死ぬかもしれない。

突拍子のない終わりが来るかもしれない。

私はかもしれないを数えるのが得意だ。

思考を回せ思考を回せと何かに動かされるように考える。

明日もしかしたら仕事で大成功するかもしれない、失敗するかもしれない。

明日大金持ちになるかもしれない、ならない平凡かもしれない。

私はどっちつかずの半端者。

指先が泳いで空をきる。

この指先で10数えられる日が来るだろうか。

そうかもしれないな。

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