番外:その場所の人々①
本編中に他の所では何があったか、会話文だけで書いていきます。
「ゴース〇バスターズでも無理」~「三人寄れば文殊の知恵って言うけど、でないときはでない」までの間の話です。
クロの家 ~ロジー、リコ、セージ~
「…………」
「お母さん、お父さんたち大丈夫かな?」
「わからないよ。今は信じるしかないさね」
「……うん……」
「………あーもう!あんたが暗くなってどうすんのよ!」
「リ、リコちゃん?」
「ユイならきっと大丈夫!何があっても戻ってくるんだから!」
「そうさね」
「そんで、怪我して帰ってきたらぶん殴る!」
「あはは、ほどほどにね」
信じる
ココ爺の家 ~ココ爺、スルク、ヒミ~
「スルク先生、それ、何?」
「ああ、これ?ふふっ特別な薬よ~。他にもいろいろ持って来たわ~」
「ホッホ、恐ろしいのぅ」
「あら~心外ですわ~。緊急時しか使わないわ~」
「ん」
「ヒミ、どうしたの~?」
「それ、全部、見せて」
「え?」
「覚える」
「覚えてどうすんじゃ?」
「……あら~そういうことね~。結構あるわよ~?」
「ん(bグッ)」
頑張る
結界内砦前 ~鳥ばあ、ディグ、シューマ~
「なあ、何で優維に銃をあげたんだ?」
「あ?」
「いや、銃なんて危ねえだろ?」
「ああ、あれはおもちゃの銃でさぁ。もちろん安心安全のドワーフ製でさぁ」
「ヒッヒッヒ。銃に類似したものは、ドワーフ以外製造しちゃならんから当たり前じゃろ」
「なんだ、おもちゃか。にしては随分精巧だったが?」
「……ドワーフのじじいが勝手に凝りやがったんでさぁ。丈夫なのがいいだろって」
「ヒッヒ、ドワーフじゃからのぅ」
「まあドワーフだしなぁ」
「あいつら、絶対発注以上の物作りやすから値が上がって仕方ねぇ」
「大変っすね」
「シューマも職人じゃから気持ちは分かるじゃろ?」
「………あっしはちゃんと予算以内で作りやすぜ」
「ロジーさんから注文された布、かなり凝ってなかったか?」
「気のせいでさぁ」
凝り性で心配性
結界へ続く雪原 ~スルク、ヒミ、ココ爺、ディグ~
「ホッホ、さすがに速いのぅ」
「長は気楽でいいっすね!」
「ま、待ってちょうだ~い」
「ん。スルク先生、遅い」
「はっハァ…インドア派なのよ~」
「むう」
「あ~ヒミ、いけるか?」
「(bグッ)」
「ひゃあ!?ヒ、ヒミ!?」
「……軽い、ヨユー」
「あ、あの獣形態になるから、このままはちょっと「問題ない」え~」
「よし、じゃあ行くぞ!」
「ん!」
「もういいわ」
はやく行こう