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第2回「下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ」大賞 への投稿作品

ボ ロ ア パート至急応答してください

作者: 東の関脇

地球侵略に着た宇宙人の巨大ロボットは、恐竜が跋扈する地球に到着した。

時空の歪の影響なのか?

滅ぼすほどの文明がない地球に着いたようだった。

そのうち文明が栄えるだろうと巨大ロボットは、ボ、ロ、アの小ロボット3体に分かれた状態で眠りについた。


随分時は流れ、恐竜は絶滅し、人類が繁栄する地球になっていた。


やんちゃな中学2年生3人組ひろし、たくみ、ゆいこ は、田舎も同じ幼馴染。

夏休み3人揃って帰省していたが、暇を持て余していた。

アリキタリだったけど、田舎名物の古代遺跡を探検することにした。

程なく3人は、古代遺跡の入口を発見した。

村の遺跡管理人の出入り口だろうとは思いつつも、せっかく見つけた入口から入って行った。

突き当りまで行ったところで『神っぽい何か』が3体祭られていた。

好奇心旺盛な3人は、夫々気に入った『神っぽい何か』を観察していたら、うっかり『神っぽい何か』を目覚めさせたようだった。


目覚めたら3神合体するはずだった小ロボット ボ、ロ、ア3体は、あまりにも長く眠っていたので、何もかも忘れてしまっていた。


それもそのハズ、恐竜が絶滅する程の大規模な天変地異があったのだから。

3体とも現存することが、すってきぃ〜 なことだった。


『神っぽい何か』を目覚めさせたような気分を味わった3人は、楽しかった想い出を胸に都心の自宅に帰宅していった。


ある日、ボ、ロ、アと ひろし、たくみ、ゆいこ は、『至急パートナー契約をして地球を滅ぼしてください』と言っているような気がする声が頭の中で聞こえた気がした。

が、翻訳できないので、ちょっとの間、頭が痛かったダケだった。


数日後、突如月軌道上に宇宙人の宇宙船が現れ、『地球侵略しに着た』と言いだした。と、ニュースで言っていた。

ひろし、たくみ、ゆいこ は、急いで帰省して、ボ、ロ、アに乗り込み、いい感じの棒を振り回して戦う事にした。


ボ、ロ、アは、目覚めているけれど、何もかも忘れてしまっていることを宇宙人は、知らない。

そして、やんちゃな3人が乗り込んでいることも知らなかった。

ボ、ロ、アの目の前にやって来た宇宙人は、『至急ボロアパート、ナー契約をして地球を滅ぼしてください』と言っているようだ。

コックピット内で中途半端に翻訳された不穏な言葉に3人は、怒り、いい感じの棒を振り回した。

驚いた宇宙人は、何度も叫びながら逃げ回るのだった。


宇宙人『至急ボ ロ ア 3神合体して地球を滅ぼしなさい』

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