日本の未来
最近、周りを見ていない男性が増えている気がします。
電車に乗っても、道を歩いていても、
スーパーで買い物をしていても。
年齢にかかわらず、平気で周りを無視する男性たち。
以前から女性にはその傾向があったように思いますが、
昭和の頃の男性は、周りに過敏に気を使っていた気がします。
何が変わったのか?
近頃は、昭和の頃であればあちこちで見掛けた、
雷おやぢも地回りのやくざも、とんと見掛けません。
昭和の頃であれば、悪さをした子供は近所のおやぢに怒られましたし、
道で下手にぶつかると、やくざにぼこぼこにされる危険がありました。
まあ、治安は良くなったのでしょうね。
でも。。。治安さえ良くなれば、なんでもいいんでしょうか。
確かにゲームに没頭していたら、楽しいのでしょう。
好きな音楽に没頭するもの、楽しいでしょう。
あるいはネット動画に没頭するのも、楽しいのかもしれません。
自分だけの世界。
そこでは恐らく現実の面倒なあれこれはないのかもしれません。
面倒なあれこれは、そして嫌なあれこれは見ない。
自分は自分、他人は他人。
他人の災難は見て見ぬ振りで、でも自分が困ったら助けて欲しい。
利己主義もここに極まれりですね。
昔アダルトチルドレンという言葉が流行りましたが、
まさに現在の老若男女はアダルトチルドレンに見えます。
世界的に、次のフレームワークを模索している現在、
日本だけが微温湯に浸かり、周りから目を逸らしているように思えます。
日本の未来は、決して明るいとは思えません。