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君の名前は小籠包

気が向いた時に書いて行こうと思っていますが、自分の中の何かがゴリゴリ音たてて削れている気がするのは何故なのだろう。

「ああ、ダメだ頭の中が真っ白であの後何も話が入って来なかった。いや、まだ餃子の皮だからまだ何も入って無いはずなんだけど。」


(えと、次は移動… あれ?どこだっけ?確かここの製造ラインを見ていくって話てたような…)


キョロキョロ、テクテク、ムニゥ


「いった~、ちょっとどこ見て歩いてるのよ!中身が出ちゃうじゃない!」


「ああ!ご、ごめんなさい!製造ラインを見るって話は覚えてて、どこ行けば良いかわからなくて探してて…。 あ、あの大丈夫ですか?立てますか?捕まって下さい!」


「え?いや、そんな大袈裟にしなくても良いわよ。中身も溢れて無いから気にしなくても良いわよ。 其れにしても、製造ラインを探してるって、君冷凍餃子の皮なのね?だったら場所はここのB地区じゃなくてD地区よ?よくここまで誰にも会わずに来れたわねぇ。」


(え?嘘?!マジで!みんな移動するの早すぎるだろ。この、綺麗な焼売さんに会ってなかったらやばかったなぁ)


「あ、ありがとうございます!じゃあ、僕行きますね!本当に申し訳ありませんでした!」


「こらこらこら、そっちはA地区だってば。はぁ…、付いてきて、連れていってあげる」


「え?そんな、悪いですよ。焼売先輩の手を煩わせるようなことなんて…」


「おいこら。私は小籠包だ。良く間違えられるけど、焼売なんてコンパクトな奴らと一緒にしないでよね!」


「は、はいぃぃい!」

(しょうろんぽう、名前は聞いたことあるけど本当に居たんだ…。あ、じゃあ、さっきぶつかった時のあの柔らかかったのはこの小籠包さんのな、な、な、中身のののの)


「ほら、ぼさっとしてないで行くよ!」


「は、はい!」


(うわー!こんな美人と手を繋ぎながらなんて、今日は良いこと尽くしだー!)

一応、焼売 しゅうまい です

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