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国王謁見

国王に会います。更新が大分遅れてすみません。

今日は、王との謁見だ。


この街は、ナディア国の城下町であり、様々な人種の人たちが生活している。


朝、エリーが迎えにきてくれ、いろいろと説明してくれた。途中で、商店街を通ったときには驚いたものだ。獣の耳や尻尾をもった獣人もたくさんいたからだ。


元の世界にいたときから、2次元で獣人に対しては熱い思いをもっていた俺。


とても興奮はした。しかし、今は話しかけている暇はない。


またあとで、商店街に寄ったときにでも話しかけてみよう。

決して、やましい気持ちはない。そう、決して…!


俺はエリーと話しながら、ナディア国の城に着いた。門番と目配せをしたエリーは、俺を中へと通してくれた。


中に入ると、20人ほどの兵士たちが待ち構えていた。俺が入ってくると、一斉に頭を下げた。


なんか、緊張するというか…申し訳ない…!

なぜ、こんな俺なんかに頭を下げてくれるのだろうか…?


王の間に着いた俺は、国王の前にひざまづいた。

国王はカーテンで仕切られた場所におり、その隣には、屈強そうな兵士が1人と、大臣と思わしき男が1人立っていた。


「面を上げてください。勇者様。」



んっ、この声は…?

俺は、顔を上げて驚いた。


カーテンを開けて声をかけてきた国王は、何ともいえない美少女であったのだ。


髪と瞳の色は、深い青色。ふわりとなびく、美しい髪。目が丸く、とても大きい。見た目は…、まだ中学生ぐらいじゃないか!!でも、将来有望なのは間違いないっ!街中ですれ違ったら、誰もが振り返るだろう。細身の体ではあるが、凛とした姿が印象的である。


国王は立ち上がり、俺の前までやってきた。


「魔人の討伐をしてくださり、本当にありがとうございました…!また、兵士の命も守ってくれたとお聞きしました。何とお礼を言ったらよいのか…!」


国王は、俺と同じ目線まで身を屈めて話してくれた。


「いえいえっ!人として当然のことをしたまでです!!全くお気になさらないでください!」


俺は慌てて、返答をした。


国王は、俺の顔に手を触れて話した。


「勇者様は、たいへん謙虚な方ですね。せめて、感謝の気持ちを伝えたいのです。ナディア国を救ってくれてありがとうございます。」


国王は、おでこを俺のおでこに当ててきた。


あたたかい美少女のおでこに、俺の心臓は爆発しそうだった…。


ん?というか、さっきから聞いていたけど、おかしな点に気づいた。


えっ、俺って勇者扱い!!!?

戦闘シーンは、もう少し後になります。誤字は後ほど、直していきます。すみません。

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