声をかけて
掲載日:2015/07/10
夜空に輝く星のひかりを見ながら、今日も私はこの場所にいた
夏の星空ほど美しいものはない
この空はすべての世界につながってると思うと
嬉しいような儚いような
そんな思いが心に生まれた
この空を見てると嫌なことをすべて忘れることができる
このまま時間が止まればいいのに
ふとそう思う
でもそんなことは不可能だ
必ず朝日が昇り明日が今日になる
そして、もうすぐ日付が変わる
今日、私はキミに誕生日おめでとうと言えなかった
今、とても後悔している
また一つ後悔が生まれた
いや、まだ5分ある
今日はまだ終わってはいない
後悔ばかりの日々でいいのか?
いや、ダメだ!やっぱりこの後悔を明日に持っていくことはできない
私はポケットから携帯を取り出した
「もしもし?」
携帯の向こうでキミの声が聞こえる
私は一言、「誕生日おめでとう」と言った
「遅い!!でも…。待ってた。ありがとう」
少し沈黙が続いた後、キミはそう言ってくれた
今日、この言葉を伝えることができて本当に良かった
その後、少し二人で話をした
他愛のない話だ
でもこんな些細なことがとても幸せに感じた
ふと携帯の画面を見ると、日付が変わっていた
ここまで読んでいただき、ありがとうございました(^_^)




