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ニート主人公の異世界最強伝説!  作者: となりの中二病
異世界転生&勇者選定試験編
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選定試験前の最後の一時

旧王城に向かってネオスの中心通りを歩いていると、『勇者選定試験受付所』という看板が見えた。ダレイオス国の政府のみが押印することを許されている『国印』が確認出来る事から、あそこが目的地だということが分かる。

「アリスちゃん、あそこが選定試験の受付所だ。」

「本当だ...何だか緊張してきました。」

まぁ緊張してるのはアリスちゃんだけじゃなくて僕もなんだけどね、それは黙っておこう。


受付所へ行くと、受付嬢がハンター協会からの推薦状の提示を求めてきた。

「ハンター協会からの推薦状を確認させて頂きます。」

「はい、これですね。」

苦労して手に入れた推薦状を受付嬢に見せると

「確認しました、中へどうぞ。」

と言われ、旧王城に隣接する建物の中に入るように促された。ここが待合室なのだろう。

ふとアリスちゃんを見ると...ガチガチに緊張している。

何か...まるで受験の面接試験前の奴みたいだな。まぁ昔の僕もそうだったんだけどさ。

「アリスちゃん?緊張を解す魔法があるんだけど教えてあげようか?」

「ふぇ?あ、お、お願いします!」

何か可愛いな...そうじゃなくて、本当は魔法って程でもないけど僕が受験の前の緊張解しに使ってたアレを教えるか。

「手にこんな文字を三回書いて飲み込んでみて。」

僕は日本語で人という文字を三回書いて飲み込むようにアリスちゃんに指示した。

「えと...いち、に、さん。それで...すぅっ、ん...あれ?」

「どう?多少はマシになったんじゃない?」

「本当だ!すごいです!ドキドキしなくなりました!」

うん、効果テキメンみたいで良かった。


そして、しばらくすると


「これより勇者選定試験を始める!参加者は全員旧王城に移動してもらう!」


と待合室中に響く大声で、面接官らしき男性が指示を促した。


ようやく勇者選定試験が始まるようだ。

どうも皆様、作者です。

今回は選定試験前の最後のワンクッションとして設けさせて頂いた回になります。

次回から遂に選定試験がスタートする事になるのですが、試験の形式はまだ考え中です。

まだ毎日更新は続けられていますが、これからは更に更新が厳しくなりそうです。

それでは、今回はこの辺で失礼させて頂きます。


以上、作者でした。

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