2017/08/24:洗練された境地だ!
少しずつ空気から暑さが抜けて気がします
そろそろ夏も終わりですね
冬は紅子の季節! 鍛え上げられた皮下脂肪が!
大活躍したりしなかったりする!
さて...
とりあえず健康診断までに皮下脂肪を減らそう
今年は10月が健康診断だ!
そんなわけで...
紅子はノベリスト..
ノベリストは多くの表現を身に付けないといけません
そのために多くのノベルを読むのは基本です
というのは...もちろん解っているんですが..
ノベルを書く度に..自分のボキャブラリーのなさを痛感して
夜空に向かって雄叫びをあげる日々を過ごしています
うー! やー! たー!
それはさておき...
今回の作品はフリーライト..表現を気にしないで一気に書きあげ
最後に表現を調整していく方法で書こう
と決めたはずなんですけど..やっぱりねちねち文章を弄ってしまいます
読み直して..ノベルになっとらんやないかぁい! というのは
もうね..ストレスがぱねぇ感じで..
もちろん..ねちねち文章を弄るのはストレス以外の何物でもないので
ん..何やってもストレスになっちょるけん!
夜空に向かって雄叫びばあげんといかんですよ!
うー! やー! たー!
それはそうと...
日本語の表現の美しさ..素晴らしさを...
如実に表しているのは..グルメレポートだと思うんですよ
グルメレポート..解りやすく言えば...
テレビ等で餌をくちゃくちゃやりながら垂れ流す..お世辞っぽいコメント
慣れた人がやると..それなりの説得力がありますが..
下手な人がやると..嘘っぽいを通り越して痛々しくなります
例えば...
口に含んで咀嚼するより早く..「おいしい!」と叫び..
もぐもぐと噛みしめて..やや眉を曇らす..
と自分の表情に気付いて..慌てて表情を明るくし..
「あ..でも..うん..美味しいです」..なんてのは素直で可愛いですよね
そもそも..「あ..でも」ってのはなんやねんって話です
そんなこんなで...
紅子はとっても素直なので..美味しくない物を食べると
「ん..まずっ」と素直に口にしてしまいます
とある餃子専門店で..自称頑固な店主の前で..
「ん..期待してたほどの味ではないなぁ..ギリ不味くないくらい」
と口にしてしまい..場を凍らせた経験もあります
っていうか..紅子に聞く悪友が悪い
店主のお爺さんが睨んできたので..流石にまずいと思い
「あ..でも..うん...普段王将の餃子食べてるから
それと比べるのが悪いだけだし..相手は天下のチェーン店だよ
こんな古臭いだけの店が勝てるはずがないんだから」
と慌ててフォローしておきました
..やっぱり..「あ..でも」って言っちゃうじゃん
それはともかく..
テレビのグルメレポートでこんな発言をすると
スタッフやお店の人に..マッスルスパークを決められますよね
なので..グルメレポーターには上手く表現する術を持っています
「味が薄い」という場合は「優しい味わいですね」
「材料の風味が強すぎる」場合には..「風味が際立っていますね」
「食感がとにかく硬い」場合だと..「この歯ごたえは癖になりますね」
逆に「食感がゆるゆる過ぎる」時には..「まるで溶ける感じです」
「辛すぎる」と「刺激的ですね」..「甘すぎる」と「甘みに圧倒されますね」
「苦い」と「大人の味ですよね」..「酸っぱ過ぎる」と「清涼感がありますね」
「なんかよく解らないけど不味い」..「他ではない味わいですよね」
上手く褒め言葉に聞こえるようにできているんですね
グルメレポーターは美味しそうに物を食べるのも大事ですが
口から出す言葉は綺麗にオブラートで包んでおくという精神が大事なんですね