2016/09/22:うろ覚えで申し訳ありません! その3
今日も親様がデイサービスなので..
ゆったり時間を使って原稿が書けるのです!
と起床したら..8時じゃないですか!
新手のスタンド攻撃か!
さて...
全てのアラームを無視して眠っていましたよ
普段なら..ちょっとした物音でも目が覚めるのに..
やれやれ..平和な日本で過ごすうちに...
すっかり鈍ってしまったのかも....
まったく! ベトナムだったら死んでましたよ!
そんなこんなで...
親様を送り出してからは..少し遊んでしまい..
お昼から原稿を5枚ほど書きました
なかなかいい感じですね!
春のコンテストには! 悠々間に合いますよ!
それはともかく...
ネズミ達の働きもあって..
シンデレラ達は締め切り時刻前に城まで辿り着きました
城はとてもに高く..正面が長階段になっている謎の構造です
数百段ある正面階段をシンデレラ一行は駆け上がります
「シンデレラ様...上りはともかく下りは危険な造りですな」
「あぁ..下手に靴でも脱げたら..転倒して下まで転がり落ちるな」
「ふ..笑止な...こんな段差で靴を脱ぐ酔狂な人間もおるまいて」
「ちょっと待ってくださいよ..オイラにゃぁ..この階段は厳しくて..」
先頭のシンデレラが最上段まで辿り着きました
成金趣味な装飾があれた巨大な門があり...
その奥に武道会場となっている大広間があるようです
シンデレラがそのまま駆け込もうとした瞬間でした
巨大なふたつの影が..その前に立ちはだかりました
そんなわけで...
小柄で華奢なシンデレラから見れば..壁にすら思えるふたり..
身長2メートル20センチ..体重150キロの偉丈婦です
シンデレラは咄嗟に飛びのいて間合いを開けます
「あら...シンデレラ..言いつけておいた掃除は終わったのかしら?」
「あら...シンデレラ..頼んでおいた夕食の準備は終わったのかしら?」
「ソドムお姉様...ゴモラお姉様..」
そう..このふたりはシンデレラの姉..ソドム(長女)とゴモラ(次女)です
「終わったなら..もうひとつ頼まれて欲しいの..注文しておいた本を」
「注文しておいた本を...駅前のブックストアまで取りに行ってくれるかしら?」
「本は自分で取りに行け..お姉様達のせいで.. 私の趣味が疑われている!」
「まあ..なんて子なの! BLはベストラブの略なのよ!」
「まあ..なんて子なの! ショタ愛は究極なのよ!」
「人様にお前らの異常な趣味を押し付けるんじゃぁない!」
それはさておき...
「ところでシンデレラ..私達が外で待っていたのは...」
「外で待っていたのは..どうしてだと思う?」
「まさか..私が来ることを読んでいたのか?」
「あら..この子..なんて自意識過剰なの?」
「自意識過剰なの? でも正解..ここでアンタを仕留めるためよ」
姉の言葉にシンデレラは困ったように首を振りました
「姉と母に仕えるのは武人としての孝!
だが今は孝を置いても王子に会わねばならぬ! 邪魔をするなら...」
「まあ..シンデレラ..なんて怖い事を言うの?」
「なんて怖い事を言うの? ..ホントに怖いもの知らずなんだから」
「まさか..私達ふたりに勝てるとつもりでいるのかしら?」
「いるのかしら? まさか..そこまで馬鹿じゃないわよね?」
「く..」
じりりとシンデレラが下がります
「もちろん..私達個人の呪力ではシンデレラ..あんたには敵わないわ」
「敵わないわ..でも私達は二心一体の呪術..知ってるわよね」
「シンデレラ様! 私めが助太刀を...」
追いついてきたブードゥー呪術師とカボチャ頭の前に...
すうっとひとり進み出ました
どうみても十歳くらい女の子です
「おやおや..姉妹の邪魔はいけないねぇ..」
その小柄な身体から放たれる呪力に..ブードゥー呪術師は思わず下がります
「なんという呪力..私の数倍..いや..シンデレラ様以上か..
き...貴様は一体...」
「お母様!」
シンデレラがその姿を見て叫びました
そんなこんなで...
「真の呪術を極めた者は時の束縛からも開放される..
まあ..お前程度の呪術では想像もできない境地だろうがね」
意地悪そうに笑うと..シンデレラ母は声を上げました
「ソドム! ゴモラ! シンデレラを仕留めな!」
「はい...お母様..お任せください...きちんと..」
「きちんと..容赦なく..息の根を止めてごらんにいれます」
その巨体からは信じられない速度で間合いを詰めると...
ソドムが右拳を振り下ろします
僅かに身体を引いて..それを凌ぐシンデレラですが...
「く...」
その一瞬の間に..ゴモラが背後に回りこみ...
シンデレラは前後を取られた形になりました
「シンデレラ..あなたの呪力を100とするなら..」
「100とするなら..私達の呪力は70くらいだわ..でもね」
「でもね..ふたりが揃えば...その呪力は150..いえ..」
「いえ..180にも200にもなるのよ! さあ! 覚悟なさい!」
「確かに..楽観できる状況ではないな」
絶体絶命な状態に..流石のシンデレラも焦りが浮かびました
それはそれとして...
...冷静に考えると..私..何書いてるんですか?
正直..何も考えず書き殴ってて楽しいんですけど..
このまま続けていいんでしょうかね?