2015/08/24:ハートを盗むわよ!
今日から気だるい月曜日ですね
週末はノベルのリテイクをしてました
寝る前にプラモを完成させ...
テンションがあがってしまい寝付けないという
まあ..平凡な日曜の夜を過ごした感じです
さて...
貴方の大切な物を盗んでいきました..とか言われたら..
真っ青になって財布を確認する紅子ですが
実際のところハートを盗むなんて気障な言い回しがありますよね
それはさておき...
ハートを盗む..文字で書くと簡単ですが..
実践するとなると..これはもう非常に難しい
ハートは胴体の中央...肋骨と胸骨に護られています
つまり...ハートを盗もうと思ったら...
脂肪..筋肉..を引き裂き...
これらの骨を貫かないとダメなんです!
貫手でこんなマネができるんでしょうかね
やっぱり道具を使った方がいいんじゃないかな
そんなわけで...
仮に..拳を極限まで鍛え..貫通力を磨き..
人体を易々と打ち抜く技を身に付けたとしましょう
しかし..これだけでは不十分です!
ハートは血液を送り出す器官...
大袈裟に言えば血液の塊とも言えます
そのまま引き千切ったら..辺りは血の海!
周囲の人達から..批難の集中砲火を受けます
となると..出血より早く打ち込めばいいのでしょうか
いやいや..それはそれで問題です
相手は人間ですからね..それほどの衝撃を胸元に与えると..
後方に弾き飛ばされてしまいます!
これまた周囲の人から大ブーイングになってしまう
っていうか..それが可能だったらヴェニスの商人も苦労しませんて!
それはそれとして...
ハートを盗むなんて...
どう考えてもファンタジーなんでしょうね
人の願望が生み出した..現実にはありえない物
まあ妖怪や物の怪と似たような物かもです
妖怪「心臓盗み」..なんて表現すると微妙な感じですが
「枕返し」だの...「ふた口女」だの..「口先男」だの
そういうのと比べると...あまり違和感を感じないような気もします
それはそうと...
ん..でもなんか引っ掛かるんですよね
感情ってやっぱり脳で生まれると思うんですよ
そう考えると..ハートを盗むというのは....
心臓を奪うと考えちゃダメなんじゃぁないかな
むしろ....頭を狙うのが正解な気がします
しかし..脳は丈夫な頭蓋骨で護られているんですよね
これを打ち砕いて取り出すには...
どれだけチョップの練習をしないといけないか
そりゃもう...考えるだけでうんざりです
ハートを盗むなんて妄想の世界だけか...
夢のない世の中ですよ
まあ現実に可能性があって..誰もが深夜の公園で
チョップの練習してるとかなると..それはそれで困りますけどね