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2019/10/04:これこそがプロフェッショナルだ!

昨日も創作グループの雑談で遅くなりました

睡眠時間を確保するためにマジック止めたのに

どうして睡眠時間が変わらないんだろう?

世界って不思議でできていますよね!


さて...

色々とゲームを積み上げています

個人的には『幻想少女大戦』を進めたいのですが

紅子はユニット戦のゲームをやると..

何故か眠くなるんですよ!

ぶっちゃけ! うたた寝してしまう!

多分..脳からアルファー波とか出てる?

あと...ヨダレがむっちゃ出る


そんなこんなで...

学生時代は良く深夜に悪友達と遊びに行きました

と言っても..健全なもので...

ゲーセンで軽く汗を流してから...

行きつけのカラオケボックスに行って..

店員のお姉さんに「相変わらず暇そうだねぇ」

って呆れられる感じでしたね


それはともかく...

カラオケを終えると..そのまま解散コースなんですが

ごくごく稀に..みんなで餌を食べる事もありました

もっとも! 貧乏学生ですからね!

基本はコンビニの肉まんとかです!

でも! たまに贅沢する時もあったんですよ!


それはそれとして...

「牛丼さんが食べたいよ!」と悪友のひとりが言い出したんです

全員から「贅沢者め! 死ねれ!」と罵倒されましたが

頑として「牛丼さんが食べたい」の一点張り!

そこまで主張する理由を聞いてみると..

「ほら! 朝起きたら..今日は牛丼食べるぞって日あるじゃん?

 もうね! 何が起こっても! 世界が滅んでも牛丼食べるって日!

 それが! 今! この時に来た! むしろ! 奢ってもらいたい!」

ん..今日は牛丼食べるぞって日? そんな日ないけどなぁ

っていうか...みんな眠そうだし...

「寝るな! 寝たら! 揉むぞ! 揉みしだくぞ!」

何を揉むんだよ! 何を!

でも..どうしたもんかな? 

財布の中をそれぞれ確認して..

まあ..そこまで言うのなら..たまの贅沢って事でいいかな

「やった! 奢ってくれるの?」

絶対に奢らないよ! むしろ! お前が奢れよ!

「ちぇっ! 紅子はケチケチの助ナリー!」


そんなわけで...

悪友8人で連れ立って...近くの牛丼チェーンに入りました

なんとなく..早そうで安そうでうまそうな店です

深夜だというのに..店員さんは珍しく女の子...

阿呆の悪友が..

「見て見て! 紅子! 珍しいくらい可愛い子だ!」と騒ぐんですよ

店員さんもちょっと嬉しそうでしたが..

「でも調子乗ってて性格悪そうな目してる! 惜しいな!」

お前..マジで1回黙らすぞ

店員さんは..ちょっと不機嫌になった感じでしたが

「性格悪そうで悪いですが..注文をお願いします」

と..オーダーを取りにきました

ん? 案外性格のいい子じゃね?


そんなこともあって...

「えっと仲間内でまとめてからオーダーした方がいい?」

と聞いてみると..

「順番に言ってくれたらいいですよ

 一応はプロなんで覚えられますから」

とまあ..心強い事を言ってくれるじゃないですか

さて...紅子の仲間内には絶対のルールがあって..

同じ注文をしてはいけないんですよね

ということで...

「ウチは牛丼大盛りとタマゴ」

「じゃあ..並みとタマゴ」

「大盛りとサラダ」

「サラダと並み」

「えっと...特盛にしておこう」

「大盛りとタマゴとサラダ」

「並みと味噌汁で!」

「特盛と味噌汁にします!」

全員がオーダーを終えました

店員の子を見ると..凄い眉間に皺を寄せてる


それはそうと...

「注文を繰り返しますね..牛丼大盛りとタマゴ

 えっと...次が..特盛?」

「違います」

「あ...え? サラダ? 並み?」

「並みとタマゴですよ」

「あ..そうそう..で次が..あれ? 特盛と」

で..しばし固まると..

「っていうか..なんでみんなバラバラなんですか

 ここ牛丼屋なのに」

軽く愚痴ると..ふっと息をついて..

ポケットからメモ帳を出しました

可愛い顔に綺麗な笑みを浮かべて

「はい..ではもう1回聞きます!」

流石はプロフェッショナル!

こんな事もあろうかとメモを常備してるんですね!

 


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