2019/07/31:決断できるから英雄なのです!
昨日..ある番組で国民新党でしたっけ?
...についての言及がありました
党首のなんちゃらさんが..
憲法改正に協力するような発言をしたところ
党内で反発をくらい..あとになって..
やっぱり止めるという無様さを露呈
「これだからダメなんだよ!」と言われていました
さて...
確かに自公で2/3に足りなかったので..
憲法改正は他党からの協力が必要です
その協力をする事で..
逆に自分の党が掲げる政策を推進してもらう
これが妥当な考えですよね
そんなわけで...
というのは..維新のやり方です
これにより実績を積み上げ..
オオサカでは圧倒的な支持率を誇っています
具体的に言えば..先の参議院選挙では
唯一1選挙区に2候補を立て..
しかもふたりがワンツーで当選するという
シンパの紅子から見ても..ありえなくない?
って感じでした
もし単一候補なら2位に3倍以上の差がつきそう
それはともかく...
とは言え..国民新党でしたっけ?
..の都合も解らなくもないのですよ
彼らには支持母体があります
そして支持母体がある限りは..
その団体に対して最大限の利益を計る..
忖度をするのが民主主義なのです
立憲なんちゃらが..国益を損なう選択しかしないのも
彼らの支持母体が..日本の国益を損なう事を求めているから
彼らはプライドはないとしても..まっとうな事をしてるんです
ん..議員の資質はないですけどね!
ちなみに..
維新が柔軟な政治運営ができ..また規律が異常に厳しいのは
支持母体がない..いわゆる浮動票の上に立っているからです
一般市民からの支持がなくなれば..一瞬にして瓦解する
これは代表を始め..各議員の口癖なんですよ
それさておき...
忖度というのは悪い事ではありません
特に日本では独断専行よりも..調整して穏便に..
というのを好む傾向があります
もちろん..それだけではダメな場合も多いですよね
歴史にIFを持ちこむのは無粋ですが..
例えば..織田信長さんが調整型の人間だったとしたら
どうなっていたか
桶狭間で義元公が小休止中の情報を得たとしますね
「千載一遇のチャンス! 今こそ強襲を掛けるべし!」
と兵を挙げようとますが
部下の側近たちが..
「リスクがあるので止めましょう」
「情報が正しいとは限らないので様子を見ましょう」
「仮に小休止していたとしても近付く前に発見されます」
「そもそも義元公に争うより土下座して許してもらいましょう」
「お前が腹切れば済む話なんだよ! うつけ!」
という意見に押されて...
「んん..じゃあ..出撃止めて籠城します」
になったかもしれません
それはそれとして...
「籠城が最良です! 適当なところで裏切りますから!」
「私達は調略されているので向こうでの地位が約束されています」
「安心してください! 信長様の助命嘆願くらいしますからダメ元で」
「義元にダメ元ぉ! 超ウケるんですけどぉ!」
なんて..部下は歓迎してくれますが...
信長さんにしてみれば..全然嬉しくない状況ですよね
「せっかく平定して尾張の戦国大名になったのに」
なんて不平も口に出ますよ
でも..
「大名に拘る必要があるんですか? この国で一番にいたい?
2番じゃダメなんですか?」
なんて説得されてしまうんです
そんなこんなで...
で..大軍に取り囲まれて...
あれほど籠城に積極的だった部下も..
「最低でも開城」なんて訳の解らない事を言って..
さっさと寝返ってしまったあとで..
「やっぱりあの時..打って出るべきだったのに」
なんて言いながら..最期を迎える事になってしまいます
「次に転生したら..
リーダーシップを発揮するぞ! もう絶対に部下に惑わされない!」
そう心に決めてハリカリ
あまりの結末に同情した神様が..
記憶を残したまま転生させてくれるわけです
そして..この経験を糧に強引に突き進むようになった信長さんは
義元公を討ちとり! 天下人に!
で..まあ..最期は本能寺になるわけですけどね
リーダーシップよりもカリスマ性が必要だったんじゃないかな




