表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
142/1693

2015/05/31:恐怖とは這い寄って来るものだ!

今日は親様退院の2日目という事で...

あれこれバタバタ過ごした感じです

思っていたよりも..動き回れるようになったので..

ひとまずは安心..

せん妄の影響が少し残っているので..

時折..変なことを言いますが...

会話も普通にできるし..御飯ももりもり食べております

 

さて...

ベッド中心の生活ですが...

ちょこっと庭に出て植木を切ったり..少し散歩したりと..

日常にもアクセントを付けていくつもりでいます

ん..なんか親孝行の真似事が出来ていますね


それはそうと...

と言いつつも..原稿には2時間ほど割きました

この後..もう少し..作業してから寝るつもりです

 

それはそれとして...

恐怖とは這い寄って来る物だと思うんですよ

紅子は意外なくらい..自分の感覚を信じているので..

何か変な予感がしたら..行く道を変えたり..電車を変えたりします

もちろん..日々..ヨダレを垂らしながら健康に過ごせているので..

特に大きなトラブルもない平凡な人生です

変な予感に反して..行動していたら..どうなっていたか

まあ..今と変わらないと思うんですけどね

 

そんなわけで...

親様は昨日..

張り切りすぎたせいで..23時頃に眠りにつきました

せん妄というのは..夜間になるほど混乱が強くなるらしく

親様の話でも..2時間おきくらいに目が覚めていた

なんて言ってましたし..

病院からも..深夜に騒いだり..部屋を汚したりと

話を聞いていたので..緊張感を持って挑みました

 

それはともかく...

親様の部屋は1階..紅子の部屋は3階..

少し離れているのですが..ちょこちょこ様子を見に行く事にしました

まずは0時に確認してみると..ベッドで寝息を立てていました

5分ほど..見張っていたのですが..特に動く気配もないので部屋に戻りました

次は2時頃ですね

普通に部屋を覗いていると..ちょっと不審者っぽいので..

きちんとした格好をせねばと思ったんですよ

キッチンで包丁を取り出し..両手にそれぞれ持って枕元に立ちました

顔はプラモに使うガスマスクを付けて! まさに完璧!

しゅごーしゅごーと呼吸音を立てながら...

5分ほど..様子を見ていたのですが..熟睡できていました

 

それはさておき...

少し時間をおいて..3時ごろですね

包丁は使ったので..今度はサングラスを掛けて..白マスク

左手にトイレマジック☆リン! 右手にトイレブラシを持つという正装で..

そっとベッドの脇に立ちます

5分ほど..静かに踊っていたのですが..やはり目が覚める様子はなし

最後は就寝前の4時に行きました

麦藁帽子を被って...量販店で購入したチェーンソー(コンセントは抜いて)を持って..

ふりんふりんと身体を左右に揺らしながら..見ていたのですが..

途中で腰が痛くなって..部屋にこそこそと戻りました

 

そんなこんなで...

ようやく紅子もベッドに潜り込みながら..

熟睡できているようで良かったと..眠りにつきました

朝は8時半に下りてみると..親様もちょうど目が覚めたようで..

すごく良く眠れたと言ってました

やはり自宅だとリラックスできるようです

退院してよかったですね..これでせん妄もどんどん回復するでしょう!


そんなこともあって...

紅子の行動を見て..不思議に思った方もおられるかもですが..

どんな時にも実戦を意識しておくのは基本です

やはり...きちんと装備を整え..緊張感を高めておけば..

不測の事態にも冷静に対応できますしね!

こういう積み重ねが..人生では大事なのです!

っていうか..まあ普通の人なら..やってる事ですしね!

 


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ