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2018/05/16:人は最期に何を思うのか

ここ数日で一気に気温が上がってますよね

分厚い皮下脂肪で護られている紅子は...

マジ辛いんですけど!

皮下脂肪をパージするまで..

ちょっとだけ待ってくれませんか! 神様!


さて...

ホンの20年でいいんです!

それだけあれば! 5キロ落として理想の体重に!


それはともかく...

日本は寛大な国なので...自国を貶めても許されます

団塊世代は..反日=クールでカッコいい

という歪んだ価値観があるので..

団塊左翼というわけのわからない連中がいるそうですね

今も団塊左翼から教育を受けた世代が..

教師をやっていたりするので..

歪んだ価値観を擦り込んだりする場合もあったり..

これからはネットを中心に正しい情報も公開される時代ですからね

きちんと愛国心を養って頂きたいところです


それはそうと...

自国を貶める人間というのは..

テレビでおなじみだったりします

この手の人間には2種類あるように思えます

ひとつは純粋にお金が欲しいタイプ

シゴトが増えたり..決まったところからお金が入ったり

「愛国心とやらが金になるのか! くだらん!」

とある意味..納得できるポリシーの方々です

もうひとつは..自国を貶める事で優越感に浸るタイプ

「自分は他の国民とは違う精神的なエリートだ!」

という..良く解らない価値観で..ひたすら自国を叩く

叩けば叩くほど..自分が偉くなったような気になる裸の王様ですね

キングオブ全裸と言えば..ちょっと親しみ安くなるかな?


そんなわけで...

こういう反自国的な人間は..死ぬ寸前...

最期に何を思うんでしょうかね?

自分がやってきた事への後悔でしょうか?

入ってきたお金を考えて満足するのでしょうか?

良く解らない優越感に溺れたまま死ぬのでしょうか?

こればっかりは..紅子が永遠に知る事のない謎ですね


そんなこんなで...

最期に何を思うか...なかなかロマンチックなテーマですよね

もちろん..人それぞれ色々とあるので...想像は難しいね

戦国時代には..ハリカリ(切腹)というセレモニーがありますが

これに臨む気持ちって解らないですよね

覚悟完了なのか..無念満載なのか

ただ..辞世の句を静かにしたため...

腹に一刀を刺しこんだ瞬間に..後ろの方から..

「あ..この句..漢字間違ってんじゃね?」

「ホント..マジウケる」

なんて女子高生のひそひそ話が聞こえた来たら...

思わず..「待って! リテイク!」って叫びたくなるでしょうね

で..介錯!

ん..化けて出そうだな


それはそれとして...

生前の無念からお化けになる..なんてのがありますよ

日本でも有名なところだと...お皿を数える女性の話がありますね

9枚までがスタンダードですが..都合で18枚数えたりもします

この手の話は..ある意味女性だから絵になる気もしますよ

同じ足りない系の話でも...巨漢の僧兵(男)が...

相手から奪った武器を999まで数えて..「1本足りない..」

では..誰も喜んでくれませんよ!

っていうか...999まで付き合わされてもなって感じ!

宇宙を走る電車じゃぁないんだから!


それはさておき...

路地裏から「いちまぁい..にまぁい」と

色気の欠片もない野太い声が聞こえてきたりしましてね

ちょいと覗いたりするってぇと

筋骨隆々道着姿の大男が..正座して手元の物を数えてるわけでして

まあ..ほっといてもよかったんだが..

この熊さんってのは...お節介が羽織袴を着て歩いてるような奴でね

「どうしたんだい...兄さん」なんて声掛けちまったわけですよ

と大男は..色気も何もねえベソかいた声で...

「実はこれなんですけど..」とまあ..数えてた物を差し出し

「こりゃ..瓦だね..いやあ...なかなかいいもんだ」

で..ここで熊さんもようやく話が飲み込めて

「なるほど..家宝の皿ならぬ瓦を割っちまったってわけだね

 よし..ここはオイラに任せてくんな

 代わりに立派な瓦を用意してやるよ..

 それであんたの無念も消えるって寸法だい」

と..勇んで駆けだそうとするところを..

件の大男が..慌てて引きとめて

「お待ちください..そうではないんです」

ん? と思って熊さんが確認すると..

見事な瓦は綺麗に10枚..欠ける事なく揃ってるときた

「どういうこったい? 揃っているようだけど?」

「実は..一枚も割れなかったのが心残りで」

 


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