『伊予犬侠記』
江戸時代初期の伊予国での話です。宇和島藩伊達家に生まれた子が主人公です。面倒くさい事情で生まれた男の子が、何とか生き延びてたくましく成長します。犬や天狗などの登場人物(?)は、話の中では大変重要な位置づけですので、犬も天狗たちも大変キャラの濃い設定になっています。特に犬と主人公との関係は、小説のテーマに深いかかわりがありますので、きちんと書きたいと思っています。犬は主人公の師匠ともなり、兄貴分ともなりますので、ほぼメインキャラなのですが、なにぶん主人公がまだ赤ん坊なので、登場はまだまだ先になります。この小説のテーマは「賢いとは何か、馬鹿とは何か、一体どちらが幸せなのか。」ということにしたいと考えています。最後まで書けるように頑張ります。ああせい、とか、こうせい、といった注文がありましたら教えていただけると大変助かります。