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*人物紹介

多少ネタバレありです。

・アリア・セレスティ(17歳)

ハインレンス王立魔法学園 上級クラス5年 聖女(?)

白銀の髪(今は魔法で黒髪にしている)に紫の瞳 属性:全属性(学園では火と闇属性ということにしている)

 ただ一人の家族である妹を救うために、自らの命を犠牲にして魔王シヴァを封印する。しかし、300年後の世界でなぜか唐突に目覚め、困惑しながらも新たな人生を歩み始めることに。現代では魔王を封印した聖女として人々の崇拝を集めているが、本人はそう呼ばれるのをひどく嫌がっており周囲にも正体を隠す。

 見た目こそ美少女だが、性格・話し方ともに漢らしい。基本的に天然で、悪意には敏感、好意には鈍感という残念な感性を持つ。また莫大な魔力の持ち主でもあるが、封印の影響で当初はよくガス欠気味に。もっとも、魔力自体は徐々に回復しており、段々と本来の力を取り戻しつつある。

 300年の時差(?)から現代の常識を知らなかったり、逆に誰も知らないことを知ってたりと周りには不思議がられる。ただいまなんとか現代の生活に馴染もうと奮闘中。が、あまり成功していない。


・キラ(300歳くらい。見た目は10歳ほど)

黒髪に蒼色の瞳 アリアの使い魔 神族 獣型:狼 属性:闇

 300年間眠り続けるアリアを守っていた(?)忠狼。外見は紅顔の美少年だが、中身は真っ黒。ご主人様至上主義で、アリアのために暗躍することしばしば。その実力もかなりのもので、基本アリア以外彼を止められる人間はいない。

 闇属性なのに暗いところが苦手。好物はお菓子。お菓子のためならなんでもする。


・マリア (300年前の時点で15歳)

白銀の髪に薄紫の瞳 アリアの妹 第16代ハインレンス王国王妃

 300年前アリアの“生きる理由”であった少女。後にアスト王子と結婚して『癒しの王妃』と呼ばれる。アリアほどではないが強大な魔力を持ち、その魔力は瞳の色と共に後世へと受け継がれていく。


・アストレイ・ウィン・ハインレンス(300年前の時点で19歳)

金髪に碧眼 アリアの初恋の人 第16代ハインレンス王国国王

 300年前のハインレンス王国第一王子で、アリアに王妃の指輪を贈った人物。後にマリアと結婚するが、その真意は不明。


・ライラック・ユア・ディレイド(17歳)

茶髪に若草色の瞳 アリアの同級生 ディレイド公爵家の長男 属性:風・火

 愛称はライル。魔物に襲われていたところをアリアたちに救われ、彼女を学園に招待した。アリアたちが一文無しだと聞き、助けてくれたお礼と称して当面の生活費を無利子で(ほぼ無理やり)貸す。

 300年前アリアが毛嫌いしていた極悪宰相の子孫。陽気な性格でどんな人とでもすぐ打ち解けることができる。イタズラ好きで、ある意味貴族らしくない。


・ルナ(302歳。見た目は5歳)

エメラルド色の髪に瑠璃色の瞳 ライルの使い魔 神族 獣型:ドラゴン 属性:風

 300年前、まだ幼獣の時に地界に迷いこみ、密猟者に狙われていたところをアリアに救われた。その時の恩を返そうと、召還の儀で無理矢理押し掛けてくる。そして、なんやかんやでライルと契約。幼女の見た目通り、性格は天真爛漫。人の話をあまり聞かず、強大なドラゴンの力も相俟って、周囲への被害は甚大。特にライルの心労は計り知れない。


・レストシア・クライス・ハインレンス(17歳)

金髪に薄紫の瞳 アリアの同級生 ハインレンス王国第二王子 属性:光・水

 愛称はレスト。ライルとは幼馴染。学園では生徒一の魔力の持ち主といわれている(ただし、本来はアリアの魔力のほうが上)。魔法の才がある&王家の密命(次期国王の嫁探し)のために嫌々ながら学園に入学。基本無愛想で、クラスメイトからはその身分の高さからも敬遠されがち。

 律儀かつ生真面目な性格で、ライルやフィルにはよく雷を落としている。王子だが、一番の常識人で苦労人。ちなみに聖女マニアで幼いころから聖女を崇拝している。

 薄紫の瞳と強大な魔力は、マリアの血を受け継いでいるせい。外見はアスト王子そっくりだが、そう言われることを嫌う。


・ミア・グレン(17歳)

赤髪に茶色の瞳 アリアの同級生 平民 属性:土・闇

 アリアにとっては、初めての女ともだち。上級クラスで唯一の平民で、成長につれて魔力が増える特異体質の持ち主。本来なら初級クラスで卒業するはずだったが、魔法士になって大金を稼げば幼い弟たちの生活費や学費も賄え、母親にも楽をさせられると思い、上級クラスへの進学を決意する。

 アリアとは同じ平民として仲間意識が芽生え、すぐに親友になる。意外と小悪魔的な性格の持ち主。


・クー(8歳くらい)

茶色の体毛に水色の瞳 ミアの使い魔 聖獣 獣型:リス 属性:土

 言葉が片言なこともあり、聖獣としての力はそれほど強くない。しかし、召喚された当初からミアに懐いており、その相性はいい。ミアにはほぼペット扱いされているが、気にしていない。


・フィリック・ダン・リンメル(17歳)

薄金色の髪に橙色の瞳 アリアの同級生 リンメル伯爵家の次男 属性:水・風

 愛称はフィル。お調子者なうえに大の女好きで、女とみれば誰でも口説く変態。女性には優しい一方で、野郎にはかなり厳しい。授業中は大体寝ているか、女の子観察をしてるかのどちらかだが、なぜか成績はいい。意外と手先が器用で、魔法具をつくるのが得意。

 最近の悩みは使い魔が冷たいこと。


・サラスティ(70歳くらい)

透明な青色の体に薄い藍色の瞳 フィルの使い魔 聖獣 獣型:魚に似ている 属性:水

 「~じゃ」という独特の話し方をする毒舌家で、その言動からメスだと予測される。主であるフィルには敬意の欠片も抱いていない。魚の姿をとっているがその表情は豊かで、フィルにはよく呆れた顔をしている。


・ローズマリア・ランシィ ・ベルドット(17歳)

灰銀の髪に薄紅色の瞳 アリアの同級生 ベルドット公爵家の一人娘 属性:火

 愛称はローズ。ライルとは従兄弟同士。クラスで孤立するミアと仲良くしようとしたが、生粋のお嬢様として育ったため庶民の話ができず、内容は貴族の自慢話のようなものになっていた。しかし、アリアを通じてようやくミアにもわかりにくい気遣いが伝わり、それを契機に二人と仲良くなる。

 基本どんな相手に対しても公平で、言いたいことはズバズバ言う性格。実は上級クラスにおいてただひとり1属性しか使えないことが密かなコンプレックス。レストにホノ字。


・フラウ(?)

深紅の髪に海色の瞳 ローズの使い魔 神族 獣型:蜥蜴 属性:火

 火属性の上級神族で、火の大精霊フレイアとも面識を持つことからその地位も高いと思われる。主をからかうのが趣味で、よくローズの怒りを買っている。


・バッシュ・フラスト(35歳)

深緑の髪に常盤色の瞳 アリアたちの担任 元宮廷魔法士 属性:土・火

 常に飄々とした態度を崩さず、アリアからは“食えない男”と認識されている。そのいい加減な性格にも関わらず、意外にも生徒からの人気は高い。アリアの出自を疑っている。


・ニーナ・シンク・ヒーストン(72歳)

白髪に茶色の瞳 ハインレンス王立魔法学園の学園長 属性:水・光

 一番の苦労人。最近はもっぱら破壊魔アリアによる学園の財政危機に頭を悩ませている。


・ギルネシア・オルス・ハインレンス(20歳)

金髪に翠色の瞳 レストの兄 ハインレンス王国第一王子 属性:光

 “黄薔薇の君”と称されるほど端正な顔立ちをしており、貴族の娘たちからは絶大な支持を受けている。王族にしては魔力量が少なく、それが原因でレストとの間に密かに後継者争いが生じている。

 弟大好きのブラコンだが、その本人に嫌われていることに気づいていない、ある意味かわいそうな人。


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